【私の妹がこんなに大きいわけがないNext】①
《女神少女なこ》

《登場人物》
●大木なこ:7歳、身長200㎝、B150/W60/H130、Rカップ
●大木なこ(幼女状態):7歳、身長120㎝、B50/W45/H60、ツルペタ

●大木くうな:17歳、身長170㎝、B90/W55/H90、Gカップ





なこ「うわぁ~!今週の《魔法少女たわわ》も可愛いなぁ~♪」


くうな「ちょっと静かにしてよ。一体何を見てるわけ?」


なこ「お姉ちゃん《魔法少女たわわ》知らないの!?今すっごい人気なんだよ~!!」


現在なこは自宅のリビングのソファーに座って嬉々として魔法少女のアニメを見ていた。
あまりにはしゃいでいるものだからくうなも気になってしまったのだ。


なこ「これはね、普通の小学生のたわ子ちゃんが突然現れた妖精さんの力で大人の爆乳美女の魔法少女に変身して戦う話なんだよ!!」


くうな「ふぅ~ん!大人に変身するのに魔法・・少女?ちょっと疑問だけどまぁいいわ。でもそれって今のなこみたいなもんじゃないの?」


ちょうどタイミングよくTV画面の中の少女も変身し、その姿はかなりアダルティーかつきわどい衣装を着た爆乳美女に変貌していた。これが子供向けアニメなのかどうか怪しくなってくるレベルだ。
しかし凄い身体になったとはいってもあくまである程度常識の範疇といえる。
それよりもくうなの目の前にいる7歳にして身長200㎝、Rカップの超絶爆乳という妹のなこの方がアニメよりもよっぽど現実離れしてしまっている。《現実は小説よりも奇なり》という昔のことわざの使いどころはまさに今この瞬間の為に存在しているのだろう。


なこ「そうだった!私この前大人の身体になっちゃったんだよね~♪えへへ・・・憧れのお姉ちゃんよりも身長もおっぱいも大きくなれてとっても幸せだよ~♪」


くうな「ちょっとなこ!急に抱き着いてきたら顔にあんたのおっぱいが・・・むぎゅう!・・・苦しいから離れてよ!!」


なこ「ヤダよ~!ちっちゃいお姉ちゃんをぎゅ~!ってするの私大好きだもん♪」


いかにくうなが身長170㎝、Gカップという女性としてはかなり恵まれた体型を持っていたとしてもなこの前ではまるで幼児と母親の様だ。くうながどれだけ暴れてもなこの抱擁から逃れる事は出来なかった。


くうな「ほ・・ほら、こんなことしてるとアニメ終わっちゃうわよ!」


なこ「あっ!そうだった!いっけな~い!」


なこはそれを聞くと慌ててTVの前のソファーへと戻った。
身長もおっぱいも遥かに凌駕され力も叶わなくなってしまったがこういうところはまだ子供なのだと思うと、くうなは姉として少し安心することができた。


《くらいなさい!マジカルたわわビーム!!》


魔法少女の必殺技を放ち敵に直撃・・・・する直前にTV画面はいきなりニュース番組に切り替わってしまった。


なこ「え~!良いところだったのに~!!」


くうな「文句を言っても仕方ないわよ。それよりテロップ表示じゃなくて番組そのものを中断してニュースに切り替わるなんて一体何があったのかしら?」


何か地震などの災害でも起きたのだろうかと思い、ニュースをよくよく見てみたがどうやら違うらしい。


《オラオラ!逃げるんじゃねぇよ!ひれ伏し降伏の意を示せ!》


TVに映し出されていたのは悪の組織の幹部のようなコスプレ染みた格好をした偉そうな男とそれに付き従うこれまた戦闘員といった簡素な格好をした集団だった。
戦闘員はそれぞれがライフルのようなものを抱えて乱射しているがその威力は見た目に比例せず、その弾が当たったビルなどはミサイルでも直撃したかのように破壊されていった。
もちろん警察や自衛隊も黙っているわけではなく、戦車や戦闘機まで持ち出しての激しい戦闘が繰り広げられていた。人間相手にオーバーキルではないかと見えたその兵器も敵の直前で見えない防護フィールドに阻まれ、戦闘員1人すらも倒すことができないでいた。


