対巨大生物/巨人用強襲型重装甲列車<扶桑号>

200m級以下の巨大生物や巨人が出現した際にその前方で壁となって砲撃することを目的とした装甲列車。
外見は旧軍の九四式装甲列車や独装甲列車を参考としておりよく似ている。
車体はどれも至近距離からの140mm砲弾の直撃に耐え得るよう設計されており、重要区画(指揮所、弾薬庫等)に至っては203mm砲の直撃に耐える。
最大速度は80km/時




先頭警戒車

20mm単装機関砲×2

12.7mm重機関銃×4


線路上の爆薬や地雷等トラップ類を発見するための車両。
強力なセンサー類を装備している。
車体前部の左右に20mm機関砲、側面に12.7mm機関銃をケースメイト形式で装備している。
他に、車体側面には開閉式の銃眼を片側二ヶ所計四ヶ所設置されており、分隊支援火器や小銃による射撃も可能。
副電源車でもあり、強力なモーターを有する。
自走可能。




甲型砲車

140mm四〇口径単装砲×1

12.7mm重機関銃×4


火力の要となる車両。
砲塔式の140mm砲と簡易射撃指揮所を装備。
車体側面にはケースメイト形式で12.7mm機関銃を装備。
銃眼も八ヶ所設置されている。




乙型砲車

88mm五五口径単装砲×2

57mm五〇口径単装砲×2

20mm単装機関砲×4

12.7mm重機関銃×4


88mm砲を前方に向けて車体上部後方に背負い式に砲塔で、57mm砲を車体前部中段左右、20mm機関砲を車体前後部左右にケースメイト形式で装備した車両。
高射射撃が可能な中~近距離戦用の車両。
射撃指揮は指揮車か甲砲車に依存。
車体側面は甲型に準ずる。




丙型砲車

88mm五五口径単装砲×2

57mm五〇口径単装砲×2

20mm単装機関砲×4

12.7mm重機関銃×4


88mm砲を車体上部前後方向に砲塔式で、57mm砲を車体中央中段左右、20mm機関砲を車体前後部左右にケースメイト形式で装備した車両。
高射射撃が可能な中~近距離戦用の車両。
簡易射撃指揮所は車体中央に装備。
車体側面は甲型に準ずる。




指揮通信車

12.7mm重機関銃×2

7.62mm機関銃×2


球形レーダーや大型センサー、各種指揮管制装置等を搭載する要の車両。
電源車も兼任していて強力なモーターを搭載している。
これが機能停止すると<扶桑号>自体が木偶と化す。
小規模ながらシャワールームやキッチン、個室を装備する。
自走可能。




後方戦闘指揮車

20mm単装機関砲×2

12.7mm重機関銃×2


車体後部左右に20mm機関砲をケースメイト形式で装備した車両。
主に後方警戒のための車両でセンサー類が多数搭載されている。
指揮通信車に次ぐ管制性能を持つ。
銃眼四ヶ所を備える。
副電源車で強力なモーターを備える。
自走可能。




D51改形蒸気機関車


牽引用機関車として開発された蒸気機関車。
外観と基本設計こそD51形蒸気機関車と同じだが、性能は別物。
最高速度こそ80km/時から変わらないが、馬力がケタ違いでどれだけ車両を引こうが速度は落ちない、息切れしないと化物じみた性能を持つ。
指揮通信車からの遠隔操作で運転可能。
普段は装甲に覆われているため煙突の生えた長方形と二~三回り小さい長方形がくっ付いているように見える。




電源車

12.7mm重機関銃×2


強力なモーターそのものと言った車両。
これ1両で全車への電力供給が可能。
特に装甲の厚い車両でもある。




工作車

12.7mm重機関銃×2


各種機材を搭載した車両。
現場での各種応急修理、機動射出車用機材の再積載等を行うためのもの。




機動射出車

UAVランチャー×1


無人観測機や吊光弾、空中散布式地雷等を搭載、射出するための車両。
巡航誘導弾の運用も可能。




貨物車


装甲兵員輸送車

至近距離からの40mm機関砲を防ぐ装甲を持つ兵員輸送用の貨車。
完全武装の兵員30名を輸送可能。
銃眼一六ヶ所を装備。


輸送車甲

外装はあるが装甲はなくただ雨風を防ぐだけの車両。
主に物資運搬用。
外見はワキ型有蓋貨車。


輸送車乙

外観はトキ型無蓋貨車だが、第四世代MBTが上で超信地旋回しても壊れないほど頑丈。
主に車両運搬用。
線路や枕木等の運搬にも使われる。


生活車

最大収容人員20名の風呂やキッチン、寝台完備の車両。


噴進砲車

装甲兵員輸送車を改造して作ったロケット砲装備車両。
MLRSランチャーポッド2基を装備している使い捨て車両。
指揮通信車、後方戦闘指揮車からの遠隔操作の他、車体中央の制御盤で射撃可能。






基本編成

←進行方向 警戒‐壱号甲‐弐号甲‐乙‐指揮通信‐機関車‐電源‐工作‐射出‐壱号丙‐弐号丙‐後方指揮‐貨車連結部