千来留(ちくる)

物語の主人公
金髪サイドテールの巨乳ギャル
ガムが好き
モノを小さくするライトを持っている。

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今日も学校が終わった。ゲーセンによって日も落ちた帰り道、
アタシはコンビニによってお気に入りのガムを買う。

マスクをずらして口に放り込むと、求めていた味が広がる。
ん~!コレよコレ!
でもマスクを着けてるせいで、膨らませらんないのが残念。
つまんないの。

物足りなさを感じつつ、いつも通り人の少ない通学路を歩いてると、
いかにもって感じで落ち込んでいる、スーツ姿のサラリーマンが前を歩いていた。
よし。周りには誰もいない。

「ね~え、そこのお・に・い・さ・ん。アタシとイイコトしない?
 疲れてるみたいだし、あま~い匂いで包みこんであげるよ?♡」

腕で胸を寄せて、谷間を見せつける。
顔真っ赤にしちゃってる。
女の子に耐性ないのかな?w

「ほらほら、こっちに来て♡」

うつむいたままモジモジしてるその手を引っ張る。
急がないと人が来ちゃうかもしれないしね。

ここならだれも見ないでしょ♪
路地裏の行き止まりでパッと手を放して振り向く。
ちょっと前かがみになってやれば、もう胸しか見てない。
今のうちにしっかり見てればいいよw

胸に目が行ってるうちに、手探りでカバンの中身を漁る。
え~っとライトは...あった!
確か倍率は100分の1にしてたはず。
ま、照らしてみたらわかるでしょ。

「えいっ♪」

あはっ!縮んだ縮んだ~♪
「うひゃっ!」なんて声出しちゃって可愛い~
靴より小さいし、2cm無いくらいかな?

ひょいと摘まみ上げる。
震えちゃってる。怖いかな?
怖いよね。

「安心して。言ったとおり、ちゃ~んとあまい匂いで包みこんであげるから♡」

マスクをずらす。
口を開けてはーっと息を吐きかける。
ストロベリーガムのあまい匂いがするでしょ?
もっと味わいたいでしょ?

「あ~んっ♡」

ポイっと口の中に放り込んだ。
ガムを頬の内側にしまって小人を舐めまわす。

なんかザラザラするなぁ...
あ、服か。邪魔くさ...
小人を手のひらにペッと吐き出す
むせてるみたい。アタシのつばでも口に入っちゃったかな?
どんくさ

「服、脱いで♡」

ニッコリと笑いかける。
こっちを見て口をパクパクしてる。
恐怖と混乱で声も出ないんだろうね。

「ほ~らっ、早く脱ぎなよ~。脱がないと噛み潰しちゃうよ?」

イーっと歯をむき出して、カチンと鳴らす。
それだけで、小人は慌てて服を脱ぎだした。
怖いだろうね~。おっきな歯が目の前にいっぱい並んでるんだもんね。
一回口の中にも入っちゃったし、本当に嚙み潰されると思ってんでしょうね。ウケる~w
やるわけないじゃん。ぶちゅって気持ち悪い感触しそうだし。

ボタン外すのにももたついてる。馬鹿みたいに震えてんじゃん。
こんなにまじまじと見られてるのに必死に脱いでる。
恥ずかしくないの?怖すぎて頭まわんないの?

小人が脱ぐ様子をただ見つめる。
ようやく上を脱ぎ終わった。
もたもたしてるからちょっと暇になってきた。
ベルトを外してズボンに手をかけたところで、軽く手を揺らしてみた。

中途半端に脱げたズボンが足にひっかかって尻餅をついた。
パンツまで脱げちゃって、股間丸出しじゃんw

「うわ、ダッサw」

思わず声に出ちゃった。
うわー顔真っ赤じゃんw
慌ててズボンも脱いで、ようやく脱ぎ終わったところで股間を隠した。
やっぱり恥ずかしいんじゃん。

「ちょっとどいときな〜」

空いた手で小人を摘み上げる。
そのまま小人に見えるように、手に乗った小さな服を舐めとる。
服が張り付いた舌をベーっと見せびらかす。
よしよし、ちゃんと見てる見てる。

