「ほら、、、キスしていいよ」

少女が男に向かい、大胆な一言を放つ。

こんな言葉を言われればたいていの男は嬉しがるだろうが

彼の場合は違った。

「ほら、はーやーくー この距離でも遠いのかな?」

少女はそうやって足元にいる男の真上にある足を更に近づけた。

近づきすぎた足の裏にとっさに両手を出して男は支えようとする

   が 無 駄 。

男の身長よりある巨大な足だ、そんなものを支えることなどできるわけない。

一気に男は仰向けに倒れこむ。

「ああーごめんごめん、おろしすぎちゃったよー、あはは」

少女は謝ってはいるが、まったく悪びれることなく 行動には出さず
逆に男の顔面を親指でぐりぐりとなじっている

「抵抗してもいいんだよ? こびとくーん」

男は必死に抵抗しているが、足で全身を地面に押さえつけられ
まったく力が出せないのだ

もちろん体が自由になっていたところ、20倍以上のサイズ差なので
抵抗しても無駄に終わってしまうだろう

グリグリ グリグリ

少女は男を見下ろし、にやけながら 足で男を踏み続ける

「ん゛ん゛んんんん!」

男は叫んでいるつもりがだ口を足の親指の裏で塞がれまったく少女には届いていない


「今度は何させようかなー」

バッと少女の足が宙に浮き、男から離れる
再びドスンと男の真横に落下してきた

「ゼーハァーゼーハァ ハァハァ」

うずくまり全力で呼吸をする男、しかし肺を満たすのは
少女の足の臭いつきの酸素だ

男は今、少女の足に囲まれてる状態なのだ