登場人物



絢音(15歳、高校一年生、妹)


裕二(20歳、大学二年生、兄)


























































































絢音「お兄さま、最近お腹が出てきましたね。」

裕二「余計なお世話だ。高校卒業してから体を動かすことがなくなったからな。」

絢音「でしたら、運動や筋トレをされてはいかがですか?」

裕二「えー、疲れるしめんどくさいからいいよ。」

絢音「そうですか?せっかくお兄さまのためにわざわざメニューを作ったんですのに?」

裕二「仕方ない、少しだけ付き合ってやるか。んで、何をすればいいんだ?」

絢音「まずは半分サイズに小さくなってもらいます。」

裕二「なんでだ!?筋トレするんだろ!?」

絢音「私にはちゃんと考えがあります。では小さくしますね。」


ビビビビビビビビビビビビビビビ。


裕二「うわぁーーーーーーーー!」

























































































絢音「さてと、これで半分サイズになりましたね。最初は腹筋をしてもらいます。」

裕二「腹筋だったら普通のサイズでもできるぞ?」

絢音「分かってませんねえ、どうしてわざわざ小さくしたんだと思いますか?」

裕二「んー、お前のことだからなんか考えてるんだろうけどわかんないな。」

絢音「お兄さまは鈍感ですねえ。今からお兄さまのお腹全体を私の足で踏みつけます。そこから力を入れるので、お兄さまはお腹に力を入れてください。少しでも力を抜くと...潰れてしまうかも知れませんよ?」

裕二「怖いこと言うなや!これは筋トレだぞ!!」

絢音「ホントは踏まれて嬉しいのでしょう?踏まれながら筋トレができるのですよ?一石二鳥ではありませんか?」

裕二「それを言われてしまうと何も言い返せねえ...。」

絢音「はい、では始めますので、仰向けになってください。」


裕二は絢音に言われた通り仰向けに寝る。100分の1サイズの時とは違い、今は2分の1しかないため、今の絢音が逆に大きく見えた。


絢音「お兄さま、準備はよろしいですか?では、踏みますね。」


絢音の足がお腹に乗っかる。それだけでもまあまあの重さを感じる。


絢音「さあ、少しずつ力を入れていきますので、お腹に力を入れてください。」

裕二「よしわかった。ぐっ!」

絢音「まぁ、固くなりましたね。素敵ですわよ、お兄さま。ぎゅううう。」

裕二「うぐっ、結構強めだな。」

絢音「まだ少し力を入れただけですよ、それ、ぎゅううう。」

裕二「まって、それ以上はきつい。」

絢音「だめです、それでは筋トレになりません。もっともっとぎゅうううううう!!」

裕二「無理無理無理無理無理!!」

絢音「はぁ...。」


絢音は足に力を入れるのをやめた。


絢音「まだ三段階しか力を入れてませんよ?これでは筋トレにはなりませんわ。」

裕二「無茶言うな。半分のサイズとはいえ、結構力の差はあるんだぞ?」

絢音「分かりましたわ。さ、続きをやりましょう。」

裕二「え、まだやるのか?」

絢音「今のでは全然筋トレになっていませんわ、今のを1分間かけて1分休憩、これを10セット行いますわ。」

裕二「俺の身体、もつかな...。」

絢音「持たないなら大人しく私の足に潰されますか?」

裕二「くそ、脅しやがって。わかったよ。頑張ってやるよ。」

絢音「その意気です。ではまた力を入れますので、お腹に力を入れてくださいー。」

裕二「ぐっ。」

絢音「では始めます。ぎゅううう。さぁ、頑張って1分間耐えてくださいね。少しずつ力を加えていきます。ぎゅううううう!」

裕二「うぐぐ、あと何秒?」

絢音「まだ20秒しかたってませんよ。ぎゅううううう。」

裕二「そろそろ重さに耐えられなくなってきたな。思いっきり腹に力を入れるか。」

絢音「あと10秒です、頑張って耐えきってください!!」

裕二「ぐぉーーーーーー!!強い強い強い!やばいやばいやばい!」

絢音「はい、1分です。」

裕二「ふぅ、助かったか...。」

絢音「1分休憩したら2セット目を開始します。」

裕二(この鍛え方も悪くは無いな。絢音の足を感じながら筋トレもできるなんて。いかん、何を言ってるんだ俺は。こんなのが絢音にバレたらドSが暴走しそうだぜ。)