くうな「えっと何これ・・・特撮・・・・?」


《ご覧ください!突如東京の上空に出現した謎の飛行物体から現れた武装集団によって街は壊滅的な被害を受けています!自衛隊も必死の応戦をしていますが・・・・・信じられない光景かもしれませんがこれは特撮やフィクションではありません!実際に現実に起こっていることなのです!》


あまりにも現実味がない光景を受け入れる事などなかなかできる訳がない。
特撮ならばここでヒーローが現れて悪の幹部も戦闘員も蹴散らしてくれるのだろうが、現実にそんなものはいないのだ。画面上では敵のあまりの猛攻にさらされて自衛隊も数を減らし、もう僅かな戦力しか残されていない。これは人類にとって初めて直面する危機的な状況なのではないだろうか。


なこ「ねぇお姉ちゃん・・・・これって・・・」


くうな「大丈夫よ!私がついてるから安心し・・・・」


なこ「すっご~い!本物の悪の組織だよ!これはもう魔法少女が解決するしかないよね♪」


くうな「あれ・・・?そっちなの・・・・」


てっきりなこはこの光景を見て不安に駆られ絶句しているのかと思いきや、その反応は真逆だった。楽しそうにこちらを見て目をキラキラと輝かせている。


なこ「それじゃあ私たちの出番だよ!それ出動~!!」


くうな「ちょっとっ!私まで一緒に行くのっ!?」


くうなに拒否権は無く、なこに腕をつかまれた瞬間リビングから2人の姿は消えていた。


《ああっ!何という事でしょう!2人の少女が武装集団の進行方向に現れました。このままでは彼女たちも・・・・》


くうな「ちょっと!いくらなんでも敵の目の前にテレポートしなくてもよかったんじゃない?報道の人達に心配されちゃってるみたいだし・・・それにどうしてわざわざ小さくなったの?」


くうなはなこを《見下ろしながら》話しかけた。身長120㎝の幼い身体のなこの姿を見るのはだいぶ久しい気がする。何故なら今のなこの身体は身長200㎝が【普通】の状態になってるらしく、また一番自然体で楽に過ごせるということもあり以前の状態になる機会がなかったのだ。付け加えて言うならば現在なこは【元の身体】に戻ったのではなく肉体を【幼くした】状態と言える。


なこ「だって最初から大人の身体の魔法少女なんて面白くないでしょ?最初は小さな身体で頑張るのが魔法少女としての【様式美】ってやつなんだよ♪」


やけにこだわりがあるらしく、くうなはこれ以上は詮索しないようにした。


なこ「じゃあ、いっくよ~!!ミラクルマジカルチェーンジ!!」


なこが叫ぶのと同時に2人の周囲はキラキラとしたピンクの空間に包まれた。
よくある魔法少女が変身するための空間という奴だろう。つまり・・・


くうな「ちょ・・・ちょっと服・・・服が消えたんだけどぉ~!!」


2人が纏っていた服はきれいさっぱり消え失せてしまった。
すぐに光の粒子が身体にまとわりついて新しい服を形成したからいいものの、一時的とはいえ裸をさらしたくうなは顔を赤くしてなこのことを睨んでいた。


なこ「変身完了!女神少女なこ華麗に参上♪♪」


変身が終わったなこは身長120㎝の幼児体型のまま、緑を基調とした水着のようなコスチュームを身にまとっていた。腰には半透明の布でできたスカートがヒラヒラと舞い、頭には天使の輪っかのようなものがプカプカと浮かんでいる。露出が多くあまり魔法少女らしいとはいえないが、これがなこの思い描いた魔法少女のコスチュームなのだろう。


