この話はGeneral Sizefetish uploaderの
ttnへの感想、要望、リクエストなど
で名無しさん様から頂いたリクエストから
思いついた話となっております・・・。










とある女子高の美術室。沈む夕日の中で、一人の生徒が室内をウロウロしていた。

「せんぱーい、いないんですかぁー?」

彼女は今年入学したばかりの1年生、宇城亜子。ポニーテールが良く似合っている。
ほとんどの生徒が帰ってしまったこんな時間に、彼女が美術室にいるのにはワケがあった。

「もしかして私、誰かにからかわれただけ? 今思えば出来過ぎた話だったし……」

亜子が必死に探してるのは、入学式の日に出会った、あの2年生の先輩。



長く綺麗な栗色の髪は、クルンと先端が巻き毛になっており
日の光を浴びると、輝いているようにさえ見えた。
その容姿は、モデルも顔負けなほどに美しく、スラリとした体系をしながらも
張り出すところは、しっかりと女性らしく張り出している。

そして優しく微笑むその姿はまるで、絵画に出てくる女神のようであった。
恐らく、亜子だけではなく多くの新入生が、彼女に一目惚れしてしまった事だろう。

彼女は学年に関係無く、あらゆる多くの生徒に慕われている。
そんな先輩の事を亜子は、いつも遠くから、憧れを抱きつつ見める事しか出来なかった。

だがそんな日々が変わったのは今日の朝。亜子が登校し下駄箱を確認したときの事。
その中に入った手紙をいたずらと思い気楽に開けてみると、こんな短い一文が書かれていた。

「今日の放課後、一人で美術室に来て欲しい」

ちゃんと先輩の名前が書かれており、亜子は僅かではあるが期待しながら
放課後、誰もいなくなった美術室へとやってきたのである。



「私、騙されたのね……よく考えてみれば、あの人気者の先輩が、私に手紙なんかくれるわけないわよね……」
「ちゃんと時間通りにきてくれて、本当にありがとう! 宇城亜子さん……だったかな?」

あまりにも小さな声。だが間違い無くこの声は先輩のものだ! 亜子はそう感じた。
そして声のする方向を振り返る。するとそこには誰もいない。だが。

「せ、せっ! せん……ぱい、ですか?」

亜子は机の上にいる、人形のような大きさとなった先輩に話し掛けるのだった。

















亜子も先輩を見つけた当初は、ひどく動揺しショックを受けていた。
だがあまりにも当然のように先輩が振る舞っている姿を見て、少しは心が落ち着いたようである。

「先輩……ですよね? どうしてそんな、人形みたいな大きさになってるんですか?」
「それより宇城さん……君は、着せ替え人形で遊んだ事はあるかな?」

机の上にいる人形サイズの先輩に、なぜか質問に質問で返されてしまった。
だがむしろこれは、先輩と仲良くなる絶好のチャンス。亜子はそう確信した。

「あの、先輩。亜子って、気軽に呼んで下さっても構わないんですけども!」
「そうか……じゃあ改めて聞こう、亜子。着せ替え人形で遊んだりした経験はあるかい?」

先輩が私を名前で呼んでくれた! その喜びに心を躍らせながら、亜子は答える。

「着せ替え人形……まあ、子供の時には遊んでましたけど……それが一体どうかしたんですか?」
「そうかっ! なら気持ちが分かるだろう!? 着せ替え人形で遊んでいる時のあの気持ちがっ!」

人形サイズの先輩は、突如声を荒げて話し始めた。
亜子は、先輩のこんな生き生きとした表情を見るのは初めてである。
先輩はその後、生き生きと楽しそうに机の上から私を見上げつつ語り始めた。

「私は、子供の頃から着せ替え人形に憧れていた! でもそれは、豪華な服をたくさん持っているとかそんな理由じゃない……着せ替え人形、という存在そのものに憧れていたんだ!」

亜子は机の上の先輩を見下ろしながら、驚きでポカーンと口を開けたままになっている。

「巨大な手のひらに掴まれ身動きも取れない! そのまま問答無用で乱暴に服を引き剥がされる! そして巨大な力でもてあそばれる様に服を着せ替えられていく……」

亜子には先輩の言っている意味が全く理解できない。
ただ一つ分かるのは、先輩がとても楽しそうに話し続けているという事だけ。

「そんな着せ替え人形に、私はなりたかったんだ! そしてある日、私は知ってしまった……この世界には、人形のような大きさになれる、体を小さくする薬が存在するのだという事を!」
「そ、それで、そんな大きさに……?」

