バシュウ!
シュルル…
ドゴォァ!!
「きゃっ!?」
楓が小さな悲鳴を漏らす。
「な、なんだ!?」
楓の横乳のあたりで突然小さな爆発が起きた。
しかし好都合だった。
驚いた楓が胸を寄せるのをやめたのだ。
「今だ!」
俺達は高校生を楓の胸の谷間から引きずり出し急いで車に隠した。
「ひどいなあ…女の子にそんな物撃ち込むなんて。」
ビルの上にはロケット砲を構えた自衛隊員がいた。
転送された街には陸上自衛隊の駐屯地が含まれていたのだ。
「もうやめるんだ。」
自衛隊員が楓を諭す。
しかし説得が無駄なことはわかっていた。そして涼しそうな表情の楓が怒っていることも…
ズゥン。ズズゥン。
楓が立ち上がる。
自衛官のいるビルは楓の膝より少し高いくらいだった。
「私が普通の大きさだったら今頃バラバラになってたよ」
「黙れ!これ以上暴れるのはやめるんだ!」
「ふふ…自衛隊さんはこの街を守ろうとしてるんだよね。かっこいいなあ。じゃあいわば私は街を壊して市民を踏み潰しちゃう怪獣かな?ひどいなあ…ふふ…でもね…怪獣がいつもやっつけられちゃうとは限らないんだよ?」
「くっ…!」
バシュ!
自衛官がもう一発RPG7を楓へ撃ち込んだ。
ドゴォォ!
太ももに命中したが楓の女の子らしい白くてムチムチのそれには傷一つ付かなかった。
「怪獣をやっつけるにはウルトラマンがいなきゃね。あなたがウルトラマンじゃないならあなたは……ウルトラマンが来る前に怪獣に踏み潰されちゃう無力な小人さん♪」
ズズズン!
言うと楓はビルに背を向けた。
「ふふ…あなたにも爆弾落としてあげる。」
楓は自衛官がいるビルに向かって腰を降ろした!
白いスカートに包まれた楓の巨大なお尻。
ここからはピンク色の下着もチラリと見えている。
「くそ!」
バシュ!
ドン!
楓のお尻に向かってもう一発撃ち込む自衛官。
しかしミニスカートに張り出した楓の巨大なお尻は止まらなかった。
下から見上げると楓のお尻は胸に負けず劣らず自己主張が激しく楓のスタイルの完璧さを物語っていた。
バキバキバキ!
屋上設備が一瞬で破壊された。
自衛官は隣のビルへ飛び移った!
ドガシャアズゴゴどどどどどどどぉぉォォォォォ!!!
楓の巨大なお尻は一瞬たりとも止まることなくビルを粉砕し押し潰した。
どずぅぅぅん!!
楓のお尻が地面に着弾し辺りを地震が襲った。
楓の尻餅は本当にまるで爆弾だった。
くらえば一たまりもなく即死だ…
「あらら。噛ませ犬の兵隊さん上手に避けたね。」