くうな「そういえば私の変身しちゃってるんだっけ?ってなんか私小さくなってない!?」


くうなは10分の1のサイズになっていた。こちらも緑を基調とした妖精のような格好で背中には半透明の羽が生えており、初めてとはいえくうなの思い描く通りに自在に飛ぶことができた。


なこ「だって魔法少女には妖精のパートナーがつきものなんだよ!私が女神少女やるからお姉ちゃんは妖精さんの姿で頑張ってね♪」


敵幹部「おうおう!俺様達の目の前でふざけた真似をやるってことは潰される覚悟できてるんだろうな?お前らやっちまえ!!」


戦闘員「ヤーッ!!」


くうな「あわわ・・・敵がたくさんこっちに向かってくるんだけど!!大丈夫なの!?」


なこ「大丈夫大丈夫!女神少女なこは無敵なんだから♪」


戦闘員「ヤーッ!!」


戦闘員はなこに近づくと拳を振り下ろしてきた。


ボコォッッッ!!


なこが難なくヒラリとかわすと、勢い余った戦闘員の拳は地面に突き刺さりクレーターのように地面を大きく陥没させた。ただのパンチとはいえあまり破壊力が強すぎる、こんなのをまともに食らったら確実に死んでしまうだろう。


なこ「じゃあ今度はこっちから行くね!えいっ!」


パァァァァン!!!


なこが軽く拳を突き立てただけで戦闘員は自身が纏っていた防護フィールドもろとも文字通り塵も残さず弾け飛んでしまった。


敵幹部「おおっ!まさかこんな辺境の星にウチの戦闘員を倒せるやつがいるなんて思わなかったぜ!だが残念ながらこっちにはまだまだ戦闘員がいるんだよ。1人倒したくらいでいい気になるなよ!!野郎ども全員まとめてかかりやがれ!!」



なこはあっという間に戦闘員たちに取り囲まれてしまったが攻撃をひょいひょいとかわし続け、逆に敵を確実に1撃で倒し続けるうちに戦闘員たちの数は確実に減っていった。


戦闘員「ヤーッ!!」


なこに叶わないと悟った一部の戦闘員たちはくうなの方へと向かってきた。
小さくて弱そうなうえに、捕まえて人質にすればなこを言いなりにできると考えたのだろう。


くうな「ちょっとやだ~!こっちこないでよ~!!」


くうなは飛んで逃げ続けたが徐々にかわせなくなり、目の前に敵が迫ってきたところで反射的に拳を相手に向かって打ち出した。


グシャアァァ!!


くうな「あれ?私って意外と強かったのかな?」


その小さな身体から放たれた攻撃とは思えない破壊力で戦闘員は一瞬のうちにミンチになってしまった。くうなはなこと比較されてしまうとその足元にも及ばない力しか持っていないが、これでもなこが飲んだ女神になる薬を一口だけとはいえ口にしているのだ、弱い筈がない。【女神】としては弱くても【人間】を遥かに超越した凄まじい力をその身に宿している。


くうな「あはは!!こういうのも意外と楽しいかもね!」


負けないと分かるとくうなもノリノリで戦闘員たちを殲滅し始め、全ての戦闘員がなことくうなによって倒されるのにそう長い時間はかからなかった。



《夢でも見ているのでしょうか!?自衛隊が手も足も出なかったあの武装集団をあの2人の少女たちがあっという間に蹴散らしてしまいました。地球の命運は彼女たちに託されたといっても過言じゃないかもしれません・・・今私たちにできるのは懸命に戦ってくれている彼女たちを応援することだけです!》