やっと質問の答えが返ってきた。だが亜子はまだ一番大事な事を先輩から聞いていない。

「それで、私が呼び出された理由って言うのは……」
「私は、君の性格は知っている! 今からの行いを他の人に決して話したりはせず、約束を絶対に守れるという事を! だから今から……私と共に始めようじゃないか!」
「な、何をですか先輩……?」

亜子にも予想は付いていた。そして先輩は、端正な顔を興奮で赤らめながら想像通りに答えた。

「ほら! 人形用の服は家からたくさん持って来てあるんだ! 私を掴んで強引に脱がし、好きに遊んでくれて構わない! 私は今から、君だけの着せ替え人形になるんだ!」

憧れの先輩との予想外の交流、2人だけの人形遊びが始まる。

















先輩があまりにも熱く頼み込んでくるため中々、亜子も断れなくなり
ついに小さな先輩を使っての、着せ替え人形遊びは始まった。

人形サイズの先輩を優しく両手で掴んで持ち上げる。その体の柔らかさに驚かされた。
そして両手に感じる人肌の温かさ。亜子は先輩の体を触っているのだと改めて実感した。
すると途端に照れと恥ずかしさで、顔が真っ赤になってしまった。

「恥ずかしがる事じゃないさ。君の好きなようにやってくれて構わないんだ……」

そんな言葉を掛ける先輩は、亜子が今まで見たことの無い優しさに包まれた表情をしていた。

先輩に言われ亜子は早速、先輩の着せ替えを始める。
先輩の服も人形サイズであるため大きな手では中々脱がし辛かった。
だが徐々に脱がしていくと、先輩のキメ細やかで真っ白な素肌が見える。
そして全身を脱がし終わった時、先輩は恥ずかしさなのか興奮なのか全身が真っ赤になっていた。

手の中にいる先輩はまるで小さなペットのように愛らしく見えた。
ブラとパンツだけの先輩の姿。細く引き締まるところは綺麗に引き締まり
ぼん!と張り出すべきところは、予想以上に大きく張り出している。
特に胸の大きさなどは、人形サイズであっても充分に感じられるほどだ。

思えば先輩の胸は、確かにとても大きかった。
いつも制服の上からでも、隠し切れないほどに自己主張している
両胸の膨らみは、同性であっても少し惹かれるほどだったのである。

そんな愛しの先輩の姿をあられもない姿を見て
亜子もまた顔を真っ赤にしてしまうのだった。

一方の先輩は、実は隠れ巨乳だった亜子の胸に、文字通り抱かれていた。
今の先輩の目からは、亜子の胸の谷間がまるで本物の大山の谷間のように見える。
自分の目の前にある後輩の少女の、巨大な体と更に巨大な胸の膨らみ。
それに体を近づけながら先輩は、至福の表情を見せる。

そして、また新たな服を先輩に着せる亜子。
その度に手の中にいる先輩は、とても嬉しくて仕方が無い、そんな表情を見せた。
先輩の一挙一動が見たくて亜子も、どんどん服を着せ替えていく。

時間はどんどん流れていく。
二人だけの空間となった美術室には、亜子と先輩の激しい吐息だけが聞こえ続けていた。




















「おっと、もうこんな時間……亜子。悪いけど今日はもうこれでお終いにしようか……」

先輩に言われハッと我に返る亜子。
もう1時間近くはこの遊びを続けていた。
始めは憧れの先輩がこんな変なことを言い出すなんて、とショックを受けていた。

だが次第に先輩の肌の暖かさに直接触れているとそんな気持ちはどこかへ行ってしまい
ただひたすらに先輩とこうして触れ合っていたい、そんな気持ちが強くなっていった。

「あのっ、先輩!もし良かったら……」
「ああ、もちろん。また明日にでもこうして会おうじゃないか、なぁ亜子?」

そんな先輩の言葉を聞いて、亜子は嬉しさのあまり、先輩に抱きついた。

「わっ! もう、こらこら……今日は終わりだって言っただろう? 明日もまた、あるんだから……」
「私、入学式の頃から、先輩が好きで好きで……でも、ずっと見てるだけで寂しくて……」

すると先輩は少し照れくさそうに、亜子に向かってこう話した。

「なあ、亜子……私も君を名前で呼んでるんだし、亜子も私の事を、名前で呼んだらどうなんだ?」
「い、いきなりそんな……先輩は私にとって先輩であって、そんな名前で呼ぶなんて事……」
「そうか……分かった。でもいつかは私を、名前で呼んでくれたら嬉しいんだけどな……」

そう言って足早に美術室を去る先輩の後を、亜子は追う。

「あっ! ちょっとー! 待ってくださいよぉ! せ……せんぱーい!!」

そして亜子は、楽しそうに微笑む先輩の方へと、急ぎ足で駆け出していくのだった。