どうも、お久しぶりです。
最近、なかなか文章が思い付かなくて悩んでいる「ゆったーり」です。
今回も1か月、か。
こんなにかかってしまって、期待してくれている方や応戦してくれている皆様に申し訳ないです。
お待たせしました、続編です。
姉と妹の甘々生活をお楽しみください。



――本☆文――


「はぁ…はぁ…」

私はお姉ちゃんにたっぷり搾られる…もとい、気持ちよくさせられるとお姉ちゃんの大きな手のひらにグッタリと倒れ込んだ。
私の大事な場所とお尻を責め上げるだけじゃなく、背中まで舐められて全身に上手く力が入らない。
ここ最近責められることが毎日だったせいなのか…。
もはや私の身体は無意識のうちに感じてしまうほどの域にまで敏感になってしまっているらしい。
全身性感帯と、名付けた人はよく言ったものだと感心する。
私も流石に何度もイカされ続けたので、体力が底に尽き始めている。
さっきお姉ちゃんのおっぱいの上で少し休んだとはいえ、結局は気休め程度だ。
また快感を覚えてしまったら、今までの疲れがあるにも拘らず、再び疲労が蓄積される。
それなのに人はすぐにやめることが出来ないとは……。
7つの大罪の一つに色欲が含まれている理由が、ようやくわかった気がする。
荒くなってしまっている呼吸を整えながらそんなことを頭の中で考えていると、私をつい先程まで責め立てていた巨大娘の司令官こと、お姉ちゃんが次なる指令を下した。

「ん~♪ 相変わらず、明日香の愛液は美味しいわね」
「や、やめてよ……恥ずかしぃ……」

子供みたいに純真無垢な発言を堂々とするお姉ちゃん。
振り返ってその笑顔を見ると、辱められているにも拘らず本当に照れ臭くなってしまい、私は慌てて顔を元に戻した。
お姉ちゃんはそんな私の様子を見て「可愛い♪」と、まるで小さな子猫を愛でるような猫撫で声で言って、私を乗せていないもう片方の手の指で優しく頭を撫でた。
うぅ…子供扱いされているのは明白なのに、私自身がお姉ちゃんに撫でられて『嬉しい』とか『もっと撫でてほしい』と口に出さずとも、心の中で思ってしまっているため、怒るに怒れない。
私の頭をそのまま優しく包み込むようなぷにぷにとした柔らかい指の感触が動いているから、髪の毛の上からでもわかるくらい気持ち良くて……。
これだけでまた私のおまんこが濡れてしまいそうだ。
それにザラザラとした指紋の感触もまた、波を打っているように気持ち良くて、『本気と書いてマジ』でイっちゃいそう(照。
そのことを感じると同時に自覚する。
あぁ…もう私は手の付けようがないほど重症なんだなぁ、って。
おそらく世界中の医師に診断してもらっても解決策どころか、治る可能性すら1%もないくらい。
それほどまでに私の心は病んでいて、しかも全身性感帯なんて言われても仕方がないほどの重症患者だった。

「――それじゃ、次のステップね?」
「………へ?」

唐突に聞こえた不審な言葉に、私は思わず自分の耳を疑った。
しかしそれでも体は正直なもので、驚いてしまうとほぼ同時に後ろを振り返っていた。
そしてその瞬間に私は自分の耳を疑うのをやめてしまった。
いや、正確には疑うことをやめたんじゃなくて――疑う必要がなくなったのだ。
さっき私に膝立ち状態にさせるための指令を出した時のような顔をしていたからである。
天使でも悪魔でもなく、言うなれば堕天使のような妖艶な微笑み。
もうこの人は人間というカテゴリから逸脱して淫魔と決めつけていいと思う。
それくらい、今のお姉ちゃんは私にとって嫌な予感しか与えてくれないような残酷とも思えるその微笑に、私は背筋に悪寒を感じた。
薄っすらと開かれた瞳は明らかに疚しいことを考えている光が見えているし、上唇をさっき私の背中や秘所を舐めた舌でペロッとなぞっている。
その姿は、もう女神なんて例えることができないほどだ。
強いて言うなら、淫乱となってしまった聖女か。

