麗菜「理来ー!大きくなっちゃったよぉー!」
理来「僕も大きくなっちゃったよぉ〜」

2人でお出かけ中に巨大化してしまった麗菜と理来。
しかし2人とも天然ボケなので、街を壊そうとはしない。

麗菜「ふえぇ・・・麗菜達おっきいねぇー」
理来「そうだね、麗菜姉ちゃんー。」
理来「ビルが腰ぐらいしかないや・・・・・。」
理来「(にひひ、たまには大好きな麗菜姉ちゃんと遊ぶのも楽しいや!)」
麗菜「ふひひっ♪今日はいっぱい遊ぼうねっ♪」
理来「うんっ!」

麗菜「何しようかなぁ・・・・あっ、ねぇ理来ー?」

麗菜の足元にはバスが止まっていた。

麗菜「ねー、これ何かな、かなぁ・・・?」
理来「これバスかなぁ・・・」
麗菜「手に乗るくらいおっきいねぇー・・・」
理来「細かいところまで・・・すごいなぁ・・・」

ファァァン!

理来「あっ、麗菜姉ちゃん、電車だよぉ!」
麗菜「えっ、どこどこ?!」
理来「ここだよぉー。」



麗菜「はうぅっ!電車だぁー♪あうぅ、かあぁいいよおぉー♪」
理来「でもかなりおっきいね、手乗りサイズだ・・・・」
麗菜「あーうぅ、かあぁいいーよおぉーっ♪」
麗菜「お持ち帰りいぃぃぃっ〜♪」
理来「んーっ☆麗菜姉ちゃん可愛いっ!」
麗菜「ぜーんぶぜーんぶお持ち帰りーっ♪」

理来「ん?・・・あっ、麗菜姉ちゃん見てみて!」
麗菜「はわわっ・・・小人さんだぁ・・・」
理来「小人さんこんにちは♪」
麗菜「小っちゃいねぇー・・・・」
理来「麗菜姉ちゃんスカイツリー行こうー!」
麗菜「うん!」

麗菜と理来は手をつないで一緒に行くことにした。

麗菜「バスとか、小人さんとか踏まないようにねぇー。」
理来「ゆっくり行こうねっ♪」

それから少しして・・・・・

麗菜「ねぇ理来ー、ちょっと疲れたよぉー・・・・」
理来「休憩しようか?」

麗菜はビルの上に腰を下ろす。しかし崩れることはない。
なぜなら麗菜の体重は風船並みに軽いから。


麗菜「ふぅー・・・・」
理来「夕焼けがきれいだなぁ・・・・」

それから姉弟はスカイツリーに行き、背比べをし、夜になるまで楽しんだ。


麗菜「理来・・・・ねぇ・・・」
理来「何、麗菜姉ちゃん??」
麗菜「麗菜たち、ずーっと一緒だよね?」
理来「もちろん、僕の可愛い麗菜姉ちゃんは僕だけのものだもん!」
麗菜「理来ぅ・・・・嬉しいよぉ・・・」


ちゅっ・・・・

麗菜&理来「ずーっと一緒だよぉ!」


おしまい