ガツン!!!

「っ…!!」

食事の合図とともに、自分のそばにフォークが突き立てられた。
そしてそのフォークがくるくると回りだし、大量のロープのようなものが
彼女の持ったフォークに巻かれると…

「あむ♪」

あっという間に皿の上空にある巨大な女の子の開かれた唇の間に消えていった

「お、オイ…待てよ…これパスタだよな?なんでパスタの中に俺が…?」
現状をこの上なく理解しているはずなのに、なぜか俺の口からはそんな言葉が漏れた。
俺は言いつつも上下する彼女の口に釘付けになっていた。


「んぐんぐんぐんぐ…」
ゴクリ…!
彼女の喉が上下し咀嚼し終わった物が腹の中へと消えた

「う〜ん…普通だねぇこれ。ま、小人さんがいるからいいけど」
「おい!ちょっと待て!なんで俺がお前に食べられなきゃいかんのだ!」
「……」

ガツン!!!!
「うわっ」
くるくる…

心なしかさっきより強めにフォークが降りてきたような気がした。

そしてさきほどと同じ動作が繰り返される。
まるで機械のように淡々と俺の目の前にあるパスタというよりも
綱引きに使うようなロープが目の前の女の子の口の中に消えていった。

「んぐんぐんぐ…」

「おいこら!俺の質問に答えろ!!」
「…ん?もぉ〜うるさい小人さんだなぁ〜。あのね?今から食べようとしている物と
おしゃべりする人がいると思うの?」

女の子が口を開くと、粘っこい液体が口内を何本も上下に伸び
咀嚼途中のぐちゃぐちゃになったパスタが垣間見え自分があの中にいたらと思うと
ゾッとした。

「だから!俺は食い物じゃねー!」
「何言ってるのよ?あなたはスーパーの食品コーナーに並んでたのよ?それってつまり
食べ物ってことでしょ?」
「何言ってんだ?俺はー…!あれ?」
思いだせない…。

「何?ほらあなたに名前なんてないのよ?だってあたしに食べられるためだけに
そこにいるんでしょ?」

おかしい…。そういえば自分があの瓶の中にいた以前の記憶がない…。

そうこう言っているうちに俺の周りにあったロープの大半が消えていた。

「もぐもぐ…んく…。」

「んふふ♪さぁ小人さんそろそろあたしのお腹にはいりましょうね〜〜」
「ひっ!や、やめてくれ!食べないでくれ!!」

「ん〜も〜まだ言ってるの?仕方ないわねぇ。あたしはあやっていうの
それで、胸は〜Bカップくらいよ?背は157cmくらいで〜」

「は?」
何を言ってるのだろうか?この娘は?

「—それで〜って聞いてる?せっかくあなたがこれから入る」

ゴソゴソ

なぜかあやと名乗ったこの女の子は、Tシャツをペロッとめくり白いお腹を俺に見せつけ

「あたしの体について教えてあげようと思ったのに〜」
と、おっしゃりやがった。

「ほら。今このへんで君の」
と、Tシャツをもう少し上に上げると下乳のあたりを指差し

「お仲間さんのパスタ君があたしに消化されてるよん♪」

「……………」

「さっ♪あたしに食べられようねぇ〜小人さん♪」

あやはフォークから箸に持ち替え
俺をあっというまにつまみ、そして顔の前までもっていき


「あーん」
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巨大な女の子の顔が目の前に広がったかと思うと
ゆっくりと彼女の唇が近づいて、、
少しずつ口が開かれ、、
奇麗なピンク色と、彼女の涎の柱が口内に見え始めたと同時に
ムワッと、トマトと唾液が混じったような気持ち悪い臭いが俺の鼻をさした。

まるでスローモーションのように俺は
あやという女の子の鼻の下を通り過ぎ…獲物を見つめていた彼女の目が見えなくなり
上唇、白い前歯、そしてピンクのぬめぬめした壁に囲まれ——

「あぁ…口に入れられる物は、一瞬捕食者の目線からはずれるのか」
という、感想を抱きながらぼーっと眺めていた。
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「んむ♪」

もむ…もむ…もむ…
んふふ。今日の小人さんはどんな効能があるのかなー?