《いいぞ!女神少女なこ~!》
《宇宙人野郎どもをぶっ飛ばしてくれ~!》
《残りは敵の親玉だけだ、頑張れ女神少女~!》


なこ「うんうん!魔法少女といったらこれだよね♪みんなの声援が私の力になるのだ~♪」


くうな「はいはい、楽しむのはいいけどまだ敵の親玉が残ってるわよ!」


敵幹部「バカなっ!!我々の部隊が全滅だと・・・・かくなる上はこの俺自ら相手してやろう・・・ふんっ!!」


敵幹部が全身に力を込めると身にまとっていた鎧がすべてはじけ飛び、漆黒のように染まったムキムキの身体が露になった。心なしか強そうなオーラが揺らめいているようにすら見える。今までの戦闘員とは格が違うようだ。


なこ「そっちがその気なら私もいくよ!ミラクルマジカルパワーアップ♪」


すると再びピンク色のキラキラした空間がなこを包み込み、そして身体が成長を始めた。
いや、そう見えるだけであって実際のところは【元の身体】に戻っていると言える状況なのだが・・・


きゅきゅきゅ!!


幼児体型の寸胴なお腹はだんだん薄くなり、ある程度の年齢になるとはっきりとしたくびれができ始め、まるで砂時計のようなほっそりとした理想のウエストラインが出来上がった。


ぐぐぐ・・・むちむち・・・


短い手足はタケノコも驚くような速さでにょきにょきと伸びてすらっとした四肢になったかと思うと脚の方は徐々に肉付きが増してきた。
決して太い訳ではないけれど程よく肉付いたその脚は芸術的という言葉が似合いそうだ。
そして上の方になるにつれて肉付きは良くなり、桃なんか目じゃないくらい立派に熟れたお尻がその脚の終着地点にあった。
きっと歩くだけでぷるんぷるんと揺れて男の視線を奪ってしまうこと間違いなしだ。


むくむくむく・・・ボインッ!


しかしやはり一番目を引かれるのはおっぱいだ。
何もない平原に土が盛られたかと思うとそれは丘になり、やがて山になり、それでもその山は大きくなることを止めず、超ド級の山脈・・・いや天を突き抜けんばかりの二子山となったというべきか。

肉まんですらこんなに肉は入っていないだろうと思えるくらいそのおっぱいの中には乳肉がはち切れそうな程に詰まっていた。見ているだけでもその弾力と重量感が伝わってきそうだ。

しかしそれでいてそのおっぱいは全てを包み込まんばかりにとても柔らかく、ただ呼吸をしているだけでプリンのようにぷるぷると揺れ、あまりの絶景にTVリポーターもTVを見ていた人たちも皆等しくなこの姿に見とれていた。


なこ「うふふ・・・お・ま・た・せ♪これが私の真の姿、女神なこよ!よろしくね♪♪」


なこの一挙一動でその豊満すぎるおっぱいとお尻は激しい自己主張とともに大きく揺れていた。幼児体型の時ちょうど良かったコスチュームも今は破れないのが不思議なほどギチギチに引き延ばされており、これまたどうしてポロリしないのか理解に苦しむような程だ。
まぁこれも魔法の力でどうにかなっているのだろう。


敵幹部「どんな姿になろうとも所詮俺の敵ではないわぁぁぁ!!」


大きく振りかぶった拳をなこに向かって放った。


ズドドドドド!!!


周囲は激しい衝撃波に飲まれ半径100m程の範囲に残っていた建物は見るも無残ながれきの山と化してしまった。


敵幹部「なん・・だと・・この俺の一撃を受け止めただと!?」


直撃したかに思えたその拳はなこの片手によって軽々と防がれていた。
攻撃と共に生じた衝撃波も特に意に介さなかったようだ。


なこ「はい、じゃあお返しするね♪」


なこはにっこり微笑むと拳をつかんでいたのとは反対の手でデコピンを作ると敵幹部目がけて放った。


敵幹部「グアアアアアアッッッ!!!」


それだけでビルをいくつも貫通しながら数百メートル彼方へとぶっ飛んでいった。
しかしこれほどの攻撃を食らっても生きているタフネスさはさすが幹部クラスといったところか。


