第3章~カウンセリング(その2)


村松幸は待ち合わせの部屋で待っていると、そこに仲村和美、高梨紀子が入ってきた。

幸:「村松幸です。本日はよろしくお願いします。」
和美:「この会社の社長の仲村和美です。フフ、緊張しなくても宜しいわよ。」
紀子:「副社長の高梨紀子です。村松さん、今日で人生変わりますわよ。」

村松幸は立ち上がって挨拶したのだが、仲村和美、高梨紀子のその大きさに驚いた。2m20cmを超える自分よりも遙かに高く、少々見上げるような感じになっていた。
そう、今では仲村和美、高梨紀子は更に大きくなって身長2m70cmを超えるまでの長身女性になっていた。

紀子:「あら?私たちがあまりにも大きいから驚いたかしら?ウフフ・・・」
和美:「そうよね、村松さんも2m20cmはあるから普段は見下ろされるなんて事無いわね。」

そして、幸は驚きながらも憧れの表情でこう呟いた。

幸:「私もお二方のように更に大きく美しくなりたいですわ・・・」

仲村和美、高梨紀子はそんな村松幸を見てニッコリと微笑みながら

和美:「大丈夫ですわ。村松さんはとても潜在能力が高そうなので私たちが能力を引き出せば素晴らしい能力者になれますわよ。」
紀子:「そうそう、まだ能力者として覚醒していないのに2m20cmクラスまで大きくなれるなんて驚きだわ。」
幸:「そうですか。お二方にお褒め頂き光栄ですわ。」

こうして、3人の大女は談笑しながら挨拶を取り交わした。


まずは、村松幸の巨大化能力を引き出す事となった。
すると、幸は自分のいる部屋が突如としてとてつもなく広い空間に変わった事に気がついた。

幸:「あら・・・?何かやけに広い空間になったわね。」
和美:「もうすぐ判るわよ。その理由が。」
紀子:「貴方の巨大化能力を引き出すためにね。」

その刹那、仲村和美、高梨紀子はグングン巨大化していき270mクラスの巨大女になった。その大きさに村松幸は圧倒されながらも憧れの表情を持って見上げていた。
そして、仲村和美はしゃがみこんで巨大な手のひらを村松幸に差し伸べた。

和美:「村松さん、さあ、お乗りなさい。怖がらなくても大丈夫よ。ウフフ・・・」

村松幸は仲村和美の手のひらにのると、その巨大な手はゆっくりと上昇していった。その際、和美は手のひらに乗せている幸が落下しないように優しく包み込むようにして
ゆっくりと自分の目線に近づけていった。
その手のひらからは甘美な香りが滲み出ており、それだけで村松幸は気持ちが良くなり何か能力を引き出されているかのような錯覚に陥っていた。
手のひらの上昇が終わると、ゆっくりとその手のひらが開かれ、村松幸の視界は仲村和美と高梨紀子の神々しいまでに美しい顔に埋め尽くされた。

紀子:「もうすぐ村松さんも私たちと同じようになれますわ。ウフフ・・・」
幸:「ああ・・・2人ともなんて大きくて美しいのかしら・・・私も早く巨大化したいわ・・・」

そして、和美、紀子は幸に対してハァ~と熱く甘い匂いの吐息を吹き掛けた。それを村松幸は恍惚の表情を浮かべながら浴び、自身の中にとてつもなく巨大なエネルギーが入ってくるのを感じていた。

幸:(ああ・・・気持ちいい・・・何か力が漲ってきたわ・・・)

和美:「さあ、これで完了よ。もう貴方は巨大化能力を引き出されているわよ。」
紀子:「でも貴方は凄く能力が高そうだから特別コースを受診させてあげますわ。」
幸:「え・・・?それは何でしょうか?」
和美:「ウフフ、私たちの口の中に入ってこの美しい女神様の能力を直接注入するのよ。」
紀子:「そうよ。これを受けた女性はこれまであまりいないのよ。だからとても光栄な事よ。ウフフ。」

