どこまでも続く肌色の大地に、現場監督以下いつものメンバーが海パン姿でくつろいでいた。
彼らの視線の先には直径100mほどの大きなプールがあり、そのプールの中では小学校高学年の女の子たちの歓声が上がっている。
そんな平和な光景の中でふと監督が我に返り、傍らの大きな壁に声を張り上げた。
「由紀ちゃ~んっ!」
その声に反応して、上空の何かが大きく動いた。そして、そこから見知った女の子の顔が、突き出した巨大な双丘の谷間近くから現れた。
「ん?な~に?おじさんたちも入れば?」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「じゃあ何よ。」
由紀は手を伸ばして、女の子座りしている膝の少し先にいる作業員の集団の中から現場監督だけひょいっと摘み上げて左手の上に乗せた。
今の由紀の身長は600mを超え、監督の身体など指先で丸ごと挟んでも余裕の大きさになっていた。
監督はというと、突然目の前に現れた特大ビキニに包まれた胸の谷間に思わず顔を赤くしてしまう。あの怪獣騒ぎからまだ3か月も経っていないというのに
身長だけでなく胸も急成長を遂げていたのだ。
「ちょっとぉ、あんまりジロジロ見ないでよね。それとも挟まれたいのかな?」
そう言って由紀は左手を胸元に近づけていくと、監督の焦りようが手に取るように分かった。最近は、由紀も男性のこんな反応を見るのが楽しくて、
ことあるごとに監督以下作業員たちを会うたびにからかっているのだ。
「ちょ、じゃなくて・・・俺たち、本当にこんなとこにいていいのかと思ってさ。」
少しだけ神妙な顔の監督に、少し可哀そうかなと思ったのか由紀が真面目に答える。
「いいんじゃない?だって、亜樹ちゃんが『監督さんたちも来てくれるかなぁ。』って言ってて来てほしそうだったから誘ったんだもん。逆に来なかったら、
街のひとつやふたつは無くなってたかも知れないよ。」
「え~っ!あたし、そんなひどいことしないよ~・・・」
遥か遠くから亜樹ちゃんの声が轟いた。と同時に地面が少しグラッと揺れた。

「もう、由紀ちゃんたら人が動けないからって言いたいこと言って。」
全員が目を向けた先の大きな山脈のその向こうから、顔を少し上げてこちらを見ている亜樹ちゃんは少しふくれっ面だった。
そう、あの巨大山脈は実は亜樹ちゃんのおっぱいなのだ。身長18000mとこちらも急成長を遂げた亜樹ちゃんの爆乳山の標高は、仰向けになっても軽く2000m級なのだ。
そして、今由紀ちゃんを含めた全員がいるのは、ビキニ姿の亜樹ちゃんのお腹の上で、大きなプールとはもちろんおへそである。
もちろん、そんな突拍子もないことを考えるのは由紀ちゃんしかいるはずもなく、最初は同級生の女の子たちに遊んでもらおうと思って計画したのだが、
亜樹ちゃんの希望で、お手伝い先の解体業者の皆さんも呼ばれたというわけだ。

「みんなはおへそプール、入らないの?」
やはり特大プール並みのサイズとはいえ女の子のおへそである。そりゃ気が引けるって。
「そうだな。みんな楽しそうに遊んでる邪魔しちゃ悪いだろ?」
ここは大人として、保護者的に振舞わなければ。少しだけ真面目に思っていた監督である。
ところが、由紀ちゃんは全く違うことを感じたようだ。
「そっか、おじさんたちが好きなのはあっちだもんね。」
由紀はその他の作業員たちも瞬く間に摘み上げて掌に乗せ、亜樹の胸元に向かって歩いて行った。

由紀の掌の上ではどうすることも出来ず、徐々に山脈の偉容が近づいてくる。巨大なブラからは下乳が少し見え、谷間を下側を隠すように由紀の身長ほどもあるリボンが見える。
それを少しはにかんだ顔で亜樹がそれを外すと、谷間の上に両側のカップをつなぐ紐。作業員たちから見ればまるで橋のようだ。
それを跨ぎ越して、谷間に侵入しようとした由紀が何かに気が付いた。
「あ・・・亜樹ちゃん?」
「へへっ、こびとさんたち喜ぶかなって思って、持ってきちゃった。」
そこには大小さまざまなビルが、谷間に沿って並べられていたのだ。それが、亜樹が話をするだけでフルフルと揺れる巨大な山の動きに翻弄されて、ところどころ崩れたりしている。
中には200mを超える高層ビルもあるが、この巨大山脈に比べれば小さな建物がちんまりと乗っているようにしか見えなかった。
「そんなこと言って、けっこうおっぱいで潰すのが好きになってきたんじゃないの?」
「そ・・・そんなことないよぉ・・・」
亜樹が顔を赤らめながら少し動いたのか、足元で少し大きくなった揺れに少し足を取られながら、由紀は10階建てほどのビルを軽く掴み上げ、そのまま成長した山の谷間に挟みこむ。
「まあ、あたしでもこのくらいだったら挟めるからなぁ。」
そう言いながら歩き出すと、谷間に挟まったビルを目の当たりにしていた作業員たちを乗せたバスの目の前で、揺れの圧力に耐えられなくなったビルが粉々にされて零れ落ちていった。

