ハルカの玩具ミツルの続きです。
















ハルカ「ミツル!今日は何の日か知っているかしら?」


ミツル「えっと、僕の誕生日でしょうか?」


ハルカ「ええそうよ!だから今日はあなたに誕生日に食べ物を用意したの!持ってくるね!」



ミツルは不安そうに待っていた。そしてハルカはカバンからパンときのみを持ってきた。



ミツル「え、これ全部食べてもいいんですか?」


ハルカ「ええもちろんよ!でもミツルには大きいから小さくしてあげる!」



そういうと、はるかは木の実をかじって小さくしたものをミツルの目の前に置いた。



ハルカ「これなら食べれるかも!さあ召し上がれ!」


ミツル「あの、これってハルカさんの唾がついてますよね?」


ハルカ「あら、食べやすくしてあげたというのに文句を言うの?」


ミツル「ごめんなさい、食べます。パクパク。」


ハルカ「そうよ!それでいいのよ!」



パンときのみを食べて終わったミツルだが、それでも納得いかず、ずっと不満がっていた姿をハルカは見逃さなかった。



ハルカ「どうも嫌みたいね、だったら食べ物じゃなくてあなたをかんであげるわ。」


ミツル「えっ、ちょ!うわーーーーー!」



ハルカに持ち上げられたミツル、そしてそのまま口の中へと放り込まれた。



ミツル「ここがハルカさんの口の中...。このまま食べられちゃうのかな。」



するとハルカの歯がミツルを襲い、やがて身動きができなくなった。それでもなお歯に力が込められ、ミツルを噛み潰さんと迫ってくる!



ミツル「う、うわーーーー!ハルカさんやめてください!!」



ハルカの歯が持ち上がり、やがて口の中から開放された。完全に疲れきったミツルを床に置いた。



ハルカ「誕生日といえばプレゼントも大事かも!今度は最高のプレゼントをしてあげる!」



ハルカはミツルの上に座り、お尻でミツルをもみくちゃにした。当然小さすぎるミツルにとっては災害以外の何物でもないが、ぷにぷにして柔らかいおに押し付けられているミツルは悪い気はしていなかった。



しばらくお尻でいじめられたあと、お尻は持ち上がる。


ハルカ「どう?最高のプレゼントだったかしら?」


ミツル「あの、ハルカさん。誕生日なので一つお願いを聞いてもらえませんか?」


ハルカ「仕方ないわね、なんでも言ってみなさい?」


ミツル「僕を、一生玩具にしてくれませんか!?」


ハルカ「急にどうしたの!?もしかしていじめられすぎておかしくなっちゃったの!?」


ミツル「ハルカさんにいじめられて気がついたんです、僕、ハルカさんの玩具になれればハルカさんのことも好きになるかもって思ったんです。」


ハルカ「まぁ、玩具になってくれるなら構わないわよ、一生ね❤。」


ミツル「あ、ありがとうございます!ハルカさん!」


ハルカ「ハルカさん?玩具の分際でさん付けなの?もっと違う言い方があるわよね?」


ミツル「申し訳ございません!ハルカ様!」


ハルカ「そうそれでいいの!これから宜しくね!ミ、ツ、ル❤!」


ミツル「はいっ!!」



ミツルはハルカの玩具になり、お互い幸せに暮らすことになったのである。





終わり。