※再び双葉視点※

双葉「ふ~ん♪ふふふ~ん♪」

私はアメリカへ向けて鼻歌まじりに歩いて行く。まるでピクニックのような気分だ。


ピチャッ!ピチャッ!ピチャッ!


当然日本からアメリカへ行くには太平洋を横断する必要がある‥‥が今の私にとっては広大な海原も水たまり程度‥‥いやそれ以下だ。なにせ湿り気のある地面にしか感じられないのだから。
ちなみに私が一歩踏み出す度に靴下が海水を容赦なく吸い上げてしまっているようで、地球規模で海面がみるみる下がっていっている。まぁ私にとっては海面が1m下がろうが、10m下がろうがその違いを感じる事は無理な話であるが‥‥‥。人間にとってはとてつもない量の海水を奪われてしまうという一大事‥‥‥それ程の海水を靴下は吸い込んでいるにも関わらず、私にはほんの少し湿っている程度にしか感じられない。

双葉「あれっ!?もう着いちゃったぁ~!30秒もかからなかったよ!地球って本当に小さいのね!」

私は今、北アメリカ大陸の西海岸の沖合に立っている。すぐにでも上陸して遊びたい気分だが、ここでちょっと考える。今の私は『神様』なのだから、もっとふさわしい身体にならないと『人間』への示しがつかないような気がするのだ。身長こそとてつもないサイズになっているけど、私の身体は日本人としての体型のまま。長身で脚も長く、おっぱいも凄く大きいであろうアメリカ人には見劣りしてしまうかもしれない‥‥それは『神様』である私のプライドが許さなかった。

双葉「アメリカに上陸する前に身体をもっとセクシーにしなきゃっ!!だって私は『神様』なんだもの。『人間』よりスタイルが劣るなんてあってはいけないわ!‥‥‥それっ!!」

ムクムク‥‥ムクムク‥‥グググググググゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!

かけ声と共に私の身体は大きく‥‥といっても巨大化する時とは違って緩やかに大きくなっていく。脚はドンドン伸びていき、モデルのようにスラッとした長い脚‥‥それでいて思春期の女の子らしいむちむち感の残る色気のある脚になった。ウエストは元々引き締めていたつもりであったが、それ以上に‥‥まるで漫画に出てくる女の子のようにキュッとしたくびれを手に入れた。

双葉「そうそう!神様はやっぱりこうでなくっちゃ!それじゃあ最後の仕上げはおっぱいね!」

私のおっぱいは巨大化と共に何故か少しずつ大きくなっている事には薄々感じてはいたが、これではまだ物足りない。私は胸に意識を集中させるとおっぱいはまるで風船に空気を入れるように膨らんでいく。

ググググググググゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!‥‥ビリッ!‥‥ビリッ!‥‥ビリリッ!!

ドンドン体積を増していくおっぱいに耐えかねて、制服にいくつもの亀裂が入っていき、今にも破れてしまいそう‥‥‥というところでようやく成長が止まった。

双葉「これでよしっと!!‥‥それにしても制服がだいぶ小さくなっちゃったなぁ‥‥何だかスースーするし、それにこれじゃあ服着てる方がかえってエロいような‥‥」

成長した私の身長は1600kmから2000kmになり、脚もだいぶ長くなったせいでスカートが意味をなしてなかった。なにせ正面から見ても私のパンツ‥‥はさっき捨てたので‥‥私のアソコが丸見えの状態だった。上半身の制服も、頭よりも大きくなった‥‥まるでメロンのようなおっぱいにだいぶ生地をとられてしまい、お臍が顔を出すどころじゃなく、下乳全快でかろうじて乳首が見えない程度のギリギリの状態だった。しかもところどころ亀裂が入っているせいで、何だかとてもエロく見えてしまう。

双葉「もう制服脱いじゃえっ!!‥‥私は神様なんだから、『人間』に私の美しい裸体を見せてあげなきゃね!」

バサッ!!バサッ!!バサッ!!‥‥‥‥ズズゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!

私は着ていた服を全て脱ぎ捨てて全裸になった。ちなみに先程まで着ていた服はカナダがあった辺りに投げ捨てている。きっと服の下敷きになって数え切れない程の街が潰されているだろう。

双葉「それじゃあ、いよいよアメリカに上陸するとしますか!」