「もうちょっとお尻上げて」
「これでいい?」

四つん這いになって尻を高く上げた少女のアソコに少年が漏斗を挿し込み、そこへ沢山の星を流し込んでいる。
二人に比べれば米粒のような星々が漏斗の中へざらざらと落とされ、少女の膣内へ滑り落ちていく。
漏斗の中を回転しながら落ちる星はブラックホールのような真っ暗な穴の中へと次々と吸い込まれていった。

「全部入ったね」
「んっ」

星をすべて少女の膣内へ流し込んで役割を終えた漏斗が引き抜かれ、その際の摩擦が少女にくぐもった声を漏らさせた。
漏斗の円柱部分により拡げられていた襞がピタリと閉じられ、一見して沢山の星が中に詰め込まれているとは思えない綺麗な形に戻る。
そこへ少年がスラリと細長いディルドーを挿し込み、二度三度、恐る恐るといった感じでそれを前後に往復させる。
再び割り開かれた襞の中にディルドーが三分の二程飲み込まれたところでコツンコツンと奥に当たる感触がした。

「痛くない?」
「・・・うん」
「じゃあいくね」

少女が痛がらない事を確認した少年はディルドーでソコを突き始めた。
ぬっ、ぬっ、っとリズム良く動かされるディルドーが膣内の星々を奥の行き止まりへと追い込み、さらに何度も何度も突進を加える。
その突撃は一回一回が星にとっての破滅の一撃となり、星が割れ、砕け、潰れ、粉々になっていく。
そこに住んでいた生物には逃げる暇も場所もなく、その破壊に巻き込まれる以外に術はない。
そして、周囲を取り囲む少女の肉壁から染み出した愛液で溶けて混ざり合ってだんだんと一つの柔らかい塊に変わっていった。

「どう?」
「なんか、中でそれっぽくなってきてる感じがする・・・んぅっ・・・」
「じゃあ僕もそろそろ」

少年がディルドーを引き抜き、代わりに少年自身のそれを少女に挿入する。
ディルドーよりも一回り太いそれが少女の膣に隙間なく埋め込まれ、僅かに残っていた逃げ場を奪れた星の塊は抽挿を開始した少年のそれにより亀頭と子宮口の間でぐちゃりどちゃりと音を立てながら突かれ、こねられていく。
そして溢れ出してきた少女の愛液がさらに混ざり合い、塊にだったものは半分液体状の泥へと変わっいった。

絶頂を迎え、ふうふうと荒い息をつく二人が体を重ねている。
その二人の接合部。少女の膣の奥深くで、元が何かも判らないほど突き崩された星々が少年の精によって真っ白に塗り潰されていた。
少年が少女から自身のソレを引き抜かれ、栓がなくなった少女の穴から星々がやっと開放される。
元々の色も形もそこでの営みもすべてミックスしてただの粘つく白い塊となったそれは、少女の穴のふちからお尻のほうへドロリと流れ出て落ちていった。

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「なんか違うよね」
「なんか違うね」
「なんだろう?やり方これであってるよね」
「あってるはずだけど・・・」

ドロドロの白い塊を指で掬いながら少年と少女が言葉を交わしている。

「小さな粒を入れ物の中で突き潰してドロドロにしたもの、なはず。二人で協力するところも白いところもあってると思うんだけどなぁ」
「でも、あんまりおいしくないね」

少女が指についた塊をぺろりと舐め、うえっとした表情をした。
少年は分厚い本を開き、うーんと唸っている。
少年が開いているページにはこんなタイトルがつけられていた。

―― 食べておいしいお正月の遊び方 餅つき ――