もにゅ!
俺の体がざらざらでぬるぬるの温かい絨毯の上に放り出された
そして、待ってましたと言わんばかりにあやと名乗った女の子の舌が
俺の体を転がし始めた。

にちゃ!くチュキュチュ!
「はっ…!うっ!ぐっ!」
あやの口内で唾液とかき混ぜられ、鼻や耳にいやおうなしに唾液が入り込んでくる

「はぁ…はぁ…。あれ?舌の動きが止まった?まさか噛みつぶす気か?!」
舌にかき回されたときに何度か頭をぶつけた硬い物…
あんな物に挟まれたらただじゃ済まんぞ…

う〜ん…小人は噛んだ方が消化にいいっていうけど…
やっぱり丸のみがポピュラーだよねぇ〜
第一噛んだら苦いもん。

小人の運命がきまり…

「あ、うそ、ちょ!」
舌が動き出したかと思うと俺は左側の方へと引っ張られて

かき回されたせいで方向もわからず

あっというまに…

ゴクンっ!!

いとも簡単に彼女の喉の奥へと落とされてしまった、、


んっく!
「ふぅ。食べちゃった…
ごめんね小人さん。…わたしのお腹でしっかりこなして栄養にするからね…。」

あやは、自分の腹中へ入れた小人の事を考えつつ
「ごちそうさまでした♪」

食事を終了した。


ドクン、ドクン、ドクン、

「う……」
目を開けると俺はぬるぬるとした温かい泥沼の中にいた。
徐々に感覚が戻ってくると強烈な甘酸っぱい匂いで、、

「おえッ!えほっ!ごほ!」
もう少しでもどしてしまうところであった。

「ここは、あの娘の胃の中か…」
体が痛痒い…
これではもう何分も持たんぞ…



「さって。ごはんも済んだし、お風呂いっちゃおっと」


ドクン、ドクン、ドクン、

「ぅ…ぁ…」
小人は彼女の胃酸で皮膚の大半がずるむけ激痛で意識がとぎれそうになっていた
痛い…。もう…だめだ、目や鼻の感覚が…ない…腕も足も…動か…ない。

小人の視界はすでに奪われ残り数分であやの養分として分解されるであろう。


ざぶん!
「ふ〜う」
やっぱりお風呂は最高…。明日は何するんだっけな?
ふぅ…まいっか。

…さっきの小人さんもう死んじゃったかな?
あやは、そんな事を考えながら自分の白い乳房の下部を意識してみた。

んー…ん?
あっ。でそぅ。

べちゃ…ぬる…くちゃ…くちょ…ごごごご!
「……」
小人が消えゆく最後の意識で聞いた音は…


「げぇふ!!」

女の子の胃から口へと登ってゆく
自分を消化した時に発生したあやの下品なゲップの音であった。

「……あはは」
思っていた以上に大きなゲップをしてしまったあやは
少し恥ずかしいなと思いながらも

「誰もいないからいいよねっ!小人さんは…今のでこなれちゃってるだろうし!」
と一人言を呟いたのであった。


はぁ〜スッキリぃ〜
「ふわぁ…そろそろ寝ちゃおうかな」
あやの胃が消化のために血液を集め始めたことで眠気が回ってきたようである。

「…小人さんを食べればおっぱいも大きくなるとか聞いたけど。あれって本当
なのかなぁ…?でも、何人くらい食べればいいのかしら…?」

くろろろろろ…  とろろろ…  くるぅるぅ…

と不定期にあやの腹からは食べ物を消化する音が聞こえてくる。
その頃、あやに食べられた小人はすでに彼女の白い腹中で皮膚が粥状にまで消化され
小人のものであった肉や内臓が、あやの胃液の中を漂い始めていた。

「100人…?食べれば効果があるのかなぁ…?」
そんなことを考えながらあやは明日に備えるための眠りに、
小人は瑞穂の栄養になるための眠りについたのであった。



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チチチ…ちゅんちゅん

「ん…」
あやは窓から差し込む眩しい光に起こされた。
「ふわぁ〜朝かぁ〜」

がさごそとあやはベッドから起き上がり学校へ行く準備をはじめた。

パジャマから制服に着替えながらあやは自分の下腹部の具合を確認する。

「んー…」
うんち出そうにないなぁ…
朝に出ないとお腹ちょっと気持ち悪いんだけどなぁ…昨日のごはん消化に悪かったかなぁ…?

