裕二「おーーーーい、絢音ーーーーーーー。」
絢音「お呼びですか?お兄さま?」
裕二「いやー、久しぶりにまたやって欲しいことがあるんだけど。」
絢音「なんですか?どうせ、俺の事を踏んでくれー!とかそんなことですよね?」
裕二「チッチッチッ、違うんだなーこれが。題して、女子高生絢音の、フードクラッシュしてみたーーーー!パチパチパチーー!」
絢音「えっとーーー、つまりどういうことでしょうか?」
裕二「フードクラッシュを知らないのか?ならば少しばかり説明してあげよう。まぁつまり、食べ物を踏んで欲しいってことだ。」
絢音「そのまんまの意味ですね。でも正直あまり乗り気ではないです。」
裕二「え、どうしてだ?」
絢音「だって、食べ物を踏んだって何も聞こえないじゃないですか。小人は踏み潰される前に悲鳴をあげたりするからゾクゾクしますけど。」
裕二「相変わらずのドSっぷりだな。さすがは俺の妹だぜ!」
絢音「本当にやるんですか?」
裕二「あったりまえだ!最近絢音は受験勉強でほとんど俺と関わってくれなかっただろ?だから今回くらい俺のお願い聞いてくれよー。」
絢音「仕方ないですね、今回はお兄さまの願いを叶えてあげましょう。」
裕二「やったー!さすがは俺の妹だぜ!というわけで早速準備に取り掛かろう!」
絢音「仕方ないですわね。ところで食べ物を踏むだけでいいんですか?お兄さまはどうするつもりですか?」
裕二「小さくなって食べ物の近くで絢音が踏みつける姿を見ることにするよ。」
絢音「そうですか、ですがあんまり近くにいると間違って踏み潰してしまいそうなので気をつけてくださいね?」
裕二「いやー、それはそれで本望かもしれん(笑)。」
絢音「相変わらずの変態ですね。とりあえず準備してもらってもいいですか?」
裕二「おっけー任せとけ!」
~数分後~
裕二「準備出来たぞ!始めたいから小さくしてくれ!」
絢音「分かりましたわ。」
~クリスマス編~
裕二「準備出来たよーー!」
絢音「ケーキとシャンメリーがありますね。」
裕二「こいつらを使ってフードクラッシュをして欲しいんだ!そのついでに俺をいじめて欲しい!やり方は任せる!」
絢音「分かりましたわ。
...............ふう、あら?これは何かしら?」
裕二「あ、絢音!今日はクリスマスだ!だからいっぱいご馳走を用意したから一緒に食べようぜ!」
絢音「.....................。」
裕二「どうした?食べないのか?」
絢音「お兄さまは私をいじめて楽しいですか?」
裕二「なんで!?一緒に食べたくなかったのか!?あ、一人で食べたかったとか?」
絢音「違います。普通こういうのってカップルがやるようなものですよね?彼氏がいないわたしへの意地悪ですか?どうせ私はなんの魅力もない女の子ですよー。」
裕二「違うんだ絢音、俺はただお前と楽しいクリスマスをだな...。」
絢音「言い訳なんた聞きたくありません。お仕置きが必要です。」
絢音は立ち上がると、ケーキの真上に足を振りかざした。裕二は絢音の足の裏に興奮していたが、やがて正気を取り戻し、慌てて逃げ始めた。
絢音「逃げても無駄です、これでもくらいなさい!!」
ずしーーーーーーーーーーーん!!