くうな「やっぱり他の戦闘員とは違うみたいね。なこの攻撃を食らって生きてるなんてすごいわ!」


敵幹部「はぁはぁ・・・何だこのバカげたパワーは・・・まさかこの俺がここまで追いつめられることになる日が来るなんて思いもしなったぞ!・・・こうなったら奥の手を使わせてもらう!!」


敵幹部がリモコンのようなものを操作すると上空に待機していた飛行物体より光が照射され、それを浴びると共にドンドン巨大化して180mはあろうかという巨人へと変貌していた。


敵幹部「これで形勢逆転だな!!おとなしくやられてもらうぞっ!!」


なこ「形勢逆転ねぇ・・・できたらよかったんだけど、それは無理だよ!だって私も巨大化できるもん♪」


むくむく・・・むくむく・・・


なこの身体が巨大化し、全方位に向かって広がっていく。


電柱の高さを超え、ビルの高さを超え・・・


ミシミシ・・・ミシミシ・・・


100倍の身長200mくらい・・・周囲のビルより頭一つ飛びぬけた辺りでコンクリートの地面は悲鳴を上げ始めた。巨大すぎるなこの重さを受け止めきれず、徐々に陥没していった。


バキバキ・・・ガシャーン!!


身長1000mを超えると脚が道路に納まりきらなくなり、ビルがなこの脚によってなぎ倒されだした、なこは一歩も動いていないのにだ。これはただ単に巨大化によって大きくなるなこの身体に巻き込まれているだけに過ぎない。不可抗力のようなものだろう。


敵幹部「嘘だろ・・・・こんな・・・」


敵幹部は遥か上空を見上げて絶句していた。なこは通常の1000倍に巨大化し身長は2000mに達していた。以前の巨大化からすると随分と控えめだが、これでも人知を超えた圧倒的な存在であることには変わりない。


ぷるんっ!!


なこの些細な動きに合わせて大きなおっぱいが震える。ただそれだけの微細な動きだけでなこの胸元を漂っていた雲はかき消されてしまった。かと思えば今度はなこの口から放たれた吐息で雲が形成されていく・・・今のなこは何をせずともただ立っているだけで自然現象にも影響を及ぼす程巨大な存在となってしまったのだ。


なこ「うふふ・・・大きすぎるかしら?でもこれでも十分手加減してるんだよ。前はこの40倍はさらに大きくなってたからね~♪」


敵幹部「無理だ・・・こんなのに勝てっこない・・・撤退しなくては!!」


ただでさえ絶望的な状況なのに相手はさらに巨大化できるというのだ、勝てる要素など一つもあるわけがない。敵幹部はせっかく巨大化したのにも関わらず、なこの圧倒的な大きさを目の当たりにすると戦意は消え失せて逃げる事しか考えられなくなっていた。


なこ「ダ~メ♪あなたにはまだ私の遊び相手になってもらってないもん。帰るなんて許さないよ!」


敵幹部がリモコンを操作し宇宙船にテレポートしようとすると、無情にもその逃げる手段であった宇宙船そのものがなこの手によって握りつぶされていた。


敵幹部「くそっ!こうなりゃ増援部隊が来るまで逃げのびてやる!!」


そう言い残すと敵幹部はなこに背を向けて全速力で走り始めた。


なこ「くすくす・・・そんなちっぽけな身体で私から逃げられると思ってるの?」


ズドーンッ!!


