これは今までの話に出てきた登場人物一覧表です。物語により深みを持たせるために作ってみました。
ネタバレを防ぐために内容を一部変更しております。
新キャラが追加され次第定期的に更新していきますのでご理解の程よろしくお願いします。
また、分かりやすくまとめる為に今まで登場した近未来兵器の一覧も追加しました。


登場人物一覧


〔ナリス・アシュフォード〕
本作品の主人公。18歳。
身長146cm、体重43kg、スリーサイズは上からB86、W58、H88。
イギリスからの留学生で腰まで届くほどの長い金髪のツインテール、やや目尻が吊り上がった澄んだ蒼い瞳を持つ少女。
身長が低いのがコンプレックスとなっている。また、童顔に似合わずかなりの巨乳の持ち主。
生まれは日本で日本語もペラペラ。
可愛いらしい服が好きで、特に母親が15歳の誕生日の時に買ってくれた純白の白いスカートにひらひらのフリルが付いたワンピースは彼女の大のお気に入り。
日本人の父親とイギリス人の母親を両親に持つが、父親は彼女が生まれてすぐに交通事故で他界する。
その後、母親と共にイギリスに戻り二人で仲良く暮らしていたが、母親が不治の病に犯され以後彼女の祖母に育てられる。
そしてナリスが15歳になった誕生日の翌日に33歳という若さで彼女の母親はこの世を去る。
大好きだった母親が他界してしまったショックにより、天真爛漫な性格から影のある素直になれない意地っ張りで負けず嫌いな性格になってしまう。
そして入学した高校の留学生として日本へ来ていたが、運悪く侵略型宇宙人、ギニアスの実験道具にされてしまい、巨大化能力を得る事となる。

〔桐生 隼人〕
2話から登場
本編のサブ主人公。30歳。生まれは日本。
地球統一連邦第1艦隊所属、前衛艦隊指令と勤める人物で階級は准将。
連邦の上級将校は殆どが堅物ばかりであったが彼はまだ年齢が若いこともあってか、かなり柔軟な思考を持ち合わせている。
部下からの信頼も厚く、特に彼の側近である葉山少佐から実の兄のように慕われていた。
ガイナルの指示で殲滅作戦に参加するが、本人はあまり乗り気ではなかった(詳しくは本編参照)。
ナリスと同じくらいの一人娘がおり、彼の妻は2年前に反連邦組織『アバロン』の自爆テロに巻き込まれ死亡している。

〔葉山 渚〕
2話から登場
身長163cm、体重51kg、スリーサイズは上からB83、W57、H86。
地球統一連邦軍に所属する女性で桐生の補佐を勤める人物。年齢25歳。階級は少佐。生まれは日本。
軍学校を主席で卒業し、軍入隊後に彼と同じ部隊に配属され、以降ずっと行動を共にするようになる。
そして5年前に起きた反連邦組織アバロンとの戦闘の最中に彼によって命を救われ、その事がきっかけとなり彼に淡い恋心を抱くようになる。

〔ガイナル〕
2話から登場
地球統一連邦本部参謀官兼第1主力艦隊指令官を勤める人物。階級は中将。
アメリカ出身で日本人を軽視しており、性格は目的の為には手段を選ばない冷酷非道な事でよく知られ、兵士の間でも恐れられていた。
桐生の直属の上司であり、彼に対し事ある毎に彼に辛くあたっていた。
ナリスの殲滅作戦を積極的に本部に進言したのも彼であり、卑劣な手段でナリスを日本人共々葬り去ろうとしたが失敗、逆に彼女の怒りを買い最後は完膚なきまでに踏み潰されて死亡した。

〔八神〕
3話のみ登場
地球統一連邦所属の将校で桐生の良き戦友でもある大柄な男。年齢は31歳。階級は大佐。
桐生と同じくガイナルの配下の将校だったが彼が死亡したことで残存艦隊の指令代行に就任する。
その後戦意を失っていたナリスとの話し合いで彼女と和解し、自分の艦に戻ろうとしたところをギニアスが放った母艦からの主砲に巻き込まれ死亡する。