なんてそんなことを考えていると、お姉ちゃんは嬉しそうに大人の女性がするような笑みを浮かべた。

「さ、じゃあちょっと体勢を変えるからねぇ~」

そして人形遊ぶに夢中になる幼子のように楽しげな口調でそう言うと、お姉ちゃんはもう一度含み笑いを浮かべた。
そして蛙を呑み込んだ蛇の如く、またペロリと唇を舐めると、ゆっくりと口を開けながら私に迫ってきた。

「えっ!? いや、ちょっと待って」
「ふふっ、待たない♪ 明日香の綺麗なお尻、いっただっきまーす…あむっ?」
「ひやあぁぁ!」

私の言葉なんかもはや当たり前のように無視されて、お姉ちゃんは再び私のお尻をパクッと銜えてきた。
まるで体育座りをしている状態でお姉ちゃんの口の上にいるみたいに、私の身体はお尻から膝までパクリと食べられ、上半身と両足だけが外に出ているような形となった。
あまりにもの唐突さと容赦のなさに、私はビックリして喘ぎ声のような悲鳴を上げてしまった。
私の全身を簡単に包み込んでしまうようなお姉ちゃんの大きな口に食べられて感じちゃう辺り、重症だとはわかっている。
でもお姉ちゃんの生温かい吐息や、サウナのような熱い口内に入れられて感じるなって方が無理。
しかもまたお尻を唾液でぬるぬるしている大蛇みたいな舌が動いて、私の敏感なところ―といっても、もうほぼ全身が敏感だけど―を刺激してくるから、そんなに長時間も我慢できそうにない。
一度逃げようとしても、私の身体は上手くいうことを聞いてはくれず、さらにお姉ちゃんも逃がさないようにと唇でガッチリと私の身体を挟み込んでくるせいで、余計に逃げられない。
だけどお姉ちゃんの柔らかな唇に挟まれて、少し幸せー……。

「きゃっ!」

そんなことを考えて頭の中にお花畑を造園していると、突然私の身体を支えてくれている…もとい、私が乗っているお姉ちゃんの手が動き始めた。
上から下へと動く大きな手。
しかしそのスピードはそんなに速くなく、むしろ私に押し付けながら動かしているようなゆっくりとしたスピードだった。
その速度で私に押し付けてくるような手は、まるで私を本気で押し潰そうとしてくる壁そのものだった。
そしてそれと同時にお姉ちゃんが私の身体をお尻から吸い込み始める。
私をまた口の中で飴玉のように転がして舐めるつもりだと気づきつつも、私の思考回路はそこで強制的にストップされた。
お姉ちゃんの大きな手が私にピッタリとくっついているせいで、その手に存在する指紋が私の身体前面を滑るように動いていくからである。
波を打つように均等に分かれている指紋が私の身体を…主に人間なら誰でも持っている部分を刺激していた。
そう、人間にとって下腹部にあるおちんちんやおまんこ以外にも敏感な〝乳首〟である。
私の潰れたマシュマロみたいになっているおっぱいの先にある乳首を、お姉ちゃんの指紋はまるで狙ったかのように的確に刺激していたのだ。
ピリピリと全身に静電気が駆け巡っているような刺激に、私はもはや声も出ず、かといって抵抗する力も抜けて、完全にされるがままの状態に成り果ててしまった。
そんな私を見て、お姉ちゃんは嬉しそうな笑い声を漏らした。

「ふふっ、ようやく……じゅるっ、大人しくなった……♪」
「ひゃぁ! お、お姉ちゃん。だ、だめぇ……しゃべらないで~」
「ん?うふふっ、な~んでかな~?」

絶対わかっているくせに、と私は心の底で頬をフグみたいに膨らましていた。
お姉ちゃんがわざと私の腰を銜えながら言葉を発しているせいで、熱い吐息がおまんこやお尻の穴に直接当たってくすぐったい。
特にクリトリスにその息を吹き付けられると、全身に静電気が走ったようで一気に力が入らなくなってしまう。
そのことに気付いているのに、敢えてやる……というか、完全に面白がっているのだからタチが悪い以外の何物でもない。
さらに私の零れた愛液が混ざった自分の唾液を啜ったときに、私も一緒に吸われてしまい、私はもう完全に抵抗する力を失ってしまったも同然の状態となってしまった。
お姉ちゃんはそのことを見透かして、妖艶な微笑みとともに荒い鼻息で笑う。
もう本当に……自分の姉のことが淫魔のようにしか見えなくなってしまいそうである。