なこ「はい、残念でした~♪一歩で追いついちゃったよ♪」


180mの巨体もなこの前では手のひらサイズの人形に過ぎず、走って逃げたとしても追いつくことは造作もない。なこは大きく伸ばした足で敵幹部に追いつくどころか軽々とまたぎ越していた。


敵幹部「確かに追いつかれはしたが・・・おまえちゃんと足元を見て歩ているのか?俺じゃなくて守ろうとした人間どもを踏みつぶしてやがる!くくっ馬鹿な奴め!!」


敵幹部は強がって見せたがもちろんただ虚勢を張ってるだけじゃない。守るべき者たちを自らの手で潰してしまった罪悪感がきっとあいつを動揺させ、その隙にまた逃亡のチャンスが巡ってくると思ってのことだ。だからこそ煽って見せたのだが・・・・


なこ「ああ、このおちびちゃん達ね、仕方ないよ。だって私の脚大きすぎるんだから道路に納まりきる訳ないじゃない?いちいちゴマ粒サイズの人間なんて気にしてたら歩くこともできないわ!」


その言葉通り先ほどなこが足を踏み出した時に足元に対して一切の配慮など感じられなかった。むしろ今こうして敵幹部と話している間もつま先を軽く持ち上げて、自分の足元で逃げ惑うたくさんの人々をただ【何気なく】踏みつぶしていた。
別に彼らがなこの気に触れるようなことをしたわけでもない。ただ単に足元にたくさんの人間がいたから何となく足を動かして踏みつぶした・・・意味などもないただそれだけの行為だった。


敵幹部「おいおい・・・この星を守るために戦ってたんじゃないのかよ!いったい何のために俺たちの前に立ちはだかったんだ!?」


なこ「確かに女神少女として地球を守るため、街の平和を取り戻すため、あなたを倒しに来たのは事実だよ。だけどそれよりも私が楽しめるって事が一番かな?」


敵幹部はこの時改めてとんでもない相手を敵に回したことに気が付いた。
正義感や人々を守る使命の為に戦うものならば命乞いをして改心したように振舞えば例え捕まっても脱出の機会はあるだろうと想定していたからだ。
しかし目の前の相手はただ単に自分が楽しむために動いている。それならばきっといくら命乞いをしたところで踏みつぶされてしまうだろう。


なこ「捕まえた~♪さぁてどうしてあげようかな~?」


敵幹部は逃げようとしたが進路も退路もなこの脚によって塞がれており、もはや逃げることも叶わずあっさり捕まってしまった。


なこ「そうだ!死ぬ前にいいことしてあげるね!ほら、女神様のおっきくて柔らかいおっぱいで挟んであげる♪」


人形サイズの敵幹部を掴んだその手を谷間に突っ込み、そして手を引き抜くとそこには敵幹部の姿はなかった。谷間の中に丸ごと納まってしまったのだ。


もにゅん!もにゅん!


なこ「ほらおっぱいマッサージですよ~♪気持ちよすぎて天にも昇る想いでしょ?」


なこは両側からおっぱいをこれでもかと鷲掴みにして揉みしだいていた。
谷間の中がどうなっているかは分からないが、少なくとも外から見ている分には誰もが手を触れたくなるような魅力的でとても柔らかそうなおっぱいにしか見えない。


なこ「どう?気持ちよかった?」


なこが谷間から敵幹部を引っ張り出すと、その姿は見るも無残な有様だった。
いくら柔らかいといっても圧倒的な質量を持った乳肉にプレスされて無事な筈がなく、手足は変な方向に折れ曲がっていた。口からも血を吐きまさに虫の息というやつだ。


なこ「返事がないなぁ・・・よぅし、敵も弱まったところで必殺技といきますか!!いくよお姉ちゃん力を貸して!!」


くうな「今まで私の事忘れてたでしょ!というかもう虫の息だしわざわざ必殺技なんてする必要あるの?完全にオーバーキルじゃない!」


名前を呼ばれてくうなはなこの顔の前まで飛んできた。くうなもなこが1000倍に巨大化した時に一緒に大きくなっており、今は170mサイズの巨大妖精だ。もっともなこ相手だと相対的な大きさは先ほどと何ら変わらないのだが・・・