「じゃ、じゃあ、潰しますね。」
少しはにかんだ顔で鎖骨の辺りを見下ろし、亜樹は胸の両側にそっと手を添えてゆっくりと寄せ始めた。谷間がどんどん狭まっていき、いくつものビルや車両が肉の壁に呑み込まれていく。
あんな場所に生身の人間がいたらひとたまりもないだろう。谷間の中から金属やコンクリートが擦れ合い砕ける音が鳴り響いてくる。
亜樹が少し寄せる力を弱めると谷間が少し広がり、山の斜面に貼りついた破壊された建物の残骸が零れ落ちていく。
それが、2回3回と繰り返されると、もう、谷間にまともに残っているものはもちろん、大きなコンクリート塊も粉々にされ、完全に破壊された瓦礫の山だけになってしまった。

「あれが亜樹ちゃんの家かぁ・・・」
大型タンカーに移乗して、向こうに見える全体像など全く分からないほど巨大な建造物を仰ぎ見て、作業員たちは大きくため息をつく。
「でっかいよねぇ。」
全長200mを超えるタンカーも、隣に座っている由紀の脚の長さにも届かないほど小さく、反対側には由紀の健康的な太ももの壁が聳えている。同級生たちは由紀の掌に乗せたバスの中だ。
そして、タンカーも由紀も、亜樹のだだっ広い掌の上にちょこんと乗せられていた。
「ママのサイズに合わせてるから、あたしから見てもでっかいんだよね。」
その時だった。遥か彼方で何か途方もなく巨大なものが動いた。全員がそれを見てざわめいた。
「あれって・・・」
遥か数千kmも向こうから近づいてきたのは、そんなとんでもない距離でさえあっという間に歩いてしまう亜樹ちゃんのママだったのだ。

ズゥッどぉぉぉんっ!!!
最後の超巨大地震などちょっとした揺れにしか思えないほどの盛大な地響きを上げ、亜樹ちゃんの数十km向こうにママは立ち止まった。といっても、ママから見ればもう手を伸ばせば
余裕で届く距離だ。
「あら、お友達と遊んでたの?」
ママは亜樹ちゃんを見下ろしながら、その場でゆっくりとしゃがみ込む。が、それだけで、物凄い圧力が加わり、空気がビリビリと震え、由紀でさえバスを守りながら蹲るほどだ。
「うん、この前のお手伝いした人も一緒なんだよ。」
「この前軍隊と一緒にお持ち帰りしちゃったあのこびとさんたち?」
「うん、お願いして遊びに来てもらったの。」
ママは少し考えると、亜樹の前に手を伸ばした。全員の目の前に、どんな大都市でも余裕で収まってしまうほどの広大な掌が突然広がる。
「そう言えば、ちゃんとお礼とか言ってなかったわ。亜樹ちゃん、解体会社のこびとさんだっけ?ちょっと借りてもいい?」
「え?でも、お礼は大事だから・・・うん、わかった。でも、ママ気をつけてね。摘まんだらこの前の戦艦みたいにペッチャンコになっちゃうからね。」
亜樹はタンカーをそっと摘まむと、ママの掌の中央にそぉっと乗せた。それを見てママがゆっくりと立ち上がる。船体を簡単に圧し潰してしまえそうな上昇Gに何とか耐え、おじさんたちの目の前に
現れたのは、どこまで広いのかわからないほど巨大な真っ黒なビキニの胸元だ!しかも、この広大な面積は片乳だけなのだ。とんでもない巨大山脈である。それが超巨大地震さながらに
フルフルと揺れている。もう冷や汗と興奮で、よく精神が破壊されなかったと思うほどの大光景を、呆然と眺めるおじさんたちを知ってか知らずか、ママはゆっくりと、世界最高峰の山脈の
数倍の標高を誇る超特大おっぱいを揺らしながら家の中に入っていった。
「だいじょうぶかなぁ。。。」
心配そうな亜樹の顔をよそに、意外と由紀は冷静だ。
「大丈夫じゃない?この前だってちゃんと生きて帰れたし。」
確かにそうなのだが、亜樹はママの表情が少しエッチに見えたことが気が気ではなかったのだ。