絢音「はい、1分経過しました。」

裕二「なに!もう1分経ったのか!?」

絢音「はい。」

裕二「随分と流れてる時間が違うように感じる...。」

絢音「気のせいですわ、では始めます。ぎゅううう。」


これを繰り返し、裕二は何とか10セット耐えきった。だが、流石に疲れきって汗をかいていた。


絢音「よく頑張りましたね。」

裕二「おう...。水分補給がしたい。」

絢音「分かりましたわ。ではどうぞ。」


絢音は裕二の目の前に足の裏を持ってきた。


裕二「なんだこれは?」

絢音「喉が渇いたんですよね?私の汗水を飲んでください。」

裕二「飲めるかっ!!」

絢音「酷いです、せっかくまるまる1週間洗わずに汗だっくだくのムッレムレにしましたのに。」

裕二「そんな気遣いはいらん!!」

絢音「仕方ないですわね。ちゃんと水を用意していますわ。はいどうぞ。」

裕二「さすがは絢音だ。頼りになるぜ。」

絢音「もう、お兄さまったら...。」


しばらく休んだあと、次の筋トレが始まろうとしているのである。


絢音「今度は背筋をしてもらいます。今度は背中に足を乗せますから、背中で持ち上げようとしてください。これも1分間、1分休憩を10セットやります。」

裕二「よし、いつでもいいぞ。」

絢音「では始めます。よーい、スタート。」


絢音の合図で足に力が入る。もちろん何もしないと潰されてしまうので、そうならないように背中で持ち上げようとする。


絢音「10秒経過です、少し力を強めます。」

裕二「ぬぐっ!負けてたまるかーー!」

絢音「20秒経過です、さらに力を加えます。」

裕二「だんだんきつくなってきたなっ。だがまだまだ負けんうおー!」

絢音「30秒経過です。あと半分ですよ、頑張ってください。」

裕二「そろそろしんどくなってきたな...。」

絢音「あと10秒、かなり強めに踏みます!」

裕二「うおーーーーっ!なんて力だ!!潰されてたまるかぁーーーー!」

絢音「1分です。今から1分間休憩します。」

裕二「なかなかこの筋トレもきついな。だがかなり効果的かもしれないな。」

絢音」1分経ちました。2セット目を開始します。」

裕二「早いなっ!」


裕二のツッコミも束の間、なんとか背筋も10セット終わった。


裕二「はぁ、はあ、終わったぞ。」

絢音「よく頑張りましたね。それにしてもお兄様はすごいですね。」

裕二「え、なんでだ?」

絢音「先程の筋トレ、私はほぼ全力で踏んでいたんですよ?なのにお兄さまは耐えきってました。」

裕二「そうだったのか?とはいえまぁ、半分ってことは力も半分になっただけだろ?俺は男で絢音は女だ。半分くらいになったってそう簡単には負けやしねえよ。」

絢音「む、お兄さまのくせに生意気ですね。私の足が大好きな変態のくせに。」

裕二「それとこれでは別だろ!」

絢音「まぁいいですわ。次の筋トレに行きましょう。今度は足腰を鍛えましょう。ひとまずさらに半分サイズになってもらいます。」

裕二「なんでだ!!」

絢音「何でもです。」


ビビビビビビビビビビビビビビ。


裕二「うわぁーーーーーーーー!」





















































































絢音「はい、これで4分の1サイズになりましたね。ちょうど膝くらいの高さですね。では次の筋トレの説明をしますね。」

裕二「今度は何をするってんだ?」

絢音「次に鍛えるのはお兄さまの足腰です。今から私の脚と相撲をとってもらいます。1分間私の脚を押し倒そうと力を入れてください。もし力を抜いたりしたらそのまま蹴っ飛ばされてしまいますので気をつけてくださいね。これを10セット行いますわ。」

