pixivへ上げた (2018.1.25) ラブラ⚪︎ブ・ミュー⚪︎の巨大娘ssになります。

地球から252光年先離れた場所に存在する惑星オトノキザカ。そこは文明が大変発達しており、女子高生がひとりで宇宙を旅することだって可能なのだ。その惑星から、とある少女が地球にやってくるのだが....

ーーー

【Destoroy of my life】

穂乃果「こんにちは!高坂穂乃果と申します」

総理「君がウワサの高坂さんか、話は聞いてるよ。252光年離れた惑星オトノキザカだったかな??」

穂乃果「そうなんですよ〜!夏休みの課題で他の惑星の人々と交流っていうモノがあって、ぜひ地球さんを訪れたいと思いまして!」
 
総理「高坂さんの惑星は技術や科学力が凄いですよね〜、どこの星や国の人とも会話できるんですか??」

穂乃果「もちろんです!うちの翻訳装置はピカイチですよ!そのほかにもいろいろとおみやげをもって行きますね!」
 
総理「なるほどね。ぜひ、我が日本に遊びに来てくださいな。」

総理「明日の昼?だったかな。お待ちしています。」

穂乃果「あ、総理さん!ひとつだけお願いがあるのですが....正確に地球さんにたどり着くにはみなさんの協力が必要でですね」

穂乃果「特殊な信号を宇宙に向けて発信していただきたいんです!それを頼りにすれば確実に地球さんへたどり着くことができるので」

総理「特殊な信号かぁ。たぶん、可能だと思うよ。手配しておきますね。」

穂乃果「はい。よろしくお願いします!」

総理「お会いできるのを楽しみにしてますよ」

穂乃果「こちらこそです、それでは....」

ガチャッ

総理「宇宙からのお客さんが明日やってくる、盛大にもてなさないとな!」

「総理、万が一彼女のバックに軍隊など我々に危害を及ぼす組織が来た場合はどうしましょう」

総理「分かってるよ。念のため彼女が来る明日までに特殊部隊を東京近郊の基地に配備するつもりさ」

総理「米軍とも連携してだな....」

総理「まあ、もっともあんな技術力の高い惑星の軍隊とまともにやり合っても我々に勝ち目はないと思うがな」アハハハ

「総理、笑い事じゃありませんよ....」

総理「まあまあ。我々よりもずーっと発展している惑星オトノキザカの技術の結晶が見られるんだぞ??」

総理「252光年離れたところから数時間でやってこれる技術力らしい。きっと凄いに決まっている」

総理「そして異星の技術を取り入れることによって、この国の発展に大変役立つことが期待されているんだ」

総理「こんな機会、逃すわけないだろ?」

「そうですね。彼女が本当に友好な異星人なら、きっと我々の発展を応援してくれるはずです....」

ーーーその頃 惑星オトノキザカ

海未「穂乃果、あなたってひとは....また小人さんたちの惑星をだまくらかして侵略ごっこですか」

ことり「アハハ....」

穂乃果「海未ちゃん人聞きの悪いこと言わないでよ〜」

穂乃果「実際に行ってみないと分からないでしょ〜?確かに、地球の人たちは私たちの10000分の1っていう調査結果が出てるけど....」

穂乃果「でも、最初の調査結果で私たちの1000分の1くらいの大きさだっていわれてた惑星ウチーウラの人たちは穂乃果たちとほとんど同じだったし!」

穂乃果「あそこのみかんと干物が美味しくて!地元の女の子と連絡先交換したから定期的に送ってもらってるんだ♪」

ことり「なんだかんだで私たちの星の技術もポンコツだったりするよねぇ....」

海未「1分の1と1000分の1じゃいくらなんでも違いすぎます!」
 
穂乃果「まあ、実際に行ってみて穂乃果たちと大きさ変わらないようなら仲良くして惑星オトノキザカの最新機器をたくさんプレゼントしてくるよ!」
 
穂乃果「向こうのひとたちにたくさんおもてなししてもらって、美味しい料理をたっくさ〜んごちそうしてもらうんだ♪」
 
海未「明らかに目的は後者ですね....」

海未「では、もし本当に調査結果の通り地球の人々が10000分の1だったらどうするのですか....?」

穂乃果「そ、その時は....フフフフ」

翌日 日本時間正午
 
ーーー東京上空に40kmを超える巨大なUFOが出現
 
ゴォオオオオオオオ....

「なんだあれは....」
 
「宇宙人の襲来か」
 
「ホンモノの映画みたい」
 
「こ、攻撃されるかもしれないぞ!逃げろ〜〜!!!」
 
街はそのUFOの影に覆われ、暗くなってしまった。人々はパニックに陥った....
 
