あれから4日が経った。
今の友里香の身長は最初の5倍で85mになっていた。

「じゃん♪」

「けん・・・

「ぽん!!」

「よっしゃ勝ったぞ?」

「ああ〜!!もう一回だけ!!」

「そう言い続けてもう50回目だぞ?」

「うぅ〜」

「それじゃあ俺の言った格好になってもらおうか?」

「く、くそ〜」

なぜ、こんなことになっているかというと、友里香の提案でじゃんけんで、罰ゲームもある。
友里香が勝ったら友里香の言うことを俺が聞く。
俺が勝ったら俺の言った格好を友里香にしてもらう。
というものだった。
最初は「私じゃんけん強いんだ〜♪一馬可哀想だね?」とか言ってたが、
友里香はメチャクチャじゃんけんが弱かった。

「よし、じゃあ昨日買ったばっかりの・・・ビキニに着替えろ?」

「え?ビキニ!?全裸じゃなくて!?」

「全裸はちょっと・・・つうか、いつからお前全裸嫌がるようになった!?」

「やった〜!!ビキニビキニ!!!」

友里香はウキウキしながらその場で普段服のセーラー服を脱ぎ始めた。

   ・ 
   ・
   ・

「どう?似合うかな?」

友里香が俺の目の前で胸を寄せて前屈みになりセクシーポーズをとる。
たぷんたぷんと胸が揺れるのを俺はただ見ていた。

「ねぇ似合う?一馬?」

「ああ、メチャクチャ似合ってる・・・」

「ほんと?よかった〜♪さてと、ジャンケンしようか?」

「は?」

「これがラストだからお願い!!!」

「ま、お前じゃ俺には勝てねぇけどな?」

「むむ、言ったな?」

「じゃん!!」

「けん♪」

「ぽん!!!」

俺はチョキ、友里香はグー、マジ!?負けた!?

「やった勝った〜!!!」

「マジかよ!?」

「じゃあ私の言うこと聞いてもらうね♪」

「ま、待て!?俺が勝って俺の言うこともお前聞いたんだからもうこのゲームは終わ・・・」

「問答無用!!!」

その瞬間、友里香は俺を掴み上げた。

「な、何する気だ!?」

「ねぇ一馬、今の季節は何?」

「夏・・・?」

「ピンポ〜ン♪じゃあ夏とは言えば?」

「かき氷?」

「海でしょ海!!!」

「海だと!?お前見たいな女性の泳いでいい海はこの辺にはないぞ?」

なぜなら、ここの町は全体的に海沿いにあるため、
友里香みたいな奴が泳いだら津波が起きて町が押し流されてしまうだろう。
しかも、今の時代、巨大娘に関連した事件などには自衛隊が出動するほどだった。

「いいじゃん♪行こ?」

「俺は嫌だからな!!」

「じゃあ無理矢理でも・・・えいっ♪」

むにゅ

俺は友里香の胸の谷間に挟み込まれてしまった。
前にもされたが、今の友里香は前よりでかいため、俺には前よりも恐ろしい乳力がかかっていた。

「じゃあ海に向かってレッツゴー!!」

「おい!!止まれ友里香!!やめろって!!」

「やだ♪一馬じゃ私を止めることもできないでしょ〜?止めてみたら?止めれるものならね♪」

「止めはしないが、俺は行かない!!」

「じゃあ私のおっぱいから逃げれるの?」

そう言いながらカゴから抜け出す友里香。
今の友里香ではこのカゴも狭いくらいだった。
俺は必死に友里香の胸からの脱出を試みたが、友里香が歩くたびに胸が揺れ、
俺は友里香の胸が揺れるたびに、友里香の谷間の奥へと飲み込まれてしまった。

「はいゲームオーバー♪」

友里香の楽しげな声が微かに聞こえてきた。

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   ・

「着いたよ一馬?」

俺は友里香の胸から引きずり出された。
友里香の汗で全身ビショビショだ。

「大丈夫?」

「とりあえず休ませてくれ〜・・・」

「じゃあ私泳いでくるね♪」

「ゆ、友里香・・・や、やめるんだ・・・」

友里香は俺を浜辺に置くと、自分は海へと飛び込んだ。
その時生じた波で俺は押し流され、町も半ば押し流された。
   
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ズドーン!!!ズガガガガガーン!!!バコーン!!!

「な、なんだ?」

俺が目を覚ますと、俺は柔らかいものに挟まれていた。
すぐにわかった友里香の胸だ。
見ると、自衛隊のヘリ、戦闘機、戦車が、友里香目掛けて攻撃していた。

「友里香何事だ!?」

「知らないよ!!この変な虫達が私が海で泳いでたらいきなり襲ってきたんだもん!!!」

「だから言っただろうが!!!とりあえず謝っとけって?」

「・・・やだ」

「は!?」

「私を怒らせたらどうなるか思い知らせてやるんだもん♪」

「な、友里香どうしたんだ!?」

みるみる友里香の身体が巨大化し始めた。

「一馬はここじゃ危ないから・・・」

友里香は俺を胸から取り出すと・・・

「ここにいてね♪」

「うわぁぁぁぁぁ!!!」

俺は友里香の長い髪の森に投げ込まれた。

「しっかり捕まっといてね♪」

「や、やめろ友里香!?やめるんだ!!!」

「あれ〜?自衛隊の皆さん、友里香と遊んでくれるの〜?友里香嬉しいな〜♪」

「お、おい友里香!!!」

「じゃあ今から怪獣ゴッコしよ?友里香は怪獣役で、自衛隊の皆は正義の味方ね♪」

俺の叫びも友里香の楽しげな声にかき消されてしまった。
こうなった友里香はもう誰にも止められない。
これからいったいどうなるんだろうか・・・?