「ろぉ?ひもひぃ?」
正座を崩したような座り方、いわゆる女の子座りで舌を突き出している彼女。さらに少し頭を下げるように背中を丸めている。
僕はというと、高いテーブルの上で立ち上がっている。こうすることでなんとか彼女の口の高さに股間がくるのだ。
突き出された彼女の大きな舌に、自分の陰茎を擦り付ける。裏筋を刺激する舌のざらつきと唾液のぬめぬめ、そして彼女の温度が気持ちよさを増幅していく。
「んぅ」
舌を突き出したままの彼女の声。目を向けると、もうちょっと前に、と目で合図をしてくれていた。
テーブルの縁にいる僕が一歩を踏み出す。
普通ならばそのままフローリングへ落下するところだがそこには柔らかく暖かい肌色の床が広がっている。ふにょん、と足がわずかに沈み込む感覚。
彼女が片腕でその巨大な胸を抱えるようにして持ち上げ、僕の体重を支えてくれている。もっとも、彼女に支えている、という感覚があるかどうかは疑問だけど。
んふふ、と笑った彼女は空いている方の手で僕の身体を顔へと寄せ、僕のモノを根元までくわえ込む。それでも彼女の口内を満たすには程遠い。
規格外の大きさだと自他ともに認める僕のモノも、それ以上に規格外な彼女にとっては簡単に舌で包み込めてしまう。
「んふ、相変わらずカワイイ...ちゅっ」
僕の巨大な(はずの)モノをちろちろと舌先で弄び、唇で挟み込むようにキスをする彼女。
普通の女性ではいくら口を大きく開こうとも咥えることなど到底できないモノがこうも容易く扱われる様に興奮を覚える。
しっとりとした大きなマシュマロのような唇の感触が心地よい。
「とりあえず1回、出しちゃおっか」
その言葉の直後、彼女の舌がうねり僕のモノを口内で扱き始めた。
以前、といっても彼女がこうなる前の話だけど、得意げにサクランボのヘタを舌で結んで見せてくれたことがあった。
彼女の身体がこうなってからは大きなフォークやスプーンなんかでたまにやってみせてくれる。
あっという間に高まる射精感。彼女がちょっとその気になれば簡単に骨抜きにされてしまうだろう。
彼女の口内に大量(なハズ)の精液が注ぎ込まれる、が苦も無く飲み干されてしまう。息を荒げる僕とは対照的に、目を細めて喉を鳴らす彼女。
無論、僕のモノもまだまだ元気ではあるんだけど。
「ん~、おいしっ。次はこっちでしてあげるね」
その大きな手をもってしても到底掴みきれない巨大な胸の一部を見せつけるように軽く揉み、ミシミシと床を軋ませて膝立ちになる彼女。
もちろん、僕をその胸に乗せたままだ。やはり重さなど感じているようには見えなかった。
もうだいぶ慣れたが、彼女の手の支えがあっても少しだけびくびくしてしまう。
優しく掴まれ、テーブルへと下ろされたその瞬間。
どむんっ、と彼女の胸がぶつかってきてなす術もなく机に押し倒される。
えへへ、と笑いながら見下ろしてくる彼女。
がばっと両胸を開き、獲物に食らいつくような表情でテーブルの上の僕に迫ってくる。
ずん、と僕の両脇に降ろされる両胸。そのまま降りてくる巨体に押し潰され、僕の左右から乳肉が迫ってくる。
ミシミシとテーブルの天板と脚が軋む音が聞こえるが、彼女はお構いなし。
「このテーブルもそろそろ壊しちゃうかも...またおっきくなってたんだもん。おっぱいだけで何キロあるんだろね」
そんなことを言いながらもさらに胸に体重を預けていく彼女。柔らかく暖かい肌色の壁が僕を包もうと迫ってくる。
すでにとんでもない体積の乳肉がテーブルの上に押し付けられているが、さらにとんでもない厚みをもつ彼女の胸はまだその全てを載せきっているわけではない。
恐ろしいことにまだ余裕があるのだ。
胸の大きな人がすると楽になるという、机へのおっぱい乗せ。
「これ以上おっきくなったらさすがに邪魔だよねぇ...まぁ、いっぱい気持ちよくしてあげられるなら別にいっか」
すでにテーブルに寝ている僕の左右は胸で埋まり、股間でいきり立つ僕のモノもぷにぷにと挟み込まれつつある。
