【青い空、白い雲、大きなおっぱい】

※これはもらるぎあさんの『ジャイアントシホ with リリィ&小春@海!』とコラボした小説になります。




※登場人物

・シホ:13歳、身長139㎝、おっぱい126㎝、Xカップ、ビックリすることで巨大化する体質

・リリィ:身長162㎝、おっぱい156cm、年齢不詳、性格はドS、ソラツオーベル財閥当主かつメイド、裏社会を統べることができる権力とありあまる財力で実現不可能とも思われる事も可能とする科学力を有しており、彼女の前には不可能という文字はない。


・小春:年齢不詳、狸族、身長・体重・おっぱいのサイズとも変幻自在だが通常はだいたい身長160㎝くらい、おっぱいは巨乳~爆乳サイズくらいになっていることが多い。
エサをくれる人に懐き、おっぱいが大好き。性格は自由気まま



※シホはもらるぎあさんのキャラ、リリィはドエムさんのキャラ、小春はtokaさんのキャラです。










『それでは明日、指定したビーチへ時間通りに来てくださいな。お待ちしておりますわ。』


そんな電話がリリィさんからかかってきたのは昨日の事。
また私とイリエちゃんに撮影のバイトをしないかとリリィさんから連絡がきたの。
返事はもちろんOK。
前の撮影では地球をおっぱいで潰しちゃったりもしたけど、結局元に戻ったから問題ないし、それにバイト代を凄くたくさんもらったから・・・・


私とイリエちゃんはうっかり大きくなることは時々ある。
その時元の大きさに戻るのに時間がかかるとお腹が空いちゃうんだよね。
でも大きくなった私達を満足させられる量の食べ物なんてないし、お腹の足しにちょっとだけ食べ物をつまんだ時にはお小遣いが吹っ飛んじゃった事だって何度もあった。
だからたくさん・・・凄くたくさんバイト代をくれるリリィさんのバイトは断る理由があんまりないの。
まぁイリエちゃんはあまりいい顔はしないんだけどね。


「う~ん!いい天気いい天気♪朝はすっごく曇ってたからどうなる事かと思ったけど晴れてよかった~!せっかくの撮影なんだし天気がいい方が気持ちいいしね♪」


私は前回リリィさんにもらった水着に着替えて指定されたビーチへと足を踏み入れた。
このビーチはリリィさんの所有物のひとつらしく私の他には誰も来ていない。
いわゆるお金持ちだけが持ってるというプライベートビーチってやつだ。


「あぁ~!!やっぱり海って最高だな~!それにしても誰も来てないな~。確かイリエちゃんは私よりも先に来てる筈だし、リリィさんだっていると思うのに・・・・ひぃあぁぁっ!?」


誰もいないと思っていた矢先に背後から手が現れて私のおっぱいを豪快に揉み始めた。
正直これにはビックリしてしまい、そのせいで私の身体はムクムクと大きくなり3m程になってしまった。



「うわぁ~!本当に身体が大きくなっちゃった!あなたがリリィちゃんが言ってた女の子ね~!?」


私のおっぱいを背後から揉んだ犯人と思われる人はいつの間にか私の正面に回り込んでいた。
私は3mになった身体でその人を見下ろしながら、ちょっと不機嫌そうに話しかけた。


「もう~!ビックリして大きくなっちゃったじゃない!!急に後ろからおっぱい揉まないでよ~!!」



見た所身長は160㎝くらい、おっぱいは私やイリエちゃんより小さいけど普通の人からみたら十分に爆乳と呼べるくらいの大きさがあり、年は大学生くらいのお姉さんに見える。
でも格好がなんかおかしい。頭には獣の耳を付け、手には茶色の大きなグローブみたいなもの、身体は茶色ベースのヘンテコな服、お尻には丸くずんぐりとした縞々の尻尾。
これってなんだか・・・・・・


「タヌキのコスプレ?・・・・ところでお姉さんはリリィさんの知り合いなの?」



「コスプレじゃないよ~!だって私本物のタヌキだもんっ!ほら見てて・・・ドロンッ!!」


掛け声と同時に土煙が自称タヌキのお姉さんを包み込んだ。その数秒後視界が戻るとお姉さんの服はヘンテコな格好からスク水へと変わっていた。
ただ頭の上の耳と手袋と尻尾はそのままなので服だけ着替えたようにしか見えない。


「早着替え?」


「まぁ細かいことは気にしない気にしない!ところでさっきのもう一つの質問の答えだけどリリィちゃんの知り合いってのは合ってるよ。というかリリィちゃんの家に最近ずっといるの。いつもご飯くれるし、時々おっぱい触らせてくれるし天国みたいだよ~♪あっ!でもリリィちゃんたまに悪い顔して虐めてくるときがあるから天国ではないかも・・・・」


「えっと・・・苦労してるんですね・・・・」


「でもでも今日はリリィちゃん以外のおっぱい揉めるって聞いてやってきたんだよ!青い空、白い雲、そして大きなおっぱい!これって最高のシチュエーションじゃない!?・・・という訳でいただきま~す♪」