勢いよく振り下ろされた絢音の足はケーキを直撃し、いとも簡単に踏み潰した。そしてその勢いでクリームなどが散弾し、逃げていた裕二を襲いかかる。
裕二「うわ!ケーキベタベタ!最悪だ!クリームが染み付いて全然取れねえ。
ぺろぺろ、うめぇーー。
はっ、そんなことしてる場合じゃない!」
絢音「あら、運良く逃げられたみたいですね。それに私が踏み潰したケーキを食べるなんて、そんなに美味しかったですか?」
裕二「いやー、本来甘いはずのケーキに絢音の汗が少し入り交じってしょっぱい味も混ざってとっても美味しいよ!」
絢音「そうですか、それならどんどん踏み潰してもっとグチャグチャにするので食べやすくしてあげますね。」
どすーーーーーーん!グリグリグチャグチャ。
絢音「はい、これで食べやすくなりましたね。あ、折角ですから私の靴下にくっついたケーキでも食べますか?」
そういうと、絢音はケーキだらけのベトベトになった足を裕二の目の前に差し出した。
裕二「お、世界一美味しそうなケーキの登場ってわけだな?いただきまーす!」
むしゃむしゃもぐもぐ。
裕二「んー、汗が染み込んでるからしょっぱい味が強めだな。だが甘さもあっていいぞ!」
絢音「そうですか、喜んでもらえて何よりです。」
裕二「ケーキの食べすぎで喉乾いたなー。絢音!シャンメリーを何滴か垂らしてくれ!」
絢音「え、まさか地面に落ちたシャンメリーを飲むおつもりですか?そんなことしたら汚いですよ?それに、地面に落ちたシャンメリーよりもっと美味しい味わい方ありますよ?」
そういってケーキを踏み潰していないもう片方の足にシャンメリーをぶっかけた。絢音の靴下にシャンメリーが染み込んだところで、裕二の目の前に足裏を差し出した。
絢音「こっちの方が美味しいですよ。さあ好きなだけお飲みくださいね?」
裕二「いっただっきまーーす!!」
裕二は絢音の足裏に口をくっつけた。そしてそのまま思いっきり吸い込み、シャンメリーを飲み始めた。汗の味も混ざっていたが、とにかく喉が乾いていた裕二はそんなことはお構い無しに飲み続けていた。
裕二「ふぅ、少し飲みすぎたかな。お腹が痛くなってきたぜ...。」
絢音「あらあら、大丈夫ですか?」
裕二「多分お前の汗を沢山飲んだり食べたりしたせいかもしれない...。」
絢音「自分の腹痛を人のせいにするなんて最低ですね!お仕置きが必要ですね?」
そういうと絢音は両足合わせで座り、裕二を両方の足の裏で挟み込んだ。
絢音「どうですか?私の汗のくさーい臭いとケーキのあまーい匂いとシャンメリーのすっぱーい匂いが混ざった空気は?お兄さまにとってはこれ以上にない地獄の環境だと思いますけど?」
裕二「く、やばい、このままだと意識が...。」
絢音「苦しそうですね、今楽にしてあげますから。」
ぎゅうーーーーーーーー!!!プチッ。
絢音は足に全力の力を入れ、いとも簡単に裕二を挟み潰してしまった。そして直ぐに裕二を蘇らせた。
絢音「いかがでしたか?お兄さま?」
裕二「苦しんでる俺を容赦なく潰す絢音。たまらなかったなぁーー。」
絢音「次はもっと苦しめてあげますね?」
裕二「ふ、楽しみにしてるぜ。よし!次に行こう!!」
絢音「分かりましたわ。」
~お正月編~
裕二「次はこれだ!」
絢音「これは、お餅ですよね。つまりお正月ってことですか?」
裕二「そう!その通り!流石は絢音!よく分かってるなー!」
絢音「お餅があればお正月なんて誰でも分かると思いますけど...。で、今度はお餅を踏めばいいのですか?」
裕二「そうだな!今度は餅の上に俺が乗るからそのまま踏んで欲しいんだ!足を振り下ろされる恐怖を体験したいんだ!」
絢音「間違えて踏み潰されても知りませんからね?お兄さまのことは気にせずもちをひっくり返したりするので、せいぜい死なないように気をつけてください。」
裕二「ちょっと待ってろ。今から持ちの上に乗るから!」
絢音「分かりましたわ。そしたら私は靴下を脱いで素足で踏みますね。さすがにシャンメリーとかケーキがついた足で踏むのはまずいので...。」
お互いに準備が出来たところで餅のフードクラッシュが始まった。モチモチとした感触が絢音の足裏を刺激し気持ちよくさせていた。
