私は探検家だ、今まで数々の洞窟を探検してきた。

ある日不思議な洞窟を発見した、小高い山にある生暖かい風が吹き付ける2つの洞窟だ。

私はその洞窟を探検したいと思い、そのための準備を始めた。




数日後、準備を整えた私はあの洞窟に挑む事にした。

入ってみると、中は黒く長い不思議な木がびっしりと生えていた。

驚くことに、洞窟の側面や天井からも生えているのだ。

こんな植物は地球上のどこにも見たことがない、私は大発見に歓喜していた。

更に奥に進むと巨大な苔の生えた岩のようなものがあるのに気が付いた。

しかし触ってみると柔らかく少し粘りがある事が分かる。

これは岩ではないのか?調査のために少し持ち帰ることにしよう。




調査を続けていたその時である、私は洞窟の奥から粘性のある液体が流れているのに気付いた。

この液体に巻き込まれたらおそらくひとたまりもないだろう、此処から先は気を付けて調査を進めなければ。




洞窟の更に奥まで進んだ所、そこから先はどうやら下に続いているようだった。

ひとまず諦めて戻ろう、そう思い後退したその時である。

突如洞窟の中へ突風が吹き、私は体制を崩し液体の湖の中へ落ちてしまったのだ。

まるで洞窟の中からこちらに引きこもうとした風だった、しかし今はそれよりもこの湖から脱出するのが先である。

そう思い足掻いてはみるが全く脱出出来る気配がない、それどころか先程から吹いている風で奥へ奥へと流されているようだった。

一体この洞窟は何だというのだ!まるで生きているかのようではないか!こんな所で死んでたまるか!

そんな必死の思いで湖から脱出したのも束の間、哀れ私は洞窟の奥へと吸い込まれてしまったのであった・・・





















ズズッ


・・・ふぅ、やっと鼻水収まったかな?
って!うげげ!もしかして私今虫吸い込んじゃった!?
うーん・・・まあ、いっか☆一緒に飲み込んじゃえ!

さーて、今日は何をしようかな☆