舌を引っ込めて、わざとらしくゴクンと飲み込んでやった。
今度は何も乗ってない舌をまじまじと見せつける。

「ざ〜んね〜ん。これでアンタの着れる服は無くなっちゃった〜♪
 ま、虫になっちゃったアンタにはもう要らないでしょ」

「虫」という部分を強調する。
どれだけ惨めなのか分からせる。
うわ〜泣き出しちゃったw

このままここで遊んでてもいいけど、いつ人が来るかわかんない。
さっとパンツすら履いてない小人を口の中に入れて、
家に向かって歩き出した。


口の中でコロコロと転がす。最初は叫んでたけど、すぐに静かになった。
きっと湧き出るよだれでおぼれかけてるんでしょ。

舌に小人を置いたままグニグニとガムを噛む。
何も見えない分音には敏感だろうし、いつ噛まれるか分からなくて怖いだろうな〜w

たまに人とすれ違うけど、誰も口の中に小人が入ってるなんて気づかない。
マスクもしてるし、どれだけ舌をめちゃくちゃに動かしても誰も気にしない。

口を開いて舌を出し、小人をマスクに押し当てる。
ほ〜ら、外だよ〜。逃げるなら今がチャンス。
背中のマスクをどかせれば逃げられるからね〜。

あはは。もがいてるもがいてる。
でもマスク1枚すら剥がせてない。
アタシは指すら使ってないのに。

別に逃さないよう注意してるわけじゃない。
今まで通り歩いてるし、顔はちゃんと前を見てる。
アタシはただ舌を伸ばしてるだけ。
それなのに手も足も出ないとかよっわ〜w

ちょっと遊んであげてから、また口の中に戻した。



しばらく弄んでいたら、いつのまにか家に着いてしまった。
う〜ん、このゴミどう処分しよっかな。
考えながら鞄をリビングに放り、洗面所へ向かう。

マスクを外して、口に入ってたガムと一緒に捨てる。
いつも手洗いうがいはちゃんとしてるから、ついクセで水を口に入れちゃった。

うわ〜きっと大洪水じゃん。
ま、べとべとの体を洗えるから良いんじゃない?w
しっかり洗ってあげよっと♪

頬を膨らませたり元に戻したりして、口の中の水を動かす。
ここで死なれるとつまんないから、すぐに吐き出してあげた。
流されないよう、栓はしてある。

すぐにまた水を口に入れて上を向き、ガラガラと音を響かせる。
口を閉じて、息も絶え絶えのそれにむかってニコッと微笑んだ。
目一杯唇を近づける。

「んべーっ」

うがいに使った水を思い切りかけてやった。
小人はコマみたいに勢いよく洗面台を動き回る。

少し待ってみたら、コップ一杯にも満たない水で素っ裸の小人が浮いていた。

「女の子のうがいに使った水をかけられるってどんな気分?」

わざわざ声に出して聞いてやる。
自分の惨めさを思い知ってもらうためだ。
どうせ怖くて返事なんて返ってこないだろうと思っていたら、なにやらぶつぶつと言ってることに気づいた。

「な〜に?聞こえないんですけど?
 言いたいことがあるならハッキリ言いな〜?」

これが最後かもしれないし、聞いてやろうと思った。
悪口?それとも命乞い?何言ってもイジるだけだから関係ないしw
え〜と?「食べないでください」?なるほどね〜

「そっかそっか〜。ずっと口の中に居たんだもんね〜
 食べられると思っちゃうよね〜」

言いながら、アタシはシャツのボタンを外す。
前を全部開けて、首からおへそまで曝け出す。

「食べられるのって嫌だよね〜
 どうなるのか、想像したら怖いよね〜」

小人を摘んで、口の前まで持ってくる。

「さっきまで居たここでさえ、狭かったでしょ?暗かったでしょ?
 むわっとしてて暑かったよね?」

はーっと生暖かい息を吐きかける。
きっと、さっきまで居た空間をはっきり思い出してるでしょ。

「ヌメヌメしたおっきな舌に舐め回されて、身体中ベトベトになっちゃう」

舌を唇に這わせる。
小人を乗せたまま大きく動かせる舌を。

「でも呑み込まれちゃったら、口の中の方が幸せだったってきっと思うよ〜?」

指で喉に押し当てる。
そのまま唾を飲み込み、ゴクリと音を立てる。
鏡を見ても、指に隠れちゃっててどこにも小人は見えない。
けれど小人がしっかりといることは、喉の動きと一緒に指先で感じていた。