絢音「お兄さま?大丈夫ですかー?生きてますかー?餅をひっくり返しますからねー?」
一方裕二の方はパニックに陥っていた。何度も襲い掛かる振動や餅の粘着力に足をとられ、なかなか上手く動けずにいた。
裕二「このままだとまずいな、ひっくり返されたら持ちの圧力に押しつぶされちゃう!なんとかして脱出しないと!」
絢音「よいしょっと。」
裕二「うわーーーーーーーー!」
何と、裕二が脱出をする前にもちをひっくり返してしまった。そしてしばらく手でコネコネしていると、裕二に餅の圧力が襲いかかる。
裕二「うぐ、持ちの弾力がすごすぎて体が動かせない。絢音ーーー!一旦止めてくれーーー!」
絢音「さてと、第2ラウンドと行きましょう。今度はさっきよりも踏みつけますわ。せーの、えいっ!!」
裕二「ぎゃーーーーーーーー!」
裕二は餅の圧力で身体が潰れそうになった。幸いぺちゃんこにはならずに済んだが、圧倒的圧力を全身に浴びてしまった。
絢音「ん?今お兄さまの悲鳴のような声が聞こえたような?まぁ、気のせいですよね、今度は連続でー、ふみふみふみふみーーーーー!(ドドドドドド)。」
裕二「絢音!ストップ!もう無理!重い!限界!!!」
絢音「うーん、やっぱりお兄さまの声が聞こえますわね、餅の中を見て見ましょうか。」
絢音はしばらく餅をこねたり伸ばしたりして裕二を探した。なんとそこには持ちにへばりついていかにも死にかけの裕二の姿があった。さらに肺などが潰されて血を口から吐いたため、餅の1部が赤く染っていた。その1部を裕二ごとちぎって床に置いた。
絢音「この部分はもう食べられないですね、今から私の足でペラペラに踏み潰してあげます。嫌なら逃げてくださいね?」
裕二「待ってくれ絢音、餅がくっついて動けないんだ。」
絢音「何か言ってるみたいですけどよく聞こえませんね、動かないってことは私の足に踏み潰されたいってことですかね。」
裕二「違うんだ、逃げたくても逃げられないんだ。それに肺が潰されて大きな声が出せないんだ。」
絢音「仕方ないですわね、そんなに踏まれるのが好きなのでしたら思う存分堪能してあげます、ふふふ...。」
裕二「やばい、絢音のドSモードが始まった。なんとかして逃げ出さないと、しかしこの餅弾力強すぎだろ!全然動けん。」
絢音「ほらほらー、私の足の裏大きいでしょー?こんなでっかい足がお兄さまの上にのしかかったら...、一瞬でぺちゃんこですわね...。」
裕二「頼むからやめてくれーー!お願いだから殺さないでくれー!」
絢音の足の裏が裕二の目の前でストップした。どうやら裕二の声が絢音に届いたようだ。
絢音「5秒だけ止めてあげるから最後の遺言を言うといいわ。」
裕二「そんな、5秒なんてはやすぎる!もう少し時間を!」
絢音「5」
裕二「待ってくれ、お願いだから俺の話を聞いてくれ!」
絢音「4」
裕二「せめてこの餅だけ俺の体から外してくれ!こいつのせいで動けないんだ!」
絢音「3」
裕二「なんでわかってくれないんだこのバカ妹!あほ!カス!貧乳!」
絢音「2.1.0。えい。」
裕二「ぎゃーーーーー!ってあれ?潰れてない?」
絢音「私に暴言を吐いたので少しお仕置きをしてあげます。今からすこーしずつ力を入れていきます。せいぜい潰れないように持ち上げてくださいね。それ、ぎゅうううううううう。」
裕二「うぎゃー!待ってくれ!手が持ちにくっついて支えられないんだ!」
絢音「そうですか、なら大人しく私の足に踏み潰されてください。今度はグリグリ攻撃です。」
裕二「ぎゃーーーー!骨が折れた!激痛がーーーーー!」
絢音「いつ聞いてもお兄さまの悲鳴は素敵です。もっともっと苦しんでください!ぎゅううううううううううう!」
裕二「あ、が...。」
絢音「あら、少しやりすぎてしまいましたわ。動かなくなったお兄さまなんて必要ありませんので、そろそろトドメをさしてあげますね。しねっ。」
ブッチュ!
絢音は裕二を一思いに踏み潰した後、再び呪文を唱えて甦らせた。
絢音「いかがでしたか?お兄さま?」
裕二「最高のシチュエーションだった。フードクラッシュの絢音も良かったぞ!」
絢音「喜んでもらえたなら良かったです。」
裕二「また何かいい案を見つけたら頼むな!」
絢音「分かりましたわ、お兄さま。」
~終わり~