なこ「だって最後は必殺技で終わらせないと締まらないよ!敵を倒すためより最後に気持ちよく終わらせたいからやるんだよ♪」


くうな「はいはい・・・じゃあちゃっちゃと終わらせて帰るわよ!」


なこ「うん!じゃあ準備するからちょっとだけ待ってて!」


なこは手に持っていた敵幹部を地面に向かって軽く放り投げた。
身体にはさらにダメージが入っただろうが、まだ死んではいないだろう。
それにあの状態では逃げることもできないだろうから気兼ねなく【準備】に専念できる。


むくむく・・・・むくむく・・・むくむく・・・・


なこの身体が体積を増していく・・・しかし巨大化している訳ではない。
ただでさえ規格外過ぎるダイナマイトボディだったなこの身体がさらにムチムチしたエロティックな身体へと成長しているのだ。


ググググ・・・・


ふともも、そしてお尻の肉付きは素晴らしく特にお尻はなこの身長をも超えた3000mにまで育ち、まさにに山のように巨大な存在感を放っている。水着のようなコスチュームも限界以上に引き延ばされ、そして食い込みすぎてTバックのように大事な部分をごく僅か隠す程度の代物になってしまった。


むくむく・・・むくむく・・・ブチッ!!・・・バインッ!!!!!!


おっぱいの方については成長なんて生易しいものではなく凄まじい勢いで体積を増していた。あまりに巨大すぎるおっぱいに耐え切れず、申し訳程度におっぱいを隠していた布は早々に見るも無残に引きちぎれてしまった。

それでもおっぱいの勢いは止まることなく膨らみ続け、最終的になこ自身ですらどんなに手を伸ばしても乳首に届かない程巨大なおっぱいへと変貌してしまった。
【8000m】それが今のなこのおっぱいの大きさだ。身長2000mの実に4倍というありえない大きさ。数字だけでなく事実上の見た目もなこ自身よりもおっぱいの方大きいということは誰の目にも明らかだった。


なこ「あはは・・・すっご~い!これ全部私のおっぱいなんだ~♪ここまでおっぱい大きいとさすがにちょっと重いかな~?」


そう言いつつもなこの魔法の力によっておっぱいが地面に着いてしまうなんてことにはならなかった。もっともなこの足首くらいの高さ・・・地面から150~200mくらいの高さまでおっぱいが占めているので本当にスレスレなのだが・・・・
そして街の上空を覆いつくすなこのおっぱいはふるふると揺れるたびに、一定の高さ以上の高層ビルを押しつぶし、なぎ倒してしまった。


くうな「さすがにこれは・・・大きすぎじゃない?そういえばさっき私に力を貸してって言ってたのは何だったの?」


なこ「えっと魔法少女は妖精さんの力を借りて必殺技を撃つんだよ!だからお姉ちゃんにもやってもらわないと!よろしくね♪」


そしてなこはくうなを鷲掴みにすると前方へ放り投げた。
ストン!と見事にくうなが着地したその場所はなこの乳首の上だった。
勃起してないにも関わらず既にくうなの身体よりも大きいとんでもないサイズの乳首だ。


くうな「これってもしかして乳首!?なんて大きさなのよ!・・・もしかしてなこが私にさせようとしてることって・・・・」


なこ「うん!お姉ちゃんの想像通りかな。私の乳首に奉仕して勃たせてちょうだい♪」


くうな「どうせ嫌だと言ってもさせるんでしょ?わかったわよ!やるわよ!!」


今までの経験則から抵抗しても無駄だと悟ったくうなは大きすぎる乳首にまたがり全身をこすりつけて奉仕を始めた。


ずりずり・・・・ずりずり・・・・


なこ「そうそう、その調子よ♪」


じわじわと大きさと硬さを増していくなこの乳首。くうなは振り落とされないように必死につかまりながら奉仕を続けた。


くうな「はぁはぁ・・・もうこれ以上はできないわよ・・・・」


なこ「ここまでできれば上出来だよ!ありがとね♪」


なこの乳首はくうなの献身的な奉仕によって完全に勃起状態になっていた。
なこの3倍以上、600mというスカイツリーに迫る大きさの乳首はもはやそれだけで巨大建造物をも凌駕する大きさだ。太さについても申し分なく、くうながどれだけ手を伸ばしても半分にも手が回らずまるで巨大な大木に抱き着いているような気分にさえなってくる。


なこ「じゃあ必殺技いくよ~!!女神ビーム!!!!」


ズドドドドドド!!!!!!!