「いつも娘がご迷惑をおかけしています。」
控えめに話してもらってはいるが、音圧だけで圧し潰されそうになる。目の前には亜樹のママの目がタンカーを覗き込んでいた。その瞳は、こんなタンカーが目に入ってもゴミにしか
思えないほど巨大なものだ。
「い、いえ・・・とんでもありません。お嬢様にはお世話になりっぱなしで・・・」
たまたまタンカーにあったスピーカーを通して、監督は必死の社交辞令だ。
「うふふ、建前はこのくらいにいたしましょうか。」
そう言われた瞬間、タンカーを乗せた掌が急降下していく。吹き飛ばされないように、慌てて近くのものにしがみ付く作業員たち。ジェットコースターなんてものじゃないスピードだ。
亜樹のママは、右手に乗っていたものをどこかに乗せながら仰向けに寝そべっているようだ。やがて身体の位置が定まったのか、タンカーに向かって恐ろしく巨大な小指が近づいてきた。
「少し揺れるので気をつけてくださいね。」
小指の爪がタンカーの下にズズッ!と差し込まれたと思うと、そのまま軽々と掬い上げられてしまい、どこかに移動して着水した。その間およそ数十秒だったのだが、彼らは生きた心地が
全くしなかった。
「あらあら、可愛い。みなさんから見たら湖かしら。」
遥か彼方から、楽しそうな声が轟く。蹲っていた作業員たちが何とか立ち上がり、目の前に見えたのは何か見たことがある風景だった。
見渡す限りの肌色の大地。その向こう何十kmも先に見える超巨大山脈。標高などどのくらいあるのか見当もつかない。そしてその山脈の谷間からこちらを覗き込んでいる、
20代後半くらいに見える女性の美しい顔。これって、ついさっき同じ風景を見たばっかりじゃないか?
「あ・・・あの・・・ここって、お、おへそ・・・ですか?」
スピーカを通した声が微かに聞こえたらしい。
「ええ、私のおへそ、直径が1kmくらいありますでしょ。水を張るとこびとの皆さんから見ると湖になってしまいますの。」
はぁ、亜樹ちゃんはおへそプールだったけど、さらにスケールアップしているのか。確かにこの巨大タンカーが乗っても余裕の広さだ。
「それで、ですね。娘から聞いたのですが、皆さんは、そのぉ、おっぱいでビルを潰したり怪獣を潰したりすると凄く喜んでくれると聞きまして・・・」
遥か彼方の巨大山脈に異変が起こる。山脈を覆っていた黒い布、ビキニトップが・・・取り払われてしまったのだ。
「その・・・私も、その、ビルを潰したりするのを、見ていただけないかと・・・」
心なしか亜樹のママの息遣いが少し荒くなっているような気がする。おへその湖も波が高くなっているし、相当危険なにおいがする。
「わっ、わかりましたっ!あっ、あのっ!どうぞ、ゆっくり、ゆっくりでいいですからぁ・・・」
監督の悲痛な叫びが何とか届いたのか、超巨体の鳴動は少し収まってきた。
「今日はたまたま怪獣退治に行ってきたんですけど、ついでに街もお持ち帰りしちゃいまして・・・ちょうど・・・いいかしら。」
亜樹のママの美しい指先が、下乳の下に乗せた街に襲い掛かっていった。

「怪獣ももっと大きければ感じられるんだけど・・・」
そう呟きながら、100m級の怪獣を街の一部分ごと摘まむと、巨大山脈の頂の少し濃いめのピンク色の乳輪の上に降ろした。
「すげぇ!怪獣があんなにちっちゃく見える。乳首だけで山みたいだ。」
監督のこの声が、スピーカを通して聞こえてしまったらしい。悪戯っぽい顔をした亜樹のママが、片手をタンカーに向けて伸ばしてくる。
小指の爪でまた簡単に掬い上げられたタンカーは、今度は、鎖骨の上あたりに降ろされた。もう超巨大おっぱい山が大パノラマで迫ってくる距離だ。
「ここの方が、よく見えますわ。なんだか皆さんに見られてると思うといつもより興奮してしまいそうなので、本当は乳首の横に置きたかったんですけど、私の胸って高さが2万m以上あるので、
落としてしまったら大変なことになりますから。。。」
少し残念そうな亜樹のママの顔。だが、作業員たちは一様にほっとしていた。が、そんな態度は絶対に見せられない。
「でも、そこからなら、怪獣さんを潰しちゃうところも見ていただけますわね。」
そう言って、亜樹のママは手を伸ばして指先で乳首を弄び始めた。幅1kmにもなる指先で瞬く間に怪獣は磨り潰され、一緒に乗せたたくさんの建物も一瞬で粉々にされてしまった。
さらに、ムニョムニョと動くおっぱい山の向こうからいろいろな破壊音が聞こえてきた。

