20xx年、男性は縮小化が進んだ。
世界で男性の身長が低くなりはじめていた。女性の小さくなったことで小学生女児にいじめられることも多くなった。
これはまだ男性が平均身長が60cmだった時の話だが(男性はこの後平均身長が35cmにまで縮む)すでに彼らにとっては体の大きくなる小学校高学年は巨人にしかみえなく、馬鹿にされ、挙句の果てには可愛がられてしまったのである。

そこの小学校六年生の女の子であるキホにこの前先生として働いていた24才の中村利明は強制的に相撲を取らされ負けてしまい、
良い子良い子されてしまった。その時のことを書いてみる。

「先生こんな問題もわからないの?」キホが遥か頭上から聞いてくる。中村は大学を出たとはいえ男子大学であり、やる内容は三桁の割り算と掛け算くらいであり、小学六年生の問題は全く出来なかった。
「そんなんじゃ私たちの先生は務まらないゾ☆」コツン。しゃがんで先生と同じ目線にあわせようとしてからキホはチョンと先生のおでこを人差し指で押した。それだけなのだが先生は尻餅をついてしまった。
周りで見ていた女子は大笑いしていた。
「かわいいー」
「ちょっとつついただけで倒れちゃうなんて」
「私が幼稚園の時よりも弱いもん絶対!」
そんな情けない先生を見てキホは
「ちっちゃいし頭も悪いし力も弱いし...これじゃああたしのほうが大人じゃない?先生私達より弱いんだから。」
「そんなことはない!男は昔強かったんだぞ!」
先生は必死になって答えた。
「ふうん。じゃあなんであたしたちより小さいしランドセルだって持てないの?強いんでしょう?」
「うるさい!」先生はカッとなりキホのふとももを思いっきりパンチした。
「もしかしてそれで精一杯の力なの?」キホは先生のうでを掴んだ。抵抗をするのを感じるのだが本当に弱い。こんなのが先生をやってるなんてと怒りも湧いてきた。徹底的に負かしてやりたいとおもった。
「先生、私より強いんなら今から勝負しませんか?私と相撲で。」
「な、そんなのするわけないだろ!」
「やっぱりこわいんでちゅか?あたしのおっきな体が怖いんでちゅか?さっきのパンチもすごいかわいかったよ☆」周りの女子がくすくす笑っていた。
「勝負しないんなら私達はあなたのこと先生と認めないよ?人差し指チョンってやっただけで倒れちゃう先生なんて頼りないもん☆」
女子はもっと笑った。
「うるさい!男のほうが強いんだ!みせてやる!」先生は勝負を引き受けるしかなかったのでそうすることにした。一生懸命押せば勝てるかもしれない。昔高校と大学で相撲をやっていた。普段なにもやってないキホよりは強い。
そう思った。
「あはっ、先生もただの弱虫ちびじゃないんだ。
勝負ってのは強い人と弱い人を決める戦いなんだよ。
負けたら先生は弱っちい人。
だから、先生が負けたらあたしたちのことを敬語で接してね。
ていうか先生をやめて奴隷になりなさい。あたしたちがみんなやめろっていったらやめられるんでしょ?」

現在の法律では小学生女子にも成人同様の権利が与えられていて、女子が申し立てれば人数によっては男性の職業を解雇することができた。勝負を受けなくても先生としてやっていけない。先生はこの勝負を受けるしかなかった。

「じゃあ俺が勝ったら?」
「クスッ、その体で勝ったらあたしたちあなたの授業ちゃんと受けてあげるっ!
だからそのちっちゃな体で頑張ってね!」
勝負が始まろうとしていた。面と向かうと本当に大きい。二人は面と向かって立っていたのだが自分はキホのへそぐらいしかなかった。
「はっけよーいのこった!」

試合が始まった。
「先生、わたしのこと押して一歩でも動かせたら勝ちにしてあげる。」その言葉で先生はムカっときて
「男を舐めるな!」と全力でキホめがけて突進した。「えいっ!」勢い良くぶつかった途端反動があった。
どうやらキホがふとももでぶつかった瞬間の先生を押したみたいだ。先生はその反動で一気に押され尻餅をついてしまった。
「あーあ少し押しただけで倒れちゃうなんてほんとに弱いね。かわいそうに。男の子って大変なんだね。こんなにちっちゃい体で生きていかなきゃいけないなんて本当にかわいそう。」そう言いながらキホは倒れた先生の両脇に手を入れ抱っこをした。いきなり持ち上げられることに抵抗をしたが全く意味がなかった。
「小学生の女子にこんな簡単に抱っこされるなんてみじめだと思わない?」

面と向かって言われ先生は何も言い返せなかった。
「約束通り学校はやめてもらうよ。
でもそしたら先生は食べていけなくなるよね?
大丈夫。あたしのペットになってくれたら毎日ご飯を食べさせてあげる。
その代わり首輪をして毎日あたしのマッサージをしたり
靴を磨いたり部屋の片付けをすること!いい?」「...わかった.....」縮小化が進んだ男性は女性に養ってもらうのが普通でありこの先生は男性の中でも働いている数少ない人だった。仕事がなくなったら女性に養ってもらう以外道はない。

「あたしよりちっちゃいしよわいんだから
あなたはペットなの!ペットは飼い主に敬語を使いなさい!わかった?」

ビタン。
キホは先生をビンタした。
キホにとっては小さな力だが先生にはとても強く痛かった。
先生はその痛さで反射で「ハイ!」と答えてしまった。24才の男が12才の女の子に精神的にも肉体的にも負かされてしまう瞬間だった。
「うふふ、素直でよろしい!そうね...せっかくペットになったんだし、
名前をつけてあげる。ちっちゃくてよわいからちびね!こんどからあなたの名前はちび!わかった?」
「はい、わかりました!」ビンタが怖くて反射的に答えていた。こうして先生は12才の女子にペットにされてしまったのだった。。