裕二「よしわかった、お前を倒せばいいんだな?」

絢音「そうです。でも果たしてそう上手くいきますか?では、始めます。お兄さまが力を入れた時点で数えます。」

裕二「よし、うおーーーーーー!」

絢音「はい、ではスタートです。」

裕二「なんだと、全然動かん!?こっちは全力でやってるのに。」

絢音「ほらほらー、お兄さま頑張ってくださいよー。女の子の足ひとつすら動かせないんですかー?」

裕二「うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ!」

絢音「頑張ってますねえ、頑張ってる姿素敵ですよ。では少しだけ心を折りましょうか。少しずつ押してあげます。倒されないようにせいぜい耐えてくださいね。」

裕二「くそ、うぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!」

絢音「お、なかなか頑張りますねえ、ではさらに力を加えます。」

裕二「くそ!少しずつ押し戻されていく!なんて力だ!!負けてたまるか!」

絢音「あと10秒です。ほーら、さらに力を入れてあげますわ。」

裕二「く、くそー、ここまでか...。」

絢音「1分経ちました、残念ながら時間です。あぁ、あと少しで押し倒せましたのに。」

裕二「ふ、残念だったな。」

絢音「あら、余裕ぶちかましてますけど、私の足を全く動かせませんでしたね。」

裕二「う、うるせえ!倒されなかっただけマシだろう!」

絢音「はいはい、1分立ちましたので2セット目を始めます。」

裕二「くそ、もう休憩終わりかよ。」


2セット目以降、絢音は1セットごとに足を押す力を強めていた。7セット目が終わった時点で完全に裕二の足腰は限界に近づいていた。


絢音「あれあれ、もうおしまいですか?あと3セット残っていますわよ?」

裕二「分かってる...。とはいえこのサイズさじゃ疲れるのも当然だろう...。」

絢音「そうですね。さあ、時間になったので8セット目を始めましょう。」


裕二は足腰に力を入れるものの、すぐに途切れてしまい、簡単に絢音に押し倒されてしまった。


絢音「限界のようですね。足腰の筋トレは7セットまでが限界ですね。残りの3セット分は別のところで追加しますね。」

裕二「あいよ...。」

絢音「次からは少し体を動かしていきましょう。まずはさらに小さくなってもらいます。」


ビビビヒビビビビビビビビビビビビ。


裕二「うわぁーーーーーーーー!」
































































































絢音「お兄さま、聞こえますか?今度は一気に100分の1サイズになりましたよ。」

裕二「おう、いつものサイズだな。もうお前の足しか見えないぜ。」

絢音「そうですか。ではまず次のトレーニングを発表します。私の靴下を登ってください。」


そういうと、裕二の目の前に足を踏み下ろした。


裕二「どわ、あぶねっ!」

絢音「大丈夫ですよ。今はまだ踏み潰しませんから。」

裕二「その言い方だと最後に踏み潰すみたいな感じだぞ。」

絢音「と、とにかくお兄さまは私の足を登ってもらいます。指からよじ登って靴下の1番上まで登りきったら降りる。降りたら1分休憩してください。これは1セットが長いので、5セット行います。時間は無制限ですが、あんまり遅いと足を無造作に動かしますので気をつけてくださいね。」