「圧倒的としか言いようがありません。凄いです!」
「恥ずかしいですわ。こんなに大きいと軍隊や怪獣でも全然興奮できませんの。でも今日は皆さんに見ていただけていると思うと・・・あら。」
その声と同時に作業員たちも気が付いた。おっぱい山の谷間から何か小さなものがこちらに向かってくる。いや、小さくなんかない。かなり大きな、大怪獣だ!
恐らくさっきの地震でパニックになって訳が分からなくなったのだろう。だが恐慌状態の怪獣に体当たりでもされたら、このタンカーも簡単に破壊されてしまう。
だが、それは余計な心配だったようだ。超巨大山脈の谷間がどんどんと狭まり、怪獣の姿も全く見えなくなってしまったのだ。
「娘のお友達に何かあったら怒られてしまいます。」
そう言いながらおっぱいを寄せていた手をゆっくり離すと、麓近くの斜面にとても小さな染みが貼りついていた。

ゆっくりと時間をかけて、恐ろしく巨大な手とおっぱいで次々と揉み潰され磨り潰されていく怪獣たち。やがて怪獣がいなくなったのを見ると、亜樹のママはまたタンカーを小指で掬い、
左手の上にそっと乗せると、今度は右手で持ってきた街、というより大都市を掬い上げ、そのまま状態を起こしていく。
張りがあるせいか巨大なおっぱい山はそのまま、核兵器など塵にも等しいほどの超巨大砲弾となって突き出している。そこに向かって都市を乗せた右手が近づいて行った。
「おっぱいで街を丸ごと潰してしまういけない女はお嫌いですか?」
「とっ、とんでもありませんっ!大好きですっ!」
思わず全員で大合唱してしまう。すると、亜樹のママがにっこりとほほ笑んで、都市の一部を下乳に軽く押し当てていく。
「ふふっ、じゃあご褒美に大きな街をもっと大きなおっぱいで潰してあげますね。」
都市が丸ごと下乳に押し付けられ、乗っている建物が次々と潰されていく。巨大な指先が地面を折り曲げて数十にもなる建物を巨大な乳首に押し当て、磨り潰していく。
人間が数百万人は住むことが出来る街が、たったひとりの女性のおっぱいに何の抵抗も出来ずに壊滅していく様を、作業員たちは一言も発せない状態で特等席で眺めさせられていた。

亜樹のママがおっぱい山にこびり付いた街の残骸を股間に払い落としているのを見て、ようやく大破壊ショーも終わりを迎えたと皆が思っていたその時だった。
息遣いが荒くなっているのと呼応して、左手が小刻みに揺れるのを気付かないものはいなかった。物凄く嫌な予感がする。。。
「あ・・・あの、わたしの・・・いやらしい姿、見て・・・いただけ、ます・・・か?」
どうも、見られているという思いが強すぎてスイッチが入ってしまったようだ。すでに右手は股間に延び、腰が前後に動き始めている。これだけで超巨大地震を引き起こしている。
左手に乗せられていたタンカーも大きく揺れ始めていた。この大地が無意識に握られた瞬間に、自分たちは染みになってしまうと思うと気が気ではないが、もう祈るしか選択肢は残っていないだろう。
だが、運命は非常なようだ。タンカーが乗っているのも忘れたのか、左手もいつのまにか座って長さ100kmにも及ぶ長い脚を広げたその間に移動していったのだ。もちろんタンカーも・・・

翌朝、心配になった亜樹が母親の部屋を覗くと、全裸で満足そうな表情で寝ている母の姿があった。
「ママ、おじさんたち、どうしたの?」
耳元でささやかれたその声にママもハッとなって目を開いた。
「あ・・・あらっ、どうしたっけ・・・」
あのあと気持ちよくてそのまま寝ちゃったけど、タンカーは?覚えて・・・無い。
慌てて身体を起こすママを亜樹が制止する。
「待って、ママ。身体のどこかにいたら落っこちちゃうよ。」
「そ・・・そうね。」
身体の上に残っている数mから数十mのとても小さな瓦礫を注意深く見ながらママはゆっくりと身体を起こす。が、タンカーの姿はどこにもない。
その時だった。
「助けて・・・くださ~い。」
どこからか監督さんの声が聞こえる。タンカーのスピーカーはまだ生きてたようだ。
亜樹はママの太ももを乗り越えて、声がする方を探そうとすると。
「はぁ・・・こんなとこにいてよく潰さなかったよね。」
亜樹が呆れた顔でママを見上げ、タンカーを摘まみだしたその場所は、大ジャングル並みのママの陰毛の中だった。どうやら、茂みがうまい具合にクッションになっていたようだった。
ともあれ、全員無事だったのだが、この後、ママは亜樹にたっぷりとお説教されたのだった。