「やぁぁんっ!ちょっとお姉さん止めてよ~!!!」



今の私の身長は3m、よほど身長が高い人じゃないとジャンプしたって私のおっぱいには手が届かない筈。でもこのお姉さんは人間離れした跳躍力でいともたやすく私のおっぱいに飛びかかってきた。もしかすると本当に人間じゃなくてタヌキなのかも・・・・


「こらっ!小春!私が水着に着替えるまで待っていなさいと言ったでしょう!シホちゃんから離れてそこへお坐りなさいっ!!」


声のした方を見下ろすとやはりそれはリリィさんだった。
小春と呼ばれたお姉さんは余程リリィさんにちょうきょ・・・・躾けられているのかその言葉を聞いた瞬間に砂浜に正座していた。



「きゅぅぅ~ん!私犬じゃないよ~!それにリリィちゃんが着替えるの遅いから待ちきれなかったんだもん!」


「当たり前じゃない。私のこのおっぱいを水着に収めるのにどれだけ苦労したと思っているんですの?」


リリィさんは黒のビキニを付け腰にはパレオをまとっている。
ビキニのサイズはもちろん規格外なサイズ、普段の大きさの私とイリエちゃんでもかなわないサイズの特大おっぱいなのだから。
確かにこれだけ大きいと水着を付けるだけでも一苦労いりそうだ。


「ねぇリリィちゃんここ砂浜だから正座すると熱いよ~!私焼きタヌキになっちゃう!お仕置きならもういいでしょ?」


「あら?これがお仕置きだったら身体を砂粒並みに小さくしてこの砂浜のど真ん中に放り出して1日中過ごしてもらうところですわ。こんなものお仕置きにも入りませんのよ。まぁ今回はシホちゃんとイチャイチャしてもらうためにここに連れてきたのですから、このくらいにしてあげますわ。」


「やった~!シホちゃんさっきはゴメンね。改めまして私は小春。おっぱいに目がなくてついついシホちゃんのおっぱい揉みたくなっちゃったの。まぁせっかく海に来たんだから気を取り直して水辺でボール遊びでもしよう?」


「うん。いいよ!私もちょうど海に来たら遊びたいと思ってたところだから♪」


パシャパシャ・・・・



リリィさんが見守る中私と小春さんはビーチボールで遊び始めた。
しかしその平穏も長くは続かなかった・・・・


「そ~れ!いっくよ~!とりゃ~!!」


パァァァンッ!!!!


小春さんが投げたビーチボールが私の顔の前に来た時いきなり大きな音を出して破裂したのだ。


きゃああぁぁぁぁぁぁっ!!


ズズーンッ!!!!



不意を突かれた私はビックリしてしまい、今度は元の10倍くらいの大きさに巨大化してしまった。
そしてそのまま後ろに倒れてしまったので今は仰向けになって太陽を見上げてる感じだ。


「いひひ・・・ゴメンね~!またビックリさせたくてそのボール私の術でタイミングよく破裂させたの!うひぁ~!これだけ巨大化したらおっぱいも私の身体よりおっきいや!いや~絶景だな~♪それ~おっぱいにダイブだ~♪」


ぽよんっ!!ぽよんっ!!


仰向けの状態の私のおっぱいの上で小春さんが飛び跳ねている。


「もうっ!わざとビックリさせるなんて酷いよ~!それに私のおっぱいはトランポリンじゃないんだから遊ばないで~!!」


「だってこんなに大きいおっぱいなんて普通じゃ味わえないんだよ!?そりゃ驚かせて巨大化させるだけの価値があるよ!・・・ふにゃぁぁぁ~ふかふかのおっぱいで寝っころがるの最高ぉぉ~♪」


「小春さんそろそろ止めてよ~!このままじゃ撮影だってできないよ?」


「あら私なら全然構いませんわよ。おっぱいをベッドにして寝るだなんて殿方達のロマンでしょう?それに元々小春と絡ませて反応を楽しむのも想定内ですからむしろ・・・小春、もっとシホさんと遊んでくださいな。」


「は~い!言われなくてもそのつもりだよ~♪」


「ちょっとリリィさん!?・・・・きゃあっ!!うぅあぅううんぁ・・・・ちょ・・・・そんなところに入らないでよぉ~!!」


私は小春さんを捕まえようと手を伸ばすが狸の脚力のせいか小春さんは不安定極まりないおっぱいの上で縦横無尽に逃げ回ってなかなか捕まえることができない。
逆に私のおっぱいをイジって遊ぶ余裕さえあるくらいだ。
手を伸ばすとおっぱいの深い谷間に逃げ込まれたり、水着の中に入りこまれて乳首を刺激されたり・・・


