ズガァン!!

楓の巨大なブーツが楓自身の膨大な体重と落下する運動エネルギーを乗せてアスファルトを踏み砕く。
周囲のビルのガラスは粉々になり足元にあった車は数メートル吹き飛んだ。


高校生は…生きていた。
咄嗟に迫り来る巨大なブーツをかわし衝撃で吹き飛ばされはしたものの五体満足で生きていた。

「ハア…ハア…逃げなきゃ。」

急ぎデパートのエントランスへと逃げ込む高校生。

「あれ。逃げられちゃった。じゃあ徹底的に追い詰めてやっつけちゃうぞー♪」

楓は屈んでデパートの中を覗き込む。
中に人影はなく閑散としている。
「ここに逃げ込むのはあんまり賢いとは言えないかなあ…」

そう言うと楓はデパートのエントランスを丸ごと一気に握り潰した。
他の出入口も叩き潰し文字通り高校生を袋の鼠とした。


デパートを一気に蹴り壊すなりお尻で押し潰すなりいくらでも方法はあったが楓はあえて少しずつ破壊していくことにした。

まずは一発デパート正面にパンチを一発お見舞いする。

ドコォン!!

ガラス張りの正面に大穴が空き、更に楓は無造作に腕を振り動かして内装を破壊し手当たり次第に握り潰した。

ガガガガガガ!
ゴォン ゴォン
ゴシャア


プチ…


「ん?やっちゃったかな?」

楓が手を引き抜くと掌の中が真っ赤になっていた。

「女の人…かな?間違えて握り潰しちゃったごめんね♪」

そのまま手の平の女性の遺体を汚いものでもなするようにデパートの屋上の角で削ぎ落とした。

ゴリゴリゴリ

女性の体は更に挽き潰され瓦礫と一緒になってしまった。


「どこ隠れちゃったのかなぁ?手探りもめんどくさいしいぶりだしちゃお♪」

すると楓は少しだけ胸を張り、その胸をデパートに向かって思いっきり押し付けた!

ドゴシャアアア!!

ニット生地に包まれた楓の巨大な胸がデパートに突き刺さり一瞬で着弾点付近の内装を押し潰した。
まるで大砲の砲撃のようなものすごい威力だった。
楓はそのまま自身の巨乳の重量と弾力をもって掘削機のようにデパートの外周を破壊していく。




高校生は…まだ生きていた。
隠れ場所を探して通路を歩いていると突然二つの巨大なピンク色の球体が壁を突き破ってきたのだ。
「え…胸?」
もう一歩踏み出していたら一瞬で押し潰されていた。
巨大な胸はそのまま横にスライドして通路を押し潰しながら破壊していった。

「いないなあ…ちょっと強引にいこうかな。」

楓は胸をビルから引き抜き少しだけ身を引いて勢いをつけて巨大な胸をビルへと叩きつけた!

ドゴォォン!

まるでビル解体に使われるワイヤーに吊された巨大鉄球のようだった。
ただ違うのはこれが身長40mを超える巨人の女の子のおっぱいで、鉄とは違い柔らかくてあたたかいという点。
しかしその破壊力は鉄球を遥かに凌いだ。
ここにいる小さな人間が直撃を喰らえば即死だろう。

ドコォン!

ドコォン!

ドコォン!

ドゴォォン!

ドゴォォン!

ドゴシャアアア!!


デパートの上層部は傾き倒れ崩落し、もはや逃げ場はなくなっていた。

寝具売り場のベッドの中で震える高校生。


天井はなくなり空が見える。
そしてそこから覗き込む巨大な顔。

見つかった…


「ふふ…かわいい…それで隠れてるつもりなの?」


ベッドごと高校生をわしづかみにして持ち上げる楓。

ベッドを剥ぎ取り顔の前まで高校生を持ち上げてまじまじと見つめる。

「やっぱりかわいいね君。ふふふ、なんだかいじめたくなっちゃうなあ。」

予告なしに楓の高校生を握る手の力が強まる。

ギリ
ミシ…ミシ…
「痛…あが……」

「痛いー?このまま握り潰してあげよっかー?」

ミシ…メキ…

高校生の骨格が軋み悲鳴をあげていた。
その時急に握り締める力が弱まった。



「ふふ。ごめんねいじめて。頑張ったからお姉さんがご褒美あげるね♪ベッドより気持ちいい場所で寝かしてあげる。」

すると楓は高校生を手に持ったまま背中やお尻で乗り捨てられた車などを押し潰しながら大通り上に仰向けに寝た。

ずずぅん

そして高校生をお腹の上に乗せた。
「私のおっぱいの上で寝ていいよ♪登ってきてみて。」

どうしていいかわからず動けない高校生。

「早くしないとお腹の上で叩き潰しちゃうよ?」

楓の恐ろしい言葉を聞いて急いで楓の胸をよじ登り始める。

柔らかい…
本当にただ大きいだけの女の子の胸なんだ…