とある惑星のとある国の首都。その近郊にあたしは無数の建物を踏みしめながら立っていた。

身長は175km。10万倍の大きさね。

『ふっふーん♪超絶巨大美少女JKリリス様はどう?可愛いでしょ?今日は征服じゃなくて遊びに来ただけだよっ!』

今日のあたしは紺のローファーに漆黒のオーバーニーソックス、チェックのミニスカートに制服という女子高生の格好で人間の住む星に降り立った。

首都にいた人たちはあたしの可憐な女子高生姿に釘付けになってたけど、やがて我に返ったかのように一目散に逃げ出したよ!今更逃げたって無駄なのになあ。

あたしはローファーを脱いで、ニーソをあらわにすると、両脚で首都を挟むようにして女の子座りをしたよ♪

ずぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!!!!

優しく座ったつもりだったけど、衝撃で首都の半分以上の建物が崩壊し、数十万人が犠牲になったよ。弱すぎぃ〜☆

『リリス様の極上の太もも山脈はいかがかしら?』

首都を丸ごと太ももで囲まれ、たくさんの建物が崩壊したのを目の当たりにした虫ケラどもは、阿鼻叫喚だったよ♪

「たすけてくれぇ〜!!」「おい、早く逃げないとあの山みたいな太ももに潰されるぞ!」

あたしは四方向のうち、まだ囲まれていなかった太ももの奥の方を指で思いっきり線を引いて、深さ数kmの谷を作ったよ。あたしの指が通った部分は建物も車も人も関係なくぜ〜んぶ谷になっちゃったっ!これで左右はあたしの太もも、前方はあたしのスカートの中のピンクのショーツ、そして後方はついさっきあたしが作った深い谷。

『これで逃げられなくなったね♪ねえねえ首都が壊滅しちゃったらこの国の発展も経済も壊滅的になっちゃうねっ☆この星の中心のトップの先進国として発展と繁栄のために長い年月と莫大なお金をかけて努力してきたのにあたしの太もものせいで一瞬で崩壊なんて斬新でしょ?』

首都にいる虫ケラが絶望しているのが感じられるぅ〜☆
でも一部の軍隊はまだ諦めてなかったみたい。
「やはり本気であの太ももでこの首都を挟み潰す気なのか…」「そんなことさせてたまるか!」「自分の命を犠牲にしてでもこの首都を守る!」

『うんうんそうこなくっちゃ♪じゃあルール説明!あたしに攻撃していいのはこの首都の中の軍隊のみ!ただしぃ〜 例外としてあたしの足裏への攻撃だけは許してあげるわ。首都以外の軍隊があたしの足裏じゃないところに攻撃してきたらぁ〜…』

あたしは海岸に泊まってた大艦隊に向けて指先からビームを発射したよ。

どかぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!

ご立派な大艦隊は一瞬で壊滅〜♪弱すぎ。

『即死刑♡わかるよね?』

あたしは笑顔で首都や首都の周りの人たち、軍隊に語りかけたよ。

「あの大艦隊が一撃で…」「やだ、死にたくないよ!!」「リリス様、命だけはお助けください…」

虫ケラたちの絶望の声が聞こえてくる中、あたしはルール説明を続ける。

『あたしの太ももが首都を壊滅させたらあたしの勝ち!あたしが飽きて破壊をやめたらお前たちの勝ち。わかった?じゃあいっくよぉ〜♡』

あたしはゆっくりと太ももを閉じ始めたよ♪

ずごごごごごごごごご!!!!!!!!!!

この星で最も大きい山よりも高くて広いあたしの太ももが動き出したことで、地震が大陸を襲う。そして虫ケラどもは逃げられるはずもなく、あたしの太ももが通った場所は超高層ビルも人も電車も何もかもが押し潰され、更地になっていく。絶対的な力を見せれてすっごいいい気分♪
太ももや足裏に軍隊たちが全力で抵抗してるのを微かに感じるけど、あえて放置。しようと思ったけどあえて太ももを閉じるのを止めて、太ももや足裏を指でかいてみせたよ。

『んぅ…核兵器使ったでしょ?くすぐったいんだけど。』

「我が軍の最強の核兵器を全力で打ち込んだのに全て太ももに吸収されてしまった…」「くそっ化け物め!!」「もう対抗する手段はない…あとはあの太ももに潰されるのを待つだけだ…俺たちの国は女子高生のほんの気まぐれで壊滅してしまうのだ…」


『JKの太ももは核兵器ですら傷つけられないの。わかった?わかったよね?死になさい虫ケラども。』

あたしは冷たく言い放つと、また太ももを閉じ始めたよ。

ずごごごごごごごごご!!!!!!!!!!