僕の身体ごと。下半身丸ごとを包み込んであり余る彼女の胸は極上の柔らかさをもって僕のモノを包み込む。
「あ、ホントに壊しちゃいそう...だいじょぶ、支えてあげるから安心して...んっ」
ずむ、と彼女が完全に胸を預けたその時、ばきゃっ、という音を立ててついにテーブルの脚がへし折れてしまった。
一瞬だけ浮遊感を感じたものの、そのまま身体を降ろした彼女の胸にむっちりと挟み込まれ床に叩きつけられることはない。
彼女の胸はその弾力でテーブルの残骸をめきめきと押し砕く。ささくれ立った木片も、むにむにと。
軽く押し付けているのだろう、床の木材まで軋んでいる。
「あはは、すっぽり挟まっちゃったねぇ。このまま搾り取っちゃうんだから」
胸を両腕で寄せつつ四つん這いの体勢から膝立ちに戻ると、谷間に挟み込まれた僕ごと両胸を揉みしだく。
もにゅもにゅぐりぐりと翻弄される僕。
あっという間に二発目が放たれる。彼女の谷間に。
「あぁん、あったかくってきもちぃ...前の実験の時みたい」
巨大な胸の谷間からぽたぽたと精液を滴らせながら彼女が言う。
実験?いつものやつか。
「そうそう、毎回好き放題やられて嫌になっちゃう...ってのは嘘。結構楽しいし気持ちいいから好き」
この前の相手はなんだって言ってたかな。
とっくの昔に戦車を素手で解体したって話は聞いたけど。
「今のわたしにとっては戦車なんて紙風船みたいなもんだってば。この前は対地下シェルター用のミサイル何発耐えれるか、っていうのやったって言ったじゃん」
えーと、そうだったっけ。
もにゅんもにゅんと相変わらず身体ごと上下させられながら話を続ける。
「まぁちょっと気持ち良くなってきたとこで全部使い切っちゃったんだけどね。強くなるのも困りものだよ」
もう規格外なんて言葉では足りないんじゃないのか、なんて考えていると、また股間に血液の集まる感覚。
彼女以外の女の子には到底掴みきれないサイズにまで膨張していくけど、巨大な谷間から飛び出すことはなくむにゅむにゅされる。
「あはっ、こーんなに強くておっきな彼女の話聞いて興奮しちゃったのかな?ヘンタイさんなんだからぁ」
そんな自覚は無かったんだけどなぁ。
自分でも気づかないうちに彼女の強さにまで惚れていたんだろうか。
「ほらほら、何でも指一本で吹き飛ばせる可愛い彼女のぱいずりだぞっ」
指一本でなんでも、は言い過ぎじゃないか。
「えー、嘘じゃないよぉ。もし持ち上げる物が耐えれるなら家1軒くらいの重さもいけるって言われたしー。前もでこぴんで戦車くらいなら飛んでっちゃってたもん」
か弱い普通の女の子だったのが懐かしいなぁ。
「んふふ、簡単に世界を滅ぼせちゃうくらい強い彼女を好き放題にして、えっちぃことシテもらうのってどんな気分?」
好き放題にはできてないでしょこれ。されてる側だもん、僕。
今も絶対に逃げられない柔らかい牢獄に囚われの身だし。
「今度キミも実験してるの見に来なよ。見られてると思うとわたしも気持ちよくなれそうだし」
きっと想像を軽く上回る光景が広がってるんだろうなぁ。
楽しげに戦車をくしゃくしゃにしてこちらへ見せつけてくる彼女の姿を思い浮かべて、なるほど見学させてもらうのもよさそうだと考えた僕だった。
「よっ、と」メリメリッ
目の前では、予想した通りの光景が繰り広げられていた。
人類が生み出した兵器、戦車。それも最新鋭。
これまでの対戦車砲を易々と跳ね返す、なんて触れ込みだったその装甲も彼女にとっては紙のようなものらしい。
「んー、紙よりは丈夫...な気がするけど」
脚を崩した女の子座りのまま、長い腕を伸ばして戦車を引き寄せる。掴んだ箇所は握り潰して、強引に。
そんな前のめりの体勢では力も碌に入らないだろうに、本当に紙風船でも持ち上げているかのようだ。
さすがに巨大な兵器である戦車。彼女の巨体から考えてもまだ大きい。
そんな金属の塊がひょいひょいと振り回されるのだから、もはやコミカルですらある。
