婦警「あら、あなたも迷子なの?」
俺達を手のひらに乗せた少女は突如現れた超巨大な婦警さんに呼び止められた。その大きさは何と少女よりさらに1000倍も大きい。
俺から見たら1億倍くらいだろうか、もう大きすぎて何がなんだか分からなくなってしまう。
少女「まぁそんな所です!この延々と続く谷から出られなくて‥‥‥」
婦警「谷?あぁこれのことね!私の手のひらに乗って見てみたら分かると思うわ!」
そして婦警の手のひらに少女は乗せられて驚いた。巨大な谷は1つだけではなくいくつもあり、まるで何かの模様のようだった。
少女「まるで何かの模様みたいですね。一体此処は何処なんですか?」
婦警「聞いて驚かないでね!‥‥‥‥‥ここは私よりさらに巨大な女子高生の手のひらの上よ!あなたが巨大な谷だと思っていたのは指紋の溝にすぎなかったの」
少女「そんなことって‥‥‥」
婦警「嘘じゃないわ!ほら向こうを見てごらんなさい。遠くに高くそびえている5本の塔が指よ!」
言われて見てみると遙か遠くに5本の塔が見える、だがあまりにも遠すぎて霞んで見える程だ。
女子高生「婦警さん!何をコソコソ話してるんですか?まさか私に内緒で陰口でも言ってるんじゃないでしょうね!?」
その時、超巨大女子高生が話しかけてきた。婦警さんの1万倍はあるであろうその巨体は俺から見たら1兆倍‥‥‥もはや元々同じ人間であったとは到底信じられない。
まさに世界そのものと言っても過言じゃない大きさだ。
婦警「い‥いいえ!私はただ小さな女の子達に話をしていただけで‥‥‥」
女子高生「何~!もっと大きな声で言ってくれないと全然聞こえないんですけど~!あなた仮にも警察官でしょ!?もっと気合い入れて話しなさいよ!」
婦警「そんな‥‥私これでも本気で大声出しているんですよ!」
女子高生「だから~全然聞こえませ~ん!もういいわ、そんなやる気のない婦警さんにはお仕置きが必要ね!しばらくここに入ってなさい!」
女子高生はおもむろにブラを外すと惑星よりも巨大な超スケールの爆乳をさらけだした。あの爆乳にもし人が住んだなら一体何千億‥‥いや何兆人の人々が生活できるだろうか。
そして婦警さんは女子高生の乳腺の中へと消えていった。
女子高生「潰されなかっただけ有り難いと思いなさい!まぁでも婦警さんはこれから一生私の乳腺の中で暮らしてもらうからね!」
それは婦警さんだけでなく俺・ミサキ・少女そして数多くの人間が閉じこめられたということだ。そして女子高生は何事もなかったかのようにブラを付け直した。
女子高生「それにしても、このピンクの平野はどこまで続くのかしら?」
女子高生は歩き続けた。足を踏み出す度に見えない程小さな人間を踏み潰しているかもしれないと思うとゾクゾクして興奮してしまう。
だが足下はピンクの地面以外は何も見えない。そこには何もないかもしれないし、もしかしたら本当に小人達がいるのかもしれない。どちらにしても女子高生は歩く度にドンドン興奮していった。
女子高生「何でこんな所に飛ばされてきたか知らないけど、凄く良いところね。ここだと私が一番大きくて強いんだから!小人達から見たら私は神様かしら?ああぁん想像するだけでまた興奮しちゃうわぁ~!!!」
女子高生は興奮していた為、気づかなかったが辺りはいつの間にか夜のように暗くなっていた。
女子高生「あら随分と暗くなったわね?もう夜かしら?それにしてもさっきまで明るかったのにいきなり過ぎるわね!どうなっているのかしら‥‥‥‥‥えっ!?‥‥‥‥‥‥‥」
疑問に思った女子高生が空を見上げると空が落ちてきていた。巨大過ぎて分かりにくいが、よく見てみると空を覆い尽くして余りあるそれは巨大な足であった。
女子高生「嘘‥‥ウソ‥‥‥うそ‥‥‥‥有り得ないわ!!私こそがこの世界の神様なのにぃぃぃぃぃぃ!!!」
そうこうしている間にも巨大な足は迫ってくる。あまりにも巨大過ぎてもはや逃げることさえ不可能だった。
ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
女子高生はその足の下に消えてしまった。
女子高生「私‥‥生きてる!?此処はどこなの!?」
何と女子高生は足の下にいるにも関わらず生きていたのだ。そうその場所は土踏まずだったのだ。だが、たかが土踏まずとはいっても女子高生にはどれだけ背伸びしても届かない。
遙か彼方に足の裏は存在しているのだ。女子高生の10億倍‥‥それがその足の持ち主の大きさだった。その足の持ち主にとってみれば女子高生など微生物以下。存在していないも同然の価値であった。