「はぁ~!楽しんだ楽しんだ♪シホちゃんのおっぱい十分に味あわせてもらったよ!ありがとね♪」


「や・・・やっと終わったの?」


疲労が出てる私と違って小春さんはあれだけ動き回ったのにかかわらずむしろツヤツヤしてリフレッシュした顔をしていた。
ちなみに今も満足そうな顔をして私のおっぱいの上で大の字で寝てるけどもう起こる気力も無かった。



「あっ!そういえばリリィさん、イリエちゃんはどこにいったんですか?私よりも先にこのビーチに来てる筈なのに・・・・・」


小春さんに弄ばれてすっかり忘れてたけど、ふとイリエちゃんの事を思い出して聞いてみた。


「イリエさんなら最初からここにいますわよ。どこにいるか分かりませんか?」


私は周囲を見渡してみた・・・とはいってもおっぱいの上に小春さんが乗ってるので落とさないように首が動かせる範囲内でだけど。
困ったことに何処にも違和感がない、でもぼんやりと空を眺めながら考え込んでいる時にふと気づくところがあった。


「あの雲さっきからずっと動いてない?というか他の雲も全然形が変わってない!?」


「良い所に気が付きましたわね。ではそろそろ種明かしをしましょうか・・・・」


リリィさんが合図をすると急に空の向こうから巨大な何かが近づいてきた。


「私ずっとここにいたのにまさか気付かれないとは思わなかったよ!」



とてつもなく大きな声が上空から響いてくる。
そう、空から現れたのはイリエちゃんの顔だった。
100万倍に巨大化したイリエちゃんがうつ伏せになって見下ろしているのだ。
ちょうど太平洋側に見える青空はイリエちゃんの水着の柄。普通なら気付きそうなものだけど水着の面積が広すぎてここから見える水平線の距離よりもまだ大きく、視認できる範囲では水着しか見えずおっぱいの肌色が見えないから気付かなかったのだ。
ついでにいうとうつ伏せの状態でも頭は成層圏を超えているからイリエちゃんの顔にも気付けなかったということみたい。
今こうして顔を近づけてきたから空一面にイリエちゃんの顔が分かる。
近づけたといってもまだ100㎞以上は上空だから少し霞んで見えるけどね。



「シホちゃん大丈夫?ビックリしなかった?」



イリエちゃんは気を使って小さな声で話してると思うけどそれでも凄まじく大きな音が響いてくる。


「うん!イリエちゃんが顔を近づける前になんとなく気付いたからビックリしたのは少しだけだったよ!」


「まぁ、せっかく驚かせようと思ったのに意外と上手くいかないものですわね。」


あまりビックリしなかったとはいえ、まったく巨大化してない訳じゃない。
さっきの10倍の状態からさらに10倍大きくなり元の100倍の大きさにはなってる。
リリィさん的には物足りないみたいだったけどね。


「じゃあ私が驚かせてあげようか?」


「小春さんはもういい加減にしてください!」


私はおっぱいの上にいる相対的に豆粒サイズの小春さんを少し睨んだ後、再び上空の・・・イリエちゃんの方に視線を移した・・・・はずだった。



「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」



しかしそこにあったのは恐ろしい形相をした鬼の顔だった。
そして今にも私を食べようといわんばかりにジワジワと近づいてくる。
空一面に広がる鬼の顔が牙をむいて大きな口を広げて落ちてくる。
そんなものを見て驚かない訳がなかった。


「ちょ・・・シホちゃんどうしたの!?落ち着いて・・・・」



そんな声が聞こえてきたけどもう遅い・・・・・・・


「あれ?ここは・・・・・私は・・・・?」


周囲には何もなく漆黒の空間に小さな粒が蛍の光よりも弱弱しく輝いていた。



「今のシホさんの大きさは銀河サイズになっていますわ。まさかここまで大きくなるなんて・・・・小春を褒めるべきか叱るべきか悩みますわ。」


そんなリリィさんの声が頭に直接響いてきた。
きっと大きさの差があり過ぎて会話にならないのでリリィさんの家の科学力でテレパシーみたいなもので会話してるのだと思う。


「私そんなに大きくなっちゃったんですか!?ところでさっきの鬼は・・・!?」


思い出しただけでも身震いするほど恐ろしいものだった。
私はさっきの事を思い浮かべただけで身体がさらに二回りくらい大きくなってしまった。
そのせいで周囲に浮かんでたいくつかの銀河が私のおっぱいやお尻にぶつかって儚く散っていったけどこれはもう仕方ない。


「だからそれは小春の仕業ですわ。イリエちゃんの顔を鬼みたいに見えるように幻覚を見せたのでしょうね。」


「もう小春さんのバカー!!!!」


宇宙空間だから音は響かない筈なのに私の大声の衝撃波のようなもので顔の前にあった銀河を吹き飛ばしてしまったけどもう気にならなかった。


その後リリィさんのおかげでまた地球と私達の住んでる銀河は再生して元通りになったけど、前回と比べて範囲が桁違いに大きいので再生には時間がかかった。
結局私はおっぱいの上に避難していたリリィさんとイリエちゃんと小春さんを載せたまま途方もない大きさの状態で数日過ごす羽目になった。