裕二「いいだろう。」

絢音「では始めてください。」

裕二「うおーーーー!!!」


猛スピードで絢音の足を登っていく裕二。靴下の繊維をうまく利用してたんたんと登っていった。そしてあっという間に頂上に着き、滑り降りて2セット目へと進んでいく。


絢音「ものすごいスピードでしたね。しかしそんなにペースあげて大丈夫ですか?後でバテますよ?」


案の定3セット目が終わった時点で裕二は疲れていた。そして4セット目の途中で腕が滑り、落ちてしまった。


絢音「ペース配分をちゃんと考えないからですよ?1分以内に再開しないと踏み潰しますからね?」

裕二「分かってる。」


1分ギリギリのところで裕二は再出発した。なんとか4セット目も頂上まで登りきるものの、ほとんど余力が残っておらず、絢音の足元で仰向けに倒れていた。


裕二「やべえ、マジでもう動けねえ。」

絢音「あら、もう限界ですか?動かないと踏み潰されますよ?ほーらほーら、私の足の裏ですよー。このまま下ろしたらぺっちゃんこですよー?」

裕二「煽ったって無駄だ。どうしても動けないんだ。」

絢音「仕方ありませんね、救済処置を与えましょう。あと1セット、死ぬ気で頑張ったらご褒美をあげます。」

裕二「ご褒美ってなんだよ。」

絢音「私が履いてまるまる1週間洗わずに放置した靴下をプレゼントしますわ。」

裕二「本当か!?」

絢音「万が一に備えて洗わずに置いておいたのですが、喜んでもらえたみたいですね。」

裕二「よっしゃー!死ぬ気で頑張るぜ!」

絢音「ほんと単純ですね。あくまでこれはトレーニングがメインですのに。」

裕二「さてと、さっさと登りきってあやねの靴下を頂きだぜ!」

絢音「そう簡単に行きますか?少し揺らしてみたりして。」

裕二「わ!バカやめろ絢音!落ちる落ちる!!」

絢音「それはまあ、落とそうとしてますからね。そう簡単に靴下は渡しませんわよ。」

裕二「負けてたまるかァ!」

絢音「ならば私ももっとゆらゆらゆらゆら!」

裕二「よし!登りきった!俺の勝ちだぜ!」

絢音「あんなに体力の限界でしたのに、たかが靴下1足でよく本気になれますね。」

裕二「お前の靴下は俺の宝物だ!」

絢音「ほんとに変態ですね。まぁ約束通り靴下はプレゼントしますわ。」

裕二「よっしゃー!」

絢音「ただし、残り二つのトレーニングが終わってからです。」

裕二「そうか、ならばさっさと終わらせようぜ。」

絢音「そう簡単には行きませんわ、今までよりも過酷なトレーニングですから。」


絢音はその場を去り、普段学校に行く時に履いているローファーを持ってきた。そして裕二の目の前にローファーを落とした。


裕二「うわ!あぶねえな!」

絢音「大丈夫ですよ、当てないようにしてますから。」

裕二「当たり前だ!!んで、ローファーを持ってきた理由は?」

絢音「今度はローファーを使ったトレーニングです。ローファーの中に入って持久走です。もう片方の靴下を入れてたのでいま出しますね。」

裕二「なんで靴下なんか入れてたんだ?」

絢音「この靴下嗅いでみますか?」

裕二「くんくん、ぐわっ!臭っ!なんだこりゃ!?」

絢音「さっきお兄さまにプレゼントしたもう片方です。今日は学校が休みなので履いてないので臭いが弱いと思って、これを入れといたんです。」

裕二「これはサービスなんかじゃなく、余計なお世話ってやつだな。」

絢音「まあいいですわ、始めましょう。私の指に乗ってください。」


裕二は絢音の指にしっかりとしがみつき、そのままローファーの中へと案内される。先程の靴下の臭いで充満され、ジメジメとした湿気などもあり、最悪の環境である。


絢音「お兄さまー。うわ、臭い。今からローファーの中を5周してください。空気を薄くしたトレーニングです。しかも薄くなってる原因は私の足の臭い。興奮してますか?」

裕二「ふ、ふん。する訳ないし。」

絢音「ふーん、なら今すぐにでも消臭剤を中に入れて、私の足の臭いを消してしまいましょうか?」

