(ここからは友里香目線で)

小さな小蝿ほどのヘリや飛行機が私の身体に何やら小さな何かを撃ってくる。
たぶんミサイルや機関銃とかなんだろう。
でも、全然効かない。くっすぐったさも感じない。

「ねぇ?そんなので友里香を倒せると思ってるの?友里香はね・・・」

私は側にあった自分半分ほどの大きさのビルを持ち上げ、足下の蟻みたいな戦車に投げつけた。
ビルの土煙で辺りが曇る。

「こんなに強いんだよ?もっと本気で来てよね♪」

すると、私の顔面に突進してくる飛行機が見えた。

「えいっ!!」

目の前で手を合わせると、飛行機が私の手の中で木っ端微塵になっていた。
私ははその場に座り込み、辺りのビルに見境なく手を伸ばした。
そして、掴んだビルをビキニパンツをずらし、アソコの中へと放り込んだ。

「はぁ〜つまんないな〜?」

自分で自分のアソコを刺激してみるがまったく効かない。
その時、突然身に付けていたビキニが千切れてしまった。

「何!?」

自衛隊のミサイルがビキニの紐に命中したのだ。
友里香は一糸纏わぬ姿になってしまったが、どうでもよかった。

「ねぇ、自衛隊の皆さん?友里香のおっぱいって大きいでしょ?」

自分の胸を鷲掴みし、下にいる自衛隊に見せ付ける。

「今から、友里香のこのおっぱいで自衛隊の皆さんをすり潰しま〜す♪」

私はは前屈みになり、おっぱいを地面に押し付けると、左右に擦りつけながら、
自衛隊に向かって急接近していった。
慌てて後退する戦車部隊だが、もう遅い。
戦車部隊は全て巨大な私のおっぱいに飲み込まれてしまった。
しばらくすると、再び飛行機やヘリが私に向かってきた。
私の身体に攻撃しているつもりなのだろうが、全く効かない。
私が片手を振るだけで簡単に飛行機やヘリは墜落してしまった。

「もう終わり?」

すると、空から巨大なミサイルが接近してくるのがわかった。
私から見たら2cmほどの大きさだった。

「何々♪」

次の瞬間

ズガドォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!!!!!!!!

「きゃあっ!!!」

恐ろしいほどの大爆発が私を襲った。
少し熱い。

「ケホッケホッ・・・今の何?核ミサイル?」

その通りだった。
きっと今のが自衛隊の最後の手だったのだろう。
今の一発だけで私以外のものはその場から消し飛んだ。

「あっ!!一馬!!大丈夫?」

私は髪の毛の中を探ってみると、何か動くものが私の指に捕まってきた。
慌てて手を出してみると一馬がいた。

「一馬大丈夫!!」

「お前俺を殺すきか!?すげぇ動きまくるし、挙句の果ては核兵器かよ!?」

「よ、よく生きてたね?」

「当たり前だ!!あんなもので死ぬほど俺はヤワじゃねぇぞ!!!」

「ほ、ほんとすごいね・・・」

「つうかもう何もなくなってるじゃねぇか?」

今この場にあるのはビルの残骸、木が燃えてハゲ坊主になった山だった。

「これからお前どうする気だ?」

「うぅ〜ん・・・どうしようかな?」

「何か、これで俺とお前の物語も終わるのか?」

「わかんない」

「つまんねぇな?すっげぇ中途半端じゃん?こう、日本を征服するとか、いや世界を征服するとか」

「世界は無理だよ」

「なんで?」

「世界には私の何百倍も大きい女の子がいっぱいいるらしいよ?」

「外人でかいからな?」

「そうだ、ここに私と一馬のお家作ろうよ?2人でまた暮らそう?」

「それもいい考えだな?」

「実はね、私一馬のことが・・・」

「・・・好きなのか?俺のこと?」

「う、うん・・・」

「俺も好きだよ?」

「え?ほんと?」

「ああ・・・」

「ありがと♪」

私は小さな一馬を自身の胸に抱き締めた。
気づいた時には一馬は気絶してしまっていた。