「アレルがどんな職業を与えられるのか考えていると、お父さん、緊張のあまり昨日は一睡もできなかったぞ!」
「ふふふ、お母さんも自分のとき以上に緊張していますよ」
「アレルならきっと【上キンキンキンキンキン!!

あーなんか死んじゃって異世界に転生した見たいだわ。
そしたら神様がくれたチート能力を貰って、巨大化してみようと思ったら巨大化出来たみたいだわ。
巨大化が出来るならが出来るかも?」って思ったらやってみたら生き返ったみたいだから生き返ったの。
わたしの名前、はマユ、だょ(●´ω`●) OLだよ?

そうそうわたしは今巨大化しちゃったOLってこと。
理解できた? 理解しないとパンプスで踏み潰しちゃうょ?
ってゆーか、けっこー今、踏み潰しちゃってるし。

わたしが居るのは今中心街だよ?
チート使ったから人は居ないし。ってゆーか、わたしのOL姿、えっちじゃない?
スーツ姿にパンプスで中心街にわたしはいたのだ。

えっちな目でみちゃ駄目だよ?
たしかに電車にいくと男はみんなわたしに注目するし、うわぁ、男って、えっちなんだぁ。
でもしょうがなくない? スタイルには自身があるし。
胸をちょっと持ち上げれば電車の対面の男は股間をおさえて喘いで床に転がってなんか股間から出てるし。
パンプスを履いた脚を喫茶店で組み替えたら店員全員が股間をおさえて喘いで床に転がってなんか股間から出てるし。
えっちすぎる体って困っちゃうわ。
ってわたしは誰に向かってしゃべってるんだあああ!
わたしはあたまをグーでポカポカするようにポカポカ叩いたのだ。

ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。
ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。

「えーんわたしって、ダメな女子だあああっ」

ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。
ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。

あっ、巨大化してたのわたし忘れてた
ポカポカ軽く叩いてたら、中心街はクレーターだらけになっちゃったよぉ……。
わたしの手の動きで風でできちゃったの!?
巨大化でえっちな体って困りものーっ!

そうだ、わたしってどのくらいの大きさなんだろ。
ステータス画面を表示させたのだわたし。

名前:マユ(●´ω`●) OL 女 レベル:巨大娘
天職:OL
筋力:本気出したら神様を胸に挟んで世界終わっちゃう感じ。
体力:あんたよりはわたしのほうが体力強いよ? 人間って聞かなきゃわかんないの? 殺しちゃうよ?
体制:メンタルそんなに強くない。OLだもん!
敏捷:一分あるけば日本一周できる歩幅まではいかない系
技能:お茶くみして街にこぼして街の人間を全員溺死させる[+コピーも得意][+パンプスと脚がえっち][+胸とお尻もえっと][+体が全てえっち]

ふうん、そっかー。
って身長と体重が知りたいのに全然載ってないじゃん!
ってわたしは誰に向かってしゃべってるんだあああ!
わたしはあたまをグーでポカポカするようにポカポカ叩いたのだ。

ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。
ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。

「えーんわたしって、ダメな女子だあああっ」

ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。
ポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカポカ。

あっ、巨大化してたのわたし忘れてた
ポカポカ軽く叩いてたら、中心街のクレーターが地下200mまでさらに出来ちゃったよぉ……。
わたしの手の動きで風でできちゃったの!?
巨大化でえっちな体って困りものーっ!

もういいや。身長は100mくらいってわかったから、あとは体重だな。
わたしは街の中心街から少し外れた街へ歩いていったのだ。

ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!
ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!
ずぅぅぅんッ!

「あー、やっぱりわたしが歩くと街は潰れちゃうよねー」

ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!

「もし人が居たらもう百人はパンプスでつぶしちゃってるかも。でも大丈夫、わたしのチートで街はみんな居ないから感謝しなさい?」
わたしはOL姿で再度歩いたのだ。

ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!
ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!

あったあった。ここだ!
わたしはとある店についた。よってしゃがんだわたし。
あっ、駐車場がわたしのパンプスで埋まっちゃった。
ってゆーか、わたしの大きい胸であんまり足元みえないし(-_-メ)。
見えない車とか踏み潰しちゃってもどーでもいいよね(●´ω`●)

「体重はかるならここだよねー」

わたしは立ち上がってお店にパンプスを振り下ろしていった。

ずううううううぅぅぅんッ!

「あー、予想はしてたけど、お店つぶしちゃった。これじゃ、女の子一人も入店できないよ?」

残骸をわたしは足跡の中から拾った。

「えーっと、これこれ! ……って、えー!?」

残骸は体重計だったもの。よーく見ると目盛りは「100kg」の所で折れ曲がって潰れていた。
百キロって、……あの、百キロー!?

わたしは驚き顔のまま両手で口を塞ぎ、

「うわっ…私の体重、重すぎ…?」

思わず漏らしてしまった。

ってゆーか、いっぱい体重計あるんだけど、全部目盛りがMAXの所で潰れてるし!
あたし、片足しか乗せてないのに……。あれ、パンプスだけ載せても、もしかしておんなじ?
ってことは……

わたしは驚き顔のまま両手で口を塞ぎ、

「うわっ…私のパンプス、重すぎ…?」

思わず漏らしてしまった。

ま、いいや。
とりあえずステータスっと……

名前:マユ(●´ω`●) OL 女 レベル:巨大娘
天職:OL
筋力:本気出したら神様を胸に挟んで世界終わっちゃう感じ。
体力:あんたよりはわたしのほうが体力強いよ? 人間って聞かなきゃわかんないの? 殺しちゃうよ?
体制:メンタルそんなに強くない。OLだもん!
敏捷:一分あるけば日本一周できる歩幅まではいかない系
技能:お茶くみして街にこぼして街の人間を全員溺死させる[+コピーも得意][+パンプスと脚がえっち][+胸とお尻もえっと][+体が全てえっち]
身長:100メートル
体重:体重計が潰れちゃったくらい。ってゆーかどーでもいいじゃん。あんまり知りたいとか思ってるとあんた潰しちゃうよ?

「こんなとこかな、それじゃ、いっちょやるかー」

わたしは腰にかけていた剣を抜いて女魔王に切りかかったのだ。

「みんなの――仇ッ!喰らえー!」

キンキンキンキンキンキンキンキン!!
キンキンキンキンキンキンキンキン!!

一方、わたしの足元は

ズシィィィイイン!ズシィィィイイン!
ズシーン!ズシーン!ズシーン!ズシーン!
ズシーン!ズシーン!ズシーン!ズシーン!

「どうしよう。皆のお家がどんどん無くなっちゃっていくよぉ……」

キンキンキンキンキンキンキンキン!!
ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!
ずぅぅぅんッ!

「まだまだ!」

ズシーン!ズシーン!ズシーン!ズシーン!
キンキンキンキンキンキンキンキン!!
ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!

ズシーン!ズシーン!ズシーン!ズシーン!
ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!

キンキンキンキンキンキンキンキン!!
ズシーン!ズシーン!ズシーン!ズシーン!

「うわっ…私のパンプスの足跡、街に出来過ぎ…?」

ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!ずうーん!
ずぅぅぅんッ!

「あっ、日本全土がわたしの足跡で埋まっちゃった」

おしまい


巨大娘小説家になろう!