上は制服、下はレースのついた可愛らしいショーツという姿でその女性らしさを帯びた下腹部をゆっくりとなでている。

もっとも、その可愛らしいショーツやあやの下腹部とは裏腹に、
正しくその皮一枚裏側であやの晩さんとなった食べ物たちが
小腸や大腸で養分や水分を吸収しているとはあや本人も思いもよらないことである。

「…まぁいっか♪今無理にしちゃっても…なんだしね」

と、あやは早々に準備を終えて学校へと登校していった。


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小人があやに食べられてから約17時間が経過した頃


「—それでさ、あの子がね〜。…ん?あやどうしたの?」

「う、ううん?なんでもないよ?」
いけない、お昼ごはんたべたら出そうになっちゃった…

あやの友人が何かに感づいたようににやっとした
「トイレいきたいんでしょ?」

「えっ?」

「ふふっ、お昼ごはん食べたもんねぇ〜入れたら出さなきゃだもんね〜」

図星だったあやは、少し恥ずかしそうに白い頬がピンク色に染まった。

「ね!あやは昨日なに食べたの?小人食べた?」
「う…うん。昨日小人さんを一人いただいちゃった」
「んふっじゃ〜今あやのお尻にいるのは、昨日の小人さんかにゃ〜?」
「し、知らないよぅ!そんなの!」

もぅ!と少し怒りながらあやは女子トイレへと足を運んだ。

まったく…しほったら余計なこと言ってくれて!
変なこというから意識しちゃうじゃない!

あやはムズムズする自分の肛門付近を感じながら昨日の小人のことを思い出してしまっていた。


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!スカ注意!  苦手な方は次の「=」まで飛ばしてください。
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バタン!!

バサッ!バサッ!…しゅる
あやは和式便器にまたがると同時にスカートをたくしあげ
その白いおしりを便器に近づけた。

「…んっ」
うーん。小人さん…出てくるのかなぁ…?
何か変な感じ…

ミチ…チチ…
という音を立てながら少しずつあやのピンクの肛門が富士山のような形に膨れ上がってゆく

ピチチチチっ…
ゆっくりゆっくりと奇麗なあやのピンクの穴から
女の子の物とは想像もできない、茶色い塊が姿をあらわした。

ぽちゃん……しょろ、しょろろろ、シィィイイイイ!
あやの口から長い長い旅を終えた食べ物たちは
ようやくあやのおしりから外の世界へ再現し
あやの温かい薄黄色の液体を浴びせられている。

「ふぅ…」
ちょっと少なめだったかな…?

カラカラ!
あやはおしりを拭きながら自分が出したものをちらっと見た。

う〜ん。昨日の小人さんはいないねぇ…っていうかわかるわけないし。

あやが跨る白い便器には、約14cmほどのあやの栄養になれなかった物や不用になって固められたものが横たわっていた。

それにしても、こんなに意識して……あたし…うんちみたの初めてかも?
食べた量にしては、少ない?のかな〜。
この中に昨日の小人さんも…?

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あやは自分がしたこととはいえ、小人を生きたまま丸のみにして自分の中で消化し
臭い排泄物にしてしまったことに少しだけ罪悪感を覚えた。

でも…あたしが生きるためには仕方がないんだよ。
まっ小人さんもわたしに食べられて、わたしの体になったんだからいいでしょっ

ガコン!ざああああ!ごぼぼぼぼ!

あやは大/小のスイッチレバーを大に捻り、ショーツを履きなおしプリーツのスカートを整え
トイレの個室を出るころには、もう自分の体の一部にした小人のことなど忘れてしまっていた。

あやの体内で消化されていまった小人はどうなったのであろうか
'今回の彼の体'は、彼女のお尻の脂肪になったのか、それとも乳房の一部になってしまったのか。

それは彼女の体にしかわからないことである。



つづく。