「もう外には出らんない。
 肉の壁にもまれて、さっきよりも狭〜い道を落ちて行っちゃう」

指を下に滑らせる。鎖骨を通り抜けて、胸の間で止めた。


「やっと広いところに出た〜って思ったらそこはヤバイ場所、胃だよ。
 アンタの服、もう溶かされてるんじゃないかな〜」

ぐ〜〜っとお腹が鳴った。ちょうどいい。

「まだ夜ご飯食べてないし、お腹すいたな〜♡」

あはっ!ちょっと動いてる感じする!w
体力もないのに必死にもがいてんのかな?w

「頑張ったら溶かされる前に胃から逃げられるんじゃない?w
 食道よりは小腸のほうが広いらしいから頑張りな〜♡」

ま、そんなの無理だろうけどw
指を適当に横に動かしながら、おへそまで持ってくる。
ちょっと待ってw
こいつおへそに入っちゃうんだけどw
指でグリグリしてあげる。
体を折り曲げて指を離すと、おへそだけで閉じ込められちゃった。

「ほらほら、そこからも出られないんじゃアタシの体の中からなんて出らんないよ〜?
 頑張れ頑張れ♡」

無駄だって知ってるけど応援してあげる。
アタシって優し〜♪

でももうもがく力もほとんど無さそうだから、
手のひらに落としてあげた。
あらら、ピクピクしちゃってる。
もう少しで終わらせてあげるから頑張りな〜w

「まだ終わってないよ〜。最後は大腸!
 アタシの汚いところが見られちゃうな〜」

また指で体に押し付ける。
おへその周りを大きくグルグルとなぞる。

「ガスとか汚いのがいっぱい詰まってるんだろうな〜
 アンタはそこに突っ込んじゃうのね、かわいそ〜w」

おかしくて笑っちゃう。もし生きて出られたとしても地獄じゃんw

「そこさえ耐えたら出られるよ。頑張ったね〜」

指をお腹から離して、今度はお尻に持ってくる。
パンツ丸見えだけど、こんなゴミに見られたってどうでもいい。
最後くらい良い思いさせたげる。

パンツ越しに肛門にグリグリと押し付ける。
くすぐったいけど、ちょっと気持ちいい。

「アンタはそこから出てくるの。アタシの体内探検ツアーも終了〜
 出てこれたらちゃ〜んと逃してあげる」

ぱっと指を離す。
流石にこのまま飲み込むのは嫌だから、水ですすぐ。
流しちゃわないように慎重に。

またむせてる。まぁいきなり水かけたし当たり前かw
息が整うのを待って、また口の前に持ってくる。

さっきまではすぐに口に入れてたけど、今度はしっかり中を見せつける。
こうした方が、見えなくなっても想像できて怖いでしょ。

「それじゃ、行ってらっしゃ〜い♪」

舌を突き出し、その上で摘んでいた指を離す。
ちょっとそのまま、鏡を見て待ってみる。

あれ?まだ逃げようとしてる?
無理だよ。アンタみたいなチビが飛び降りれる高さじゃないもん。
あーあ、がっくりしちゃったw
床より高い洗面台もあるのに、女の子の顔の高さから飛び降りれないなんて情けな〜いw

あ〜鏡見てる見てる〜♪
自分の小ささがハッキリわかっちゃうね〜。

疲れてきたし、もういいかな。
舌を引っ込めて、すぐに飲み込む。

「んくっ…はー…」

美味しくはない。でもいい気分。
耳をすませば、叫んでる声が聞こえてくる。

「お疲れ様♡」

お腹をさすって声をかけてやる。

万が一胃で溶かされなくても関係ない、
いちいち出たものなんて確認しないで流してあげる。
あの道でアタシに目をつけられた時点で、もう人生終了だったってわけ。

「は〜お腹すいた!今日は何食べよっかな〜♪」

アタシは意気揚々と冷蔵庫を開けた