〔ギニアス・ギガント〕
1話から登場
ギガント帝国の侵略型宇宙人。
青色の肌に赤いマントを背負った15歳くらいの容姿の男の子で、生物実験を趣味としている。
ナリスに巨大化能力を与え同じ人間同士による殺戮劇をゲームとして楽しむなど、かなり非人道的な性格をしている。
後にナリスが自分の思い通りに動かなくなった事をきっかけにして元より企てていた地球侵攻作戦を決行。
ナリスや帝国の兵器を自在に操り地球人を恐怖のどん底に陥れる。

〔テーダ〕
1話から登場
長年、ギニアスの副官を務める人物。彼に絶対の服従を誓っている。

〔ユーリ・エクスタシア〕
4話から登場
宇宙管理局違法取締課に所属する女性で冷静沈着かつ合理的に次々と難解事件を解決してきた手腕刑事。
身長171cm、体重53kg、スリーサイズは上からB90、W58、H89。
濃い青色のロングストレートと、少し冷めたクールな顔つきが彼女の特徴でかなりの巨乳。
背はそれなりに高く、見た目は地球人でいう20代前半。
魔砲使いとしても優秀で、魔導士ランク、クラスAの資格を所有している。
愛用武器は彼女の身長とほぼ同じ大きさの専用杖『フェルミオン』。
惑星ファンタムの最後の生き残りで、彼女自身も過去に大きな心の傷を抱えていた・・・。

〔リーン〕
4話から登場
身長15、2m、体重43t、スリーサイズは上からB8m、W5、5m、H8、2m(半人間形態)
身長15,2cm、体重3kg(子猫形態)
ユーリ・エクスタリアがスペースキャット(宇宙ネコ)を素体に生み出した専用の使い魔。
管理局の刑事はみなそれぞれ、見た目こそ違いはあるが専用の使い魔を所有している。
半人間形態では身長15メートルほどの大きさで活動しており、髪の毛の色はピンクのセミロング、ピンク色の丸くておっきな眼が特徴的で外見年齢は、人間で言う12〜14歳くらい。
動物形態では子猫の姿で常にユーリの肩の上に乗っている。
性格は明るくて人懐っこく初対面の人とでもすぐ仲良くなれる。
稀に語尾に、〜ですぅと付くのがチャームポイント。
また支援魔砲を得意としており彼女自身も魔導士ランク、クラスBの資格を所有している。

〔セシリア・アーシュライト〕
4話から登場
地球統一連邦第2艦隊指令官。階級は少将。年齢は禁則事項。
桐生たちの士官学校時代の指導教官を勤めていた事があり、特に渚を実の妹のように可愛がっていた。
また、無類のネコ好きで部屋の模様からベット、枕のカバー等はすべてネコのイラストが印刷されているらしい。
当然ネコのぬいぐるみもいっぱい保有している。
基本的には冷静だがネコの姿をみると暴走するこまった性格の持ち主。

〔ライヤー〕
4話から登場
セシリアの士官学校時代からの腐れ縁で20年あまりを彼女と行動を共にしている。階級は中佐。
考える事よりも体を動かすほうが得意なタイプでいわゆる脳筋。
そのため中々出世しないのが悩みの種だが当の本人はあまり気にしている様子はない。
背中には常に『ガンブラスター』という大型の銃剣を装備しており個人戦闘力はかなり高い。
たまに暴走するセシリアを止める貴重な突っ込み役を担っている(本人はかなりうんざりしている模様)。

〔破壊神〕
4話から登場
負の感情を生命エネルギーとする実体をもたない宇宙生命体。
別名『アンゴルモアの大王』。
負の感情に強く反応し、その強い負の感情を持つ宿主に寄生することで体を乗っ取り、数え切れないほどの星を破壊してきた。
太陽系が生まれる以前は自分の体を持っていたが、ある事件がきっかけで自分の意識と負に対する摂取本能だけをを残し、体は崩壊してしまう。


