・ほぼあらすじ、執筆中です。
・「こういう展開がいい」「こんな台詞があったらいいな」等があればコメント下さい。
 下記の設定内であれば書けると思います。
 複数あればマルチエンディングにする予定です。
・読みづらいかもしれないので、「こう書いたらいいよ」「この方が読み易いよ」というのも下さい。
 

設定

・シチュ
 1/10サイズ男と普通サイズ女の体育授業で男女対抗サッカー試合。
 本来の身体能力と技術と経験で圧倒的に勝るはずの男達が、サイズ差の一点のみで女生徒達に完敗する。
・学校の設定
 去年までは女子高校だったが、今年から男でも縮小病に罹っている場合に限り入学可能となった。
・縮小病
 1/10になる。男性のみ罹る。中学3年生で発症する。治らない。
・男
 縮小病でも入れる高校がこの元女子高校しか無かったので入学した。プロを目指しており、作中冒頭では諦めていない。
・女
 男と同じクラス。運動は苦手。将来はスポーツで稼ぐつもりは一切無い。
 縮小男との接し方がまだわかっていない。嗜虐趣味は無い真面目で良い子だが、無自覚に小さな男を見下している。
・サッカー
 グランドとゴールポストは普通サイズ。ボールは1/10サイズ。


本文冒頭

梅雨時期の奇跡的に晴れた昼下り。
とある高校のぬかるんだ運動場の中央で、女性教師の前に体操服姿の男女が向き合って整列している。
これから試合始まるというのに選手達には動揺の表情が浮かぶ。
1/10サイズの男達は"女の子相手に本気を出すのは男として気が引ける"と巨人を見上げている。
普通サイズの女生徒達は"小っちゃいからどう接したらいいのかな"と掌サイズの存在を見下ろしている。

女性教師は今までこのクラスの男女関係に悩んでいた。
女生徒達は皆良い子であり、男子生徒に危害を加えたことは無い。親切に接している。
だが、人形サイズの彼らを異性どころか人間とすら思っていない節がある。小さな弱々しい存在と見下している。
その対応策がこの試合だ。男子が勝てば、女子は男子を見直すだろう。

#設定説明が多い?
#女性教師自体は完全に舞台装置。この話では重要ではないので説明は少なめ。

女性教師
「一同、例!」

男達が30度の角度でお辞儀をする。
挨拶は人として大切な礼儀行為であり、心の表現。謙遜と相手への敬意を表し、相手と同じ社会で生きているという意味もある。
男達が一般的な挨拶を終えて見上げると、女生徒達は100度以上も頭を下げた体勢で止まっている。
これが女生徒達なりの心からの挨拶だ。小さな相手に合わせて遜るには、これ程に長く頭を下げると考えた。
しかしそれは、もはや頭を下げ過ぎた事で背を向けているようであり、相手を見ていない。そこまで下げてなお女生徒達の頭は男達よりも高い位置にある。

#女子が男子をどういうふうに見ているかを、行動で暗喩。現状は直喩になっている?
 また、最後の描写と対比。

女性教師
「ポジティブ場所に着け!」

各選手がポジション場所に向かう。
男子は正確な場所へ真っ直ぐ駆けてゆく。小さくなろうとも体と魂が場所を覚えている。
女子は少しゆっくりと歩いていく。そもそも正確な場所が分からないため、その歩みはたどたどしい。全員が少しずれた場所で留まった後、何度も目的地付近をうろついて、やっとポジション場所に着く。
それでも、今だに男子はポジション場所にたどり着けていなかった。

#サイズフェチ的に必須な男女の身体能力差を描写。男子の長年培って習得した技術による最高効率な行動よりも、未熟な女子の稚拙な行動が勝つ。
 また、あえて文章を冗長にして長い時間がかかっていることを描写。

女性教師
「試合開始!」

試合開始はキックオフという形式で始まる。
まず両チームの代表がコイントスをする。
次にボールをサッカーコートの中心に起き、コイントスで当てた方がボールを蹴って試合が始まる。

#サッカーのルールを知らない人向けに解説。

女性教師がぬかるみに転ばないように腕を上げてコインを投げた。
男子は表と予想し、女子は裏と予想。
コインは裏が出た。

#計画が裏目に出ることを暗喩。裏目に出る。
 ぬかるんだ場所(安定しない足場)で計画実行→砂上の楼閣



#この後は試合中にサイズフェチシチュが多数発生。女生徒の男子への評価が下がっていく。
 男子は一点も取れず女子が圧勝。

#頂いた「転んだ女子のお尻で踏まれる」を入れる。今までお尻シチュは書いたことがないので挑戦する。
 「華奢な女生徒の小さなお尻に埋もれる」というのも個人的に好き。
 ぬかるんだ地面なので「男子にとっては固い地面が女子の一動作で大陥没」も入れたい。

#試合中に曇る描写を入れる。雲行きが怪しくてなる。
 終盤に雨が降るのを唐突にしない。
 暗くなっていくことで男子の情勢が悪くなっていくのを暗喩。


#以下は終盤

小雨が降り始めてきた。試合に支障はない、普段の女生徒達であれば傘を差さない程。授業時間はまだ十分にある。
にもかかわらず一人の女生徒が
「雨が降ってる時に外に居るのは可哀想。教室に戻るよ」
といって足元の男子を拾い上げた。レッドカードどころではない反則行為。その行動に他の女生徒達は何の疑問も無く続く。

男子が「まだ試合は終わっていない」と抗議するも無視される。

女生徒は男子を雨から守る為に、男子を掴んだ手を体操服の下から中に入れた。
男子を落とさないよう、意図的に小さな胸の下に優しく添える。

女生徒が開いた手で体操服の胸元を開き、抜け出そうとする男子と向き合い
「おとなしくしててね」と男子を押さえつける。

女生徒が胸元を閉じて教室に向かって歩き出す。

#序盤の挨拶シーンと対比(変化)
 女生徒は男子と向かいあって相手を見据えている。距離も近くなっている。男子への接し方も決まった。共通しているのは女子が男子を見下している。