村松幸は光栄に感じながらも、その巨大な口の中に入る事への恐怖心もあった。仲村和美、高梨紀子は普段、その巨大な口で男を大量に食べているだけに・・・
しかし、そんな心理を見抜くかの如く・・・

紀子:「あら?怖がらなくても大丈夫よ。決して食べたりしないわよ。」
和美:「そうよ。私たちは男は容赦なく食べてしまうけど決して女性は食べないわよ。」

そして、仲村和美は村松幸を優しく摘んで口の中に入れた。

和美:(さあ、特別コース、行くわよ~)

仲村和美は口の中に閉じ込めている村松幸に甘い香りの口臭を浴びせ、濃厚な唾液で優しく包み込んだ。幸は先程とは比べものにならないくらい、強力なエネルギーが
自分の身体に注入されてくるのを感じていた。しかし、それは自身で制御出来ないくらいのエネルギーであったので全身が熱く、重くなってしまい蹌踉めいてしまった。
その頃合いを見て、和美は幸を手のひらに吐き出した。

幸:「熱い・・・これは凄いパワーだわ・・・」
和美:「今の貴方には制御出来ないわね、でもそこは大丈夫よ。」

続いて、高梨紀子が村松幸を優しく摘んで口の中に入れた。

紀子:(もうすぐそのパワーを制御出来るようになるわよ。安心してね。)

高梨紀子は口の中に閉じ込めている村松幸に対して、同じように甘い香りの息と唾液で包み込んだ。すると、幸は自身の身体が非常に軽くなり、優しく癒されていくのを感じていた。
そして、その癒しのエネルギーも自身の身体に注入されるのを感じ取っていた。
十分にエネルギーを注入したのを確認した後、紀子は幸を手のひらに吐き出した。

和美:「どうかしら?私たちのパワーを注入された気分は?」
紀子:「もう貴方は先程とは別人よ。完全に能力者として覚醒してるわよ。」

確かに、村松幸は先程までとは比べものにならないくらい、とてつもない力が漲ってきているのを感じ取っていた。そして、それをコントロールする精神力も含めて。

幸:「・・・凄いわ、これ。今なら巨大化出来そうだわ。」
和美:「そうそう、これを受けている間に身体も少し大きくなっているのよ。」
紀子:「そうね、見たところ、2m40cmくらいにはなっているわよ。」

そして、高梨紀子は手のひらをゆっくりと下降させ、村松幸を下ろした。

和美:「さあ、村松さん、後は念じるだけで私たちと同じくらいの大きさになれるわよ。」
紀子:「それも、笑っちゃうくらい簡単に大きくなれるわよ。」

村松幸は気持ちを落ち着けて念じると・・・いとも簡単にグングン巨大化していき、あっという間に240mの大きさになった。

幸:「アハハハハ・・・何か信じられないわ。こんなにも楽に巨大化出来るなんて。」
和美:「でも、今の貴方の能力はこんな程度ではないわ。もっと大きくなれるわよ。それも簡単にね。」
紀子:「それでは、第二段階の巨大化、行きますわよ~貴方も付いてこれると思うわよ。」

仲村和美と高梨紀子は更に巨大化し身長2700mもの大きさになった。しかし、村松幸は全く驚くことなく見上げながらも、自分自身も身長2400mに巨大化した。

幸:「こんなにもあっさりと巨大化出来るなんて・・・何か昨日までの悩みが嘘みたいだわ。アハハハ・・・」
和美:「ウフフ・・・これで貴方も能力者女性の仲間入りよ。」
紀子:「では、この次は男性縮小化能力の確認よ。」

村松幸は仲村和美、高梨紀子と談笑していた。約1000倍クラスの超巨大女の状態で。
しかも、その大きさにおいても自分の身体には全くと言っていい程負担が掛かっていない事を感じながら・・・