山、自然、高層ビル、大学、学校、家、車、電車、バス、人、何もかもがあたしの太ももに飲み込まれていく。あたしの太ももを止められるものなど存在しない。あたしは圧倒的な優越感に浸りながら太ももだけで首都の8割くらいを壊滅させ、何百万人もの犠牲者を生み出したよ。

「そこまでだ!」

突然空からたくさんの兵器や宇宙船、人たちが8割壊滅した首都に降りてきて着地したよ。

「私たちは宇宙警察だ!この状況について調査する。」

『この状況調査しなくてもわかるでしょ?あたしがこの国の虫ケラどもに痴漢されたんだけど。』

あたしはニヤニヤしながら今の状況を教えてあげたよ。

「ふむ。それは本当か?首都全体の人間で1人の女子高生を痴漢するとは許しがたい!」

『ほんとサイテー!太ももとかいっぱい触られたしぃ〜ほんと気分悪い。はやくこの痴漢たちみ〜んな逮捕してくれない?』

もちろんあたしから太ももで首都を壊滅させたんだけど太もも触られたのは嘘じゃない。でも、宇宙警察のルールにはかよわい女子高生を守る規則があって、女子高生の証言はかなり重要視される。そして、女子高生に対しての罪はかなり重くなるんだよ。



「ま、まて!被害者は俺たちだ!」
「そうだ!その馬鹿みたいに巨大な女に俺たちの街ごと破壊されたんだ!」

『は?どう考えてもお前たち虫ケラどもがこの麗しいリリス様の太ももにいやらしいことをしたのが悪いよね?』

「ふざけるな!俺たちに罪まで着せるつもりか!」

ブチッ

あたしはわめいてた痴漢くんを指で潰して残りの虫ケラどもをジト目で白状するよう脅したよ。

『ほらほら〜宇宙警察くんたちが見てる前で素直に白状したらどうなの?』

恐怖に耐えきれなくなった虫ケラたちは次々と罪を認めていったよ。

「ぼ、ぼくたち人間がリリス様の太ももを触りました…」「何卒命だけは…」

『ふふん。素直でよろしい♡最初からそうやって罪を認めればいいのよ?』

「リリス様、犯人共の現行犯逮捕のご協力ありがとうございました。この首都のすべての人間と、国を挙げての痴漢の容疑があるため、この国の政府たちも逮捕させていただきます。」

『うん!よろしくぅ〜♪ 痴漢大国の虫ケラ共を大量に捕まえられて久しぶりにいいことしたって感じ!』

あたしは立つと、腰に手を当てて壊滅した首都に話しかける。


『示談金は8000兆円(色々めんどくさいので単位は円)くらいでゆるしてあげる!あたしが許しても宇宙警察くんたちが許してくれるかは知らないけどね。ま、この国は宇宙警察にJK痴漢の犯罪集団のレッテルを貼られてもう終わりかしら?どの国もどの惑星も貿易してくれなくなるんじゃない?あはははははっ!!!』


あたしはニーソを治す仕草をし、右脚で思いっきり地面を踏みつけて大地震を起こしながら右手で首都をビシッと指差して言い放ったよ♪

『ってことで変態ゴミ虫くんたちはちゃーんと罪を償ってあたしにお金も払うのよ?わかった?じゃあね♡』

こうしてこの国は宇宙警察に逮捕され、他の国や星からも差別の対象となり、あたしへの多額の示談金の負債を抱えることになり満足に復興ができないまま衰退していった。




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宇宙警察とは、どの惑星や国にも所属しない国際的な警察の役割を果たしている大規模な組織。宇宙警察という名前だがどの惑星にも負けない軍事力を持っていて、裁判までやる権限を持ってるため、人間たちの間の犯罪をも裁いている。そして逮捕や起訴をされるのは個人だけではなく、国単位や惑星単位にもなることがあって、宇宙警察の判決を無視すると実力行使で強制執行されてしまうため、みんな守っている。基本的に人間の国や惑星についての仕事のみをし、人間と魔族の戦争にはあまり介入しないが、例外も多々ある。女子高生守護令が全体的に出されているため、女子高生の証言は最重要視され、女子高生への犯罪は重い罪に問われる。