〔破壊神アリス〕

4話から登場
外見年齢18歳。身長2190メートル。体重1億4512万5000トン。
破壊神がナリスの体に取り憑き、体を支配した姿。
もともと破壊神自体に決まった容姿はないので、羽と尻尾以外はその取り憑いた人間の負の感情を具現化したような容姿となる。
彼女の場合は普段の髪色と対照的な腰まで伸びる銀髪のストレート。
まるで吸血鬼のような真っ赤な真紅の眼。
そして破壊神の象徴である6枚の漆黒の翼と悪魔のような長い尻尾が生えた堕天使のような姿となり、ナリスが大事にしていな真っ白なワンピースは彼女の巨大な魔力によって、赤黒い色に変わってしまった。
性格はナリスから『自制心』という楔を外したような感じで、今のところは己の欲望のままに動いている様子。
また、ナリスの記憶も共用しているので今まで起きたことや、ギニアス率いるギガント星人の存在、桐生たちのことも記憶している。
体の大きさは宿り主の心の闇のなかにある負の量と元々、破壊神自身がもつ強大な魔力が結びつくことで決まるので、乗り移った対象によって体の大きさにばらつきがある。
ナリスの場合は身長2190メートル、体重体重1億4512万5000トンという地球にあるすべての物を遥かに凌駕する存在へと変貌を遂げた。
体の縮小は負の量に関係なく、自由自在に変えることができる。
ちなみにナリスに取り付く以前にユーリに取り憑いた時には惑星サイズにまで巨大化したこともあることから、負の量が多ければ多いほど体を大きくする事ができるようだ。


〔ニーニャ〕

6話、7話にのみ登場
太陽系から11.6光年離れたグルームブリッジ星系にあった地球とよく似た緑が多い、惑星エデンという星の集落に住む少女。
活発で明るく、人見知りしない元気いっぱいの女の子。
村一番の俊足が自慢。
辺境にしか生えていない薬草を調達するために、魔物がでる森林を散策していたが、運悪く、自分よりも遥かに大きな魔物に襲われて、絶体絶命の所を、惑星エデンに降り立ったまだ自分の体を持っていた頃の破壊神によって命を救われ、それ以降、彼女の事をおねえちゃんと慕うようになる。
ちなみに『ニーニャ』という名前はスペイン語で小さな女の子を意味する。




作中に登場する兵器一覧(地球統一連邦)


スカーレット級万能型二段飛行甲板式戦闘空母

月の裏側で発見されたオーバーテクノロジーの恩恵を受けて建造させた連邦軍の多目的攻撃空母。
二段式の飛行甲板をもち、艦載機の発艦と着艦を同時に行うこともできる。
また宇宙、地上どちらでも運用できるように設計されており大気圏突破も可能だが、
地上から宇宙に上がる場合はブースターを装備しないとあがることができない。
武装も充実しており、多数のビーム砲とミサイル発射管を備えている。
全長298メートル。


バーミリオン級万能型戦闘艦

スカーレット級と同時期に建造された多目的戦闘艦。
スカーレット級と同じく宇宙、地上どちらでも運用可能で大気圏突破能力も備えているが
宇宙にあがる際はブースターを装備する。
また攻守のバランスに優れ連邦艦隊の主力艦として大量に生産させている。
全長148メートル。

多目的汎用戦闘攻撃機ホワイトフォックス

連邦軍の主力戦闘攻撃機。
連邦の艦艇と同じくオーパーテクノロジーによって開発された機体で宇宙、地上どちらでも運用可能。
主に連邦の基地やスカーレット級空母に大量に配備させている。


ガルガンチュワ級超弩級戦艦

連邦の力の象徴として生まれた新造弩級戦艦で旗艦専用として建造された大型戦艦。艦首には新兵器である超電磁リニアキャノンを1門装備。他にも4連装ビーム砲や各種ミサイル発射官、対空レーザー砲等の武装で固められており弩級戦艦の名に恥じることのない重武装重防御艦として仕上がっている。
全長399メートル


『シルファニア』
地球連邦第2艦隊旗艦として運用されているスカーレット級万能型二段飛行甲板式戦闘空母。
武装は他の艦と同じだが索敵能力が一部強化されている。艦長はセシリア・アーシュライト。



作中に登場する兵器一覧(ギガント帝国側勢力)


ヴァルヴァロッサ型浮遊機動要塞

ギガント帝国が惑星侵略の際に用いるいる円盤型機動要塞。
中には無数の無人艦載機や地上制圧用の多脚戦車を搭載しており、中央には要塞の主砲であるγレーザー砲が備え付けられている。他にも大型ミサイル発射官や大型砲塔がハリネズミのように設置されており、また強力なシールドも備えている。
全長約1800メートル。


ゴンガ型多脚戦車

地上制圧用の大型多脚戦車で3本の足で移動する。マイクロミサイルやガトリング砲で武装しており、強力なシールドも備えている。
全長約19.8メートル