裕二「それだけは勘弁!!」

絢音「ほんと素直じゃないですね。ではそろそろ始めてください。」


裕二は走り始めた。最初は余裕で走っているが、ラストの5週目に入ると徐々に疲れ始める。空気がいつもより薄いため、平常に呼吸をするのも難しいのである。


絢音「お兄さま、あと何周ですか?」

裕二「あと1周だ...。ぜえ、ぜえ、...。」

絢音「頑張ってください。あと1分以内にゴールしないとこのまま靴を履いちゃいますから、踏み潰されますよ?」

裕二「くそ、いつもいつもそうやって煽るよな。俺の気も知らないで。」

絢音「喜んでるくせに。ほら、頑張ってください。」


裕二はなんとか1分以内にゴールすることが出来た。


裕二「終わったぞ!だしてくれー!」

絢音「あ、終わりましたか。よく頑張りましたね。では、最後のトレーニングです。」

裕二「やっと最後のトレーニングか。ここまで長かったぜ。」


すると絢音の足がローファーの中へと入り込む。そしてあっという間に裕二を捉え、つま先で裕二を踏みつけた。急の出来事で裕二は何も考えるまもなく靴底に押し倒された。


裕二「あ、絢音!?どういうつもりだ!?」

絢音「最後のトレーニングは、私の足に踏み潰されないように全力で持ち上げようとしてください。ここまで頑張った御褒美に言葉責めもしてあげますわ。せっかくだからドSにでもなりましょうか?」

裕二「おう、頼むわ。」

絢音「分かりましたわ。では始めます。.....................ふぅ、あらー?私の靴の中になにかいますわね。何かしら?(グリグリグリ)」

裕二「ぎゃっ!ぐわっ!どわっ!」

絢音「うーん、なんだか柔らかいわねー。グミかしら?ちょっと踏んでみようかしら。ぎゅううう。」

裕二「ぐわーーっ!つ、潰れるーーーーー!」

絢音「あら、靴の中から声が聞こえたわ?なんでかしらね?でもそんなはずないわよね。もっと強く踏んでみるわ。ぎゅうううううう!」

裕二「ぎゃーーーーー!靴の中にいるんだ!助けてくれーー!」

絢音「なんだかお兄さまの声に似ているわね。」

裕二「俺だ!絢音!お前の兄の裕二だ!お前の靴の中に閉じ込められてるんだ!助けてくれ!」

絢音「あら、私が踏んでるのはお兄さまだったのですね。ならば都合いいわ。このまま私の足でぺちゃんこにしてやるわー!」

裕二「な、なにいってるんだ!やめろ!」

絢音「えー、やだー。どうせホントは踏まれたいとでも思ってるんでしょ?変態お兄さま?」

裕二「なんだとー!これでもくらえ!」

絢音「あら、抵抗してるのかしら?ポカポカと足に感触がするわね。じゃあ私も反撃しよーっと。ぐりぐりぎゅー!」

裕二「ぐわぁー!つ、潰れるー!助けてくれーー!」

絢音「ふん、私に攻撃をするからよ。ほら、私の足を嗅ぎなさい。クンクンしなさいよ。ほらほら。(くねくねくね)」

裕二「ぐは、ゲホゲホ。臭い、臭すぎる。ほんとにこれが女の子の足の臭いなのか!?」

絢音「そろそろとどめよ、跡形もなくなるくらいに踏み潰してぺっちゃんこにしたあと、ぐりぐり踏みにじってやるわ。死ねっ!!」


ズシンっ!グチャ。



























































裕二「あれ、ここは...。」

絢音「あ、目が覚めましたか?お兄さま?」

裕二「あれ、俺はお前に踏み潰されたんじゃ?」

絢音「はい、踏み潰しましたわ。ですから蘇らせたんです。これでトレーニングは終わりですわ。いかがでしたか?」

裕二「正直に言おう、悪くはなかった、むしろ楽しかった。」

絢音「あら、意外な返事ですね。何故ですか?」

裕二「い、いやー、筋トレができてよかったなあと。」

絢音「あれ、そんなこと言ってますけど、ホントは私の足に興奮しただけでは?」

裕二「ち、何もかもお見通しかい。」

絢音「当然です、お兄さまの妹ですから。またいつでも付き合って差し上げますわ。」

裕二「おう!」



終わり