私がそんなことを考えていると、突然お姉ちゃんがちょうどいいくらいの力を込めて、指を私に押し付けてきた。
このまま私を食べようとしているようだったけど、その力加減は少しでも私が抵抗出来るような加減差だった。
あ、またわざとやっている……と頭の中で思ったが、細やかな姉の優しさに、私はほんの少しだけ感動を覚えてしまった。
……が、そんな考えはすぐに安直過ぎたと次の瞬間、私は知ることとなった。

「きゃっ!」
「~♪」

お姉ちゃんが大きな舌を私のお尻へと押し付けてきたのである。
あまりにも唐突過ぎる出来事に、私はビクンッと全身が震え上がってしまうほど驚いてしまい、喘ぎ声のような悲鳴を上げた。
そしてその瞬間に私はあることに気付く。
我が姉はただ私を口の中に招き入れようとするつもりだったのではなく、〝こうするために〟私に指を押し付けてきたということに。
そのことを理解すると同時に、お姉ちゃんの舌の動きが激しくなってきた。
私のお尻……もとい身体の腰辺りを唇でしっかりと挟み込んで固定して大丈夫だと安心しているのか、さっきよりも活発に見えない大蛇が、私の下腹部を自由自在に動き回る。

「ひゃぁぁあっ!! お、お姉ちゃん……! は、激し……いっ」
「くすっ……、明日香、可愛い♪」

ストップをかけたつもりだったのだが、お姉ちゃん自身はやめる気なんて全然ないみたいだ。
というか、私を銜えながらしゃべらないでって、さっき言ったのにも拘らず、またしゃべっている。
……この巨大娘は絶対にわかっていながら、わざとやったに違いない。
そう私の直感が告げていた。
おかげでお姉ちゃんの熱い吐息が私の下腹部を刺激して、私はまた全身に静電気が駆け巡るような感覚を味わう羽目となった。
快楽の電気が流れ、私はもうほとんどダメになってしまった。
意識はあるけど、頭の中は雪原のように一面真っ白の状態。
そしてそんな私の息の根を止める、もとい、引導を渡すかのように、姉が私の太腿からお尻を舐め上げた。
それが決定打……止めとなり、私はお姉ちゃんの指に必死で掴まっている腕の力以外の力が入らない。特に下半身。
まるで麻酔を打たれたときのように感覚がない。
あるとすれば、お姉ちゃんの舌の感触や熱や動きだけど、もう私には快楽&色欲に抵抗する精神力は残っておらず、ただ……必死にしがみ付きながら喘ぐだけだった。

「……ふふっ」
「んっ!?」

私の力が弱まったことを感じ取ったのか、お姉ちゃんが妖艶な笑みを溢した。
するといきなりお姉ちゃんの指と唇、舌の圧迫感が強くなった。
本当に私を押し潰そうとしているような力強さに、私は苦しげな声を漏らしたが、それはすぐに喘ぎ声と変わった。

「んっ……くちゅ……あむ、じゅっ……ペロ、ペロ……れーろっ……じゅるっ」
「あああああっ!!」

ただでさえ、圧迫されて身動きが取れないのに、更なる追い打ちをかけるようにお姉ちゃんが私を責め立てた。
私の背中にキスしてきたり、おまんこやお尻の穴の中にその大きな舌の先を押し付けるように入れてきたり、舌を擦り付けてきたり、私の愛液とお姉ちゃんの唾液が混じった液体を吸いたててきたり……。
しかも激しく貪り付いてくるせいで、私の身体は上下に動かされてしまい、目の前にある指の皺に乳首を刺激されている。
身動きできない体勢で前後から激しく責められて、私は本日……何回目かの絶頂に達してしまいそうだった。

「ふふっ……明日香、ビクビクしてる。そろそろ限界?」

お姉ちゃんがまた私を銜えながらしゃべり、問いかけてくる。
だけど、もはや私には反論する元気はなかったし、そんな言葉を言うよりも今は早くイキたい気持ちだけが募っていた。

「ぅん……っ、うんっ、お姉ちゃん、早くイかせて!!」
「はぁ~い♪」
「ひゃぁぁあああ!」

私がお姉ちゃんの指と口に挟まれながら、そう頼むと、お姉ちゃんは嬉しそうな声を出してさっきまでよりも少しだけ激しさを増して責め立ててきた。
そして私がお願いしてから10秒も経たないうちに、私はまた派手にイってしまったのだった。