カテゴリ:踏み、尿、屁、大
第一話同様、GTSメインって言うよりも、話の中にGTSが出ると言う感じです。


1945年夏 日本のとある防空壕

ズゴッ

五郎「うわぁ!」
新太「指が…」
勇次郎「指の太さがちょうど防空壕の入り口と同じくらいだな…。」
新太「冷静に分析している場合かよ。かきまわしてきやがった!」
五郎「おしっこの渦にのまれる…」
勇次郎「落ち着いて、この指につかまるんだ!」
新太・五郎「う、おう!」
勇次郎「さて、どうするか…。」
新太「てか!目が回る…。ぶはっ」
五郎「つかまっておけば溺れることはないけど…。ぶぇっ!」
勇次郎「指を上下し始めやがったな!」

菖蒲は指を防空壕の中に出したり入れたりしている。
指を穴に出し入れするのは慣れているかのような手さばきだ。
勇次郎たちの体はおしっこの海に浸かったり、出たりする。

菖蒲「生命を確認します。」

ザバァッ

新太「うげぇ!今度は上空に!?」
五郎「防空壕から指を出したんだよぉ。」
菖蒲「子供が三人…。」
勇次郎「おい、菖蒲!俺たちだ!同じクラスの!」
菖蒲「その声…。」
新太「てか、喋り方とかから察するに絶対何かに操られてるよな。」
五郎「この状況で冷静な分析をしなくても!」
菖蒲「操られて…?」

米軍基地

将軍「ん?巨大女の動きがおかしいぞ。」
参謀「おかしいとは?」
将軍「日本兵を殺そうとしない。何故だ。」
参謀「やっぱり実験段階の洗脳巨大化ガスは効きが良くありませんねぇ…。何がいけなかったのか、リサーチしておきます。」
将軍「ん?どういうことだ?」
参謀「多分、洗脳効果が解けかけてるんだと思われます。」
将軍「そうか。まぁ女1人くらい、どうということはない。」
参謀「あ、いや、待てよ。」
将軍「どうした。」
参謀「洗脳は解けますが…、巨大化は解けないかもしれません。」
将軍「何ぃ!?」

日本軍防空壕

菖蒲「あああああ!恥ずかしい!」
新太「同情しきれないなぁ。俺たちも被害者なんだし。」
勇次郎「恥ずかしいと思うのなら、その鬱憤は米軍にぶつけようぜ。」
菖蒲「そそ、そうね。行きましょう。」

米軍基地

参謀「将軍、大変です。」
将軍「どうした?」
参謀「先ほどの巨大娘がこちらに向かっています。」
将軍「何?それはつまり…」
参謀「この砦を落とすつもりでしょうね。」
将軍「くそっ!出撃命令を!それから、他の巨大娘を呼び戻せ!」
参謀「それが、他の巨大娘たちは洗脳も巨大化も解けてしまいました。今はどこにいるのかすら分かりません。」
将軍「この役立たずが!」

ズぅぅぅ…ン

将軍「え、アースクエイク?」
参謀「いえ、これは…。」
将軍「外へ出ろ!」

将軍と参謀が外へ出て上を見上げると、青いはずの空は真っ白になっていた。

将軍「な、なんだこれは…。」
参謀「パンティですね。」
将軍「パ…良いから!皆の者、出撃しろ!」
参謀「将軍、あれだけいた兵士は、どこへ行ったのですか…?」
将軍「え…」?

菖蒲が右足を上げると、そこでは兵士たちが無残にもつぶされていた。

将軍「馬鹿な…。」
菖蒲「やっとお会いできましたね、将軍。」
将軍「ま、待て!話を…。」
菖蒲「話なんてありませんよ。」

菖蒲はパンツをおろすと、2人の上にウンコ座り。

参謀「もはやこれまでです。」
将軍「知らせなければ!王に、このことを!」

ブゥゥゥゥゥ!!!!!!!

菖蒲が下っぱらに力を入れると、爆音とともにものすごい臭気の熱風が吹いた。
将軍と参謀は熱風で皮膚が焼けただれ、2人がいた砦の壁には、彼らの形の影が出来た。
全身火傷になった2人は、それでもまだ生きていた。

勇次郎「すごい、これが怒りの放屁…」
新太「放屁と言うより、砲火だなこりゃ…」
将軍「あ、う、うぁ…。」
菖蒲「トドメよ。」

菖蒲は再びお腹に力を入れた。
両足の間のピンクの穴からみしみしと、黒い塊が姿を見せる。

将軍「あれは…爆弾か…?」
参謀「いいえ、違います、もっと恐ろしいものです。」
勇次郎「投下!」

ぶりっ…ドドォォォォォォォン…!!!

世界で最も威力のある用の足し方。
巨大な黒い塊は将軍と参謀を直撃した。


20xx年。勇次郎とその孫、勇太。

勇太「嘘だ!」
勇次郎「まぁ、信じる信じないは自由じゃよ。」
勇太「うー…。それで、その後はどうなったの?」
勇次郎「勢いに乗って、海外へ攻め込もうとしたところで停戦協定が結ばれた。アメリカの王が、日本の兵器を知り、大事に至る前に下した決断だ。」
勇太「そうなんだ…。」
勇次郎「日本兵も、外国の兵士もたくさん死んだ。このようなことが二度と無いように、内容を分かりやすく改竄したものが教科書には載っているんじゃよ。」
勇太「そうなんだ…。じゃあ、アメリカの王が戦死したって書いてあるのも嘘なの?」
勇次郎「あぁ。戦争を終わらせる簡単な方法、それは敵将の首を取ること。戦国時代だってそうであったろう。だからアメリカの王は、自分の命と引き換えに国民を守ったのだ。」
勇太「すごい、なんかそれ、かっこいいね。」
勇次郎「自国の人間を沢山殺しておいて、のうのうと生きているわけにもいかないだろう。」
勇太「んー、難しい話は僕には分からないや。」
勇次郎「ふぅ。長い話をして疲れた。わしは寝る。あ、この話は、誰にもしてはいけないぞ。」
勇太「うん。したって誰も信じないよ。」
勇次郎「それならその方がいい。では、おやすみ。」
勇太「お休み、ありがとう。」


おしまい。