夜中。
雨風の音が響くなか、いきなりインターホンが鳴る。
おそるおそる出てみると、同じ建物内の別室に住む同級生が。

「台風すごくて、ひとりだと不安で…」
「とにかく部屋へ。ついでにお風呂に」
「あ、それだったら…一緒に入らない?」

玄関。
雨で濡れた前髪を指先で弄びながら、頬を染めて言う彼女。私も女なのに、勘違いしてしまいそうだった。

「いや、ふたりで入るには狭すぎるから」

無難な返事で断ったが、彼女は諦めなかった。

「あ、それならいい方法があるよ!」
「へ?」

瞬間…気づいたら私は巨大な彼女を見上げていた。

「え、ちょっ? なによこれー!!」

驚き困惑する私。そんな私を彼女は問答無用でつまみ上げた。

「ふふっこうすれば一緒に入れるよね? じゃ、お風呂に行こっか」
「いやいやいや、待って待って」
「大丈夫だよ、同じ建物なんだから内装も設備も変わらないだろうし、問題ないって」
「それ以前に、前提が間違ってるんだけど!?」
「はーい、脱ぎ脱ぎしましょうねー」
「あ、ちょ、こらっ!」
「わー綺麗な体ー! でも私だって!」
「…お願い、話を聞いて」

呆れかえる私をよそに、彼女は器用にも片手で服を脱いだ。

「んしょっ、と…ふふん、どーぉ?」

彼女が自慢げに胸をはる。眼前にある巨大な乳房が、ぶるんっと凶悪に震えた。

「でっか…」

思わず口から漏れた私の声を聞いて、彼女が小悪魔な笑みを浮かべる。

「そうだねー、いまの貴女の数倍は大きいよねー私のおっぱい。ほぉらっ、こんなことだって出来ちゃうんだから」

そういうと、彼女はその大きな谷間に私を押し込んだ。凄まじい乳圧が私を両側から襲う。
だが、落ちない程度だったので苦しさはほとんどなく、柔らかさが際立っていた。

「うわっすごっ!」

感嘆を口にする。そんな私を見下ろして、彼女は嬉しそうに言った。

「気に入ってくれたようで良かった。じゃあお風呂入ろっか」
「…あっ」

すっかり忘れていた私は逃げ出すことも出来ぬまま、彼女と一緒に入浴することになった。