姉に乳首を奉仕させるという行為に興奮し、くうなの乗っていなかった反対の乳首もいつの間にか勃起しており両方の乳首から膨大な量の母乳があふれ出てきた。


敵幹部「嫌だ!母乳の直撃で死ぬなんて・・・そんな惨めな最期なんていやだぁぁぁぁ!!」


圧倒的な量と勢いを持った母乳が直撃した瞬間、敵幹部の身体は跡形もなくはじけ飛んでいた。



ズドドドドドドド!!!!!


くうな「ねぇ敵を倒したけど母乳まだ止まらないの?」


なこ「そんなこと言ったって、おっぱいの中まだまだ母乳でパンパンなんだよ!すぐには止められないよ!!それにこれ思った以上に気持ちいいからまだ止めたくないってのもあるんだけどね♪」


くうな「まぁそんな事だろうと思ったわ・・・・」


結局なこの母乳は2人が住んでいた街を沈めるだけに留まらず、半径500㎞は完全に母乳の海に沈んでしまった。皮肉なことに街を滅ぼしたのは敵ではなく女神ということになる。


なこ「ちょうどいいタイミングで宇宙人さんがやってきたおかげでたっぷり魔法少女として遊べたよ!あ~楽しかった~!」


そしてなこがパチンと指を鳴らすとなことくうなの姿はかき消えて、母乳に沈んだ街もすべて元通りに戻った。今回攻めてきた宇宙人の軍勢以外は再生され、そして少し時間を巻き戻されたのだ。


《あれ・・・私いつの間に気を失って・・・し、失礼しました!どうやら戦闘は終わったようです!信じられないことに武装集団に破壊された街も元通りに・・・きっとあの時の女神様のおかげなのでしょう!私たちは今日奇跡の目撃者となったのです!!》


意識を取り戻したTVリポーターの報道によって女神が世界を救ってくれたという噂は瞬く間に広まっていった。もっとも皆なこが巨大化する前までしか記憶がないため、まさかその女神の母乳によって一度は街もろとも滅ぼされたとは夢にも思っていないだろう。














「【辺境銀河探査部隊】の信号がロストしたというのは本当か?」

「はっ!座標〇×区域、彼らが残した最後の情報によると現地の呼び名で天の川銀河・太陽系第三惑星【地球】という星でロストしているようです。」

「まったくあの連中は小さいくせにプライドだけは高いやつらだったからな、おおかた手柄を立てようと先走って現地住民に倒されたのだろうよ。しかしいくら捨て駒のようなやつらとて我らが大宇宙帝国に所属するものを手にかけたのだ。捨ておくわけにはいかんな・・・」

「では司令官、やはり・・・」

「ああ、この大宇宙帝国を敵に回したことを後悔させてやる。この第三連合艦隊司令官のグラン様がな・・・行くぞ、面舵いっぱい!進路【地球】!!」

こうして宇宙の彼方より新たな脅威が刻一刻と近づいていることなど今のなこ達は知る由もなかった。








《おまけ:超乳状態のなこを含む登場人物ステータス》
●大木なこ:7歳、身長200㎝、B150/W60/H130、Rカップ
●大木なこ(幼女状態):7歳、身長120㎝、B50/W45/H60、ツルペタ
●大木なこ(巨大化&超乳時):7歳、身長2000m、B8000m/W700m/H3000m、Zカップ以上、乳首長さ600m、乳首直径400m、乳輪直径1000m

●大木くうな:17歳、身長170㎝、B90/W55/H90、Gカップ