シルク「ふえぇぇん!また失敗しちゃったよぉ~!」
純白のローブに身を包んだ少女、どうやら白魔導師(シスター)らしく清楚な出で立ちをしている。だがその胸元は彼女の爆乳によってこれでもかという程に膨らんでいる。
白魔導師だと言われなければただのエロいコスプレにも見えなく無い。
メア「またぁ!?これでもう何回目よ?‥‥で今度は何やらかしたの?」
白魔導師に向かって話しかける少女、どうやらこちらは黒魔導師らしい。白魔導師の少女より胸は小振りであるが、普通の人と比べると十分な巨乳である。
シルク「えっとね、転送魔法と縮小魔法が暴走しちゃったみたいなの。その場所なんだけど‥‥」
メア「どうしたのよ?何処か世界の果てまで転送しちゃったの?」
シルク「違うの!転送場所は私の乳首だったみたい‥‥‥」
メア「はぁ‥‥あんたは何でいつもそんな変な間違いが多いのかしらね!ところで何を転送したの?」
シルク「えっと‥‥それがよく分からないの。何だかいつもより沢山の人が乳首にいるような気もするんだけど全然見えなくて‥‥ねぇメアちゃん、私の乳首に小人さんがいないか見てきてくれない?」
メア「仕方ないわね‥‥言っておくけどシルクの乳首をイジりたい訳じゃないんだからね!ただ小人がいないか確認しにいくだけなんだからねっ!!」
シルクと呼ばれた少女が白魔導師、メアと呼ばれた少女が黒魔導師のようだ。
そして今日のメアは何故かツンデレ状態であった。
《シルクの乳首の上》
シルク「ねぇメアちゃん!小人さん見つかった?」
シルクは1万分の1の大きさに縮小したメアに向かって話しかける。これ程小さくなればシルクには見えない小人でも見つけることができるだろう。
メア「ねぇ本当に此処に小人がいるの?何も見つからないわよ!」
メアは自分の土踏まずの下に女子高生を収めてしまっているだなんて夢にも思わないであろう。今の状態のメアより10億分の1の大きさの人間など存在していないも同然であった。
シルク「あれ~おかしいな~?何だか小人さんがいるような気がしたんだけど‥‥」
メア「気のせいだったんじゃないの?それより今から昨夜の続き‥‥やらない?」
シルク「えぇ!?メアちゃんまだお昼だよぉ!」
メア「そんなことどうだっていいじゃない!シルクにソノ気がなくても勝手に始めるわよ!」
元の大きさに戻ったメアはシルクの唇を奪う。そしてそのままベッドへとなだれ込み、2人は真っ昼間から愛し合うのだった。
いまやシルクとメアを除く全ての人間がシルクの乳首にいるだなんて誰が想像できただろうか。縮小された人々にとってはあまりにも巨大なため乳首だとは到底気づくこともなく、またシルク達も小さ過ぎる人間に気づくことはなかった。
これから人類はシルクの乳首という新たな母なる大地の元で繁栄していくのだった‥‥‥
《あとがき》
今回はG-Forkでご活躍されているドエム様の【ある勇者の冒険】よりシルクとメアを少しだけお借りしました。(ドエム様の了承は得ています)
コラボと呼べる代物かは分かりませんが、できるだけ原作のイメージを崩さないように書いたつもりです。
それからだんだんとスケールがとんでもないことになって分かりにくいと思いますので、ちょっと一覧を以下に書きますね。
・俺(タケル):1倍(タケル基準)
・ミサキ:100倍(タケル基準)
・少女:10万倍(タケル基準)
1000倍(ミサキ基準)
・婦警:1億倍(タケル基準)
100万倍(ミサキ基準)
1000倍(少女基準)
・女子高生:1兆倍(タケル基準)
100億倍(ミサキ基準)
1000万倍(少女基準)
1万倍(婦警基準)
・メア:1000000000000000000000倍(タケル基準)
※10ガイ倍(ガイ)が変換できませんでした
1000京倍(ミサキ基準)
1京倍(少女基準)
10兆倍(婦警基準)
10億倍(女子高生基準)
・シルク:10000000000000000000000000倍(タケル基準)
※10シ倍(シ)が変換できませんでした
100ガイ倍(ミサキ基準)
1000京倍(少女基準)
1京倍(婦警基準)
1兆倍(女子高生基準)
1万倍(メア基準)
いざ書いてみたら余計に滅茶苦茶な数字だったことが判明しました(笑)
あまりよく考えずに書いていくととんでもないことになりますね。
あまりにも『0』が多いので、もしかしたら書き間違えがあるかも‥‥その時はすみません(汗)