「重いって言ってもさ、いいとこ50トンとかでしょ?準備運動にもならないよ」
ぽーん、ぽーんと戦車をお手玉にしながら笑いかけてくる彼女。
その掌に戦車が触れるたび、ミシッ、ミシッと揺れが起こっているが、50トンをお手玉する彼女の腕には力が込められているようには見えなかった。
「せめて軍艦くらいは持ってきてくれなくちゃ...あー、前にイージス艦で遊んだのは面白かったなー」
お手玉を続けながら彼女が言う。あぁ、前にイージス艦『で』ね。『と』じゃないんだね。それでもおかしいけど。
「いくらおっきいっていってもさすがに足着かないしさー、どーしよっかなーって考えてたのよね。周りではどっかんどっかんうるさいしさー」
あのときは今よりちっちゃかったし、と懐かしむように笑っている。
いやいや、今でも足着かないでしょ。海底まで何メートルあると思ってんの。
「あはは、そうなんだけどね。でさ、主砲の威力ってすごいんだよっ。海水ごと、どばーんって吹っ飛ばされちゃったもん」
吹っ飛ばされた、ねぇ。さぞかし砲手の人は喜んだろうね。
パッと見は完全に吹っ飛んでるもんな。
「それは楽しいし気持ちいからいいんだけど、つんつん当たるちっこい弾がもどかしいんだよね」
だったらさっさと船体に張り付いちゃえばよかったじゃない。
「えー、それじゃおもしろくないじゃん」
イージス艦との戦闘で面白さが第一にくるとは。
「んでね、なんとか気持ちよくなれないかなーって思っておっぱい突き出して受け止めてたんだけど」
あぁ、それであれに繋がるのか。
「今思うと、陽動ってやつだったんだろね。先っぽに当たってるのがくすぐったくてちょっと気持ちよくて、もう一隻の魚雷に気付かなくって...」
戦車を放り上げるのを止め、その巨大な胸へ押し付けるように抱き込む。
「あれは...気持ちよかったなぁ...」メシャ、メリメリメリ
おぉ、まるで戦車が彼女の胸に飲み込まれていくようだ。装甲がぺしゃんこになって胸に張り付いている。
「成長する、って感覚...わかんないよね、キミには。すっごく気持ちいいんだから」
すっかり戦車を抱き潰してしまった彼女が覗き込むようにして問いかけてくる。
「それに内側から力が溢れてくる感じがして...そういう意味でもすっごいゾクゾクするの」
兵器として進化するたび、ものすごい快感が彼女の身体を包むとのこと。
前回の成長のきっかけはその不意打ちの魚雷の爆発だったのだ。
「あれでわたしを処分しようとしてたんだろうけど...ふふっ、ザマーミロ、って感じ。自分たちで勝手にこんな風にしといて、逃げるなんて許さないんだから」
巨大な胸にへばり付いた装甲を剥がしていく彼女。
そのままくしゃくしゃとティッシュか何かのように丸めてしまう。
「これからもいっぱい遊んで、気持ちよくしてもらわなくちゃ、ね。キミのためにも、さ」
彼女の胸と手で幾分か圧縮され小さくなった、数分前まで戦車だったものをもう一度谷間に押し込みながら彼女が言う。
「ほら、ね?紙風船みたいなものだって言ったでしょ。もっともっと成長してキミと色んなことしたいんだぁ」メリ、ミチミチッ
彼女の胸の谷間で、もう一度平らにされていく金属隗。
普段はあれだけ柔らかい極上の乳肉も、兵器として使われればあまりに理不尽な破壊力を発揮する。
「んん...やっぱりキミも連れてきて正解だったよ...。見られながらだといつもの何倍も気持ちいい...」
ググッ、と彼女の身体が大きくなった、ような気がした。
ええ...?そ、そんな簡単に成長するハズないし、気のせいだよね?
「はうぅん...今この前みたいにミサイル撃ち込まれたら思いっきり成長しちゃいそう...。ふふ、お願いして撃ってもらっちゃおうかなぁ?」
や、やっぱり気のせいじゃないかも...!
「もっとおっきくなったらさぁ、キミの居る家ごと挟んだりできるよ。どうかな?」
天井や壁を易々と押し砕いて迫りくる彼女の胸。
慌てる僕を見下ろす彼女の顔を想像して、まさかね、と笑うしかなかったのだった。