総理「もしもし、高坂さん。お待ちしていましたよ。あの宇宙船でお間違いないでしょうか?」
 
穂乃果「はい、そうですよ!今降りるから待っていてくださいね♪」
 
巨大な宇宙船の扉が開いた。
 
どんな宇宙人が出てくるのだろうか。
 
あれほどの大きさの宇宙船なのだから、物凄い数の宇宙人が出てくるに違いない。
 
人々はそう信じていた。
 
が、扉から出てきたのはひとりの少女だった。
 
穂乃果「さぁて、降りようかなぁ〜」
 
ズドォオオオオオオオオオオオン!!!
 
身長15700mの彼女が着地した。片足のローファーだけで、大きさは2kmを超える大きさ。
 
穂乃果が着地した場所は超高層ビル街。
 
だが、穂乃果にとっては200mを超える巨大なビルもわずか2㎝ほどしかなく、彼女に気づかれることなく踏み潰されてしまった....
 
彼女の着地でビルだけでなく地下街も押し潰され、走っていた満員の地下鉄もペシャンコになってしまった。

穂乃果「おっかしいなぁ。総理さんどこだろう。誘われてた建物も見当たらないし....」(スマホの写真を眺めながら)

穂乃果は少しだけにやけた。予想通り、地球の人々はとてつもなく小さかったのだ。

ーーーそして、総理は確信した。彼女を今すぐ追い出さなければこの街が滅ぼされるということを
 
総理「高坂さん....とてもいいづらいことなのですが少々事情が急変しまして」
 
穂乃果「あっ、総理さん!誘ってくださった建物が見つからなくってちょうど聞こうと思ってたところなんです!」
 
穂乃果「事情って、何かあったんですか?」
 
総理「あなたにとって我々の街は小さすぎたようで」
 
総理「足元を見ていただくと、小さな建物がたくさんあるでしょう?それが我々の街なのです....」
 
穂乃果「えええええ!!!こ、この小さいの、ひとつひとつがビルや建物なんですね....小さい」スットボケ
 
総理「我々といたしましても、遠い宇宙からはるばるやってきた高坂さんをもてなしたいという気持ちはあるのですが....」
 
総理「こ、これ以上あなた様に歩かれてしまうと、我々の街が壊れてしまうのです」
 
宇宙人とはコミニュケーションが取れず、通常は一方的に地球側がやられてしまうような場合だってあるだろう。
 
そう、交渉次第でうまく穂乃果を追い出せば被害は最小限に抑えられる、彼らはそう思っていた。。。

総理「ですから....」

穂乃果「帰れってことですか」
 
穂乃果は表情を曇らせ、今まで聞いたことのない低い声で穂乃果は言った。

穂乃果「この惑星の人たちは、自分の立場が分からないようですね。残念です」

総理「そ、そういうわけでは」アセアセ
 
ズドォオオオオオオオオオオオン!!!
 
穂乃果は、怒っているフリをしながら片足を大きく振り下ろした。
すると超高層ビル群のひと区画が消滅した。
 
穂乃果「フフフ....困ってる困ってる」

超巨大な少女を怒らせてしまった。このままいけば、怒りに任せて街を全滅させる....なんてことも。

総理「もしもし?高坂さん?えーとですね」ヒヤヒヤ

総理は必死に交渉を試みようとした、しかし....

総理「って、おい!電話繋がってないぞ!」
 
「彼女が先ほど起こした巨大な衝撃により、通信システムがダウンしました....」

総理「くそぅ!」

穂乃果「って、あれ?総理さんとの通話が途切れちゃった」
 
穂乃果「たぶんさっきの衝撃で通信網だめになっちゃったかな??」
 
穂乃果「ごめんごめん」アハハ

総理「それにしても」

総理「奴にしてやられたな....」

総理「もしかすると、あの娘は我々がものすごく小さいっていうことに元から把握していたんじゃないのか??」

「彼女が仮に侵略者だとすると、十分に可能性としてあり得るかと」

「自分の惑星の技術力を手土産に持っていくといえば、技術の遅れた星の人々なら喜んで喰いつくわけで」

総理「自らの大きさのことや侵略することは隠して、我々と交信して信号を出させて、更にそれを利用して地球にたどり着き、牙をむく....」

総理「我々は騙された、ってことか」

「ですね」

穂乃果「穂乃果みたいな得体の知れない宇宙人の言うことを信じちゃうなんて....クックック」

ずしぃいいいいいいいん!ゴゴゴゴゴゴ....

いまだかつて誰も聞いたことのない、耳をつん裂くかのような巨大な足音と揺れが街を襲った。

「総理、この場所も危険です。ヘリを呼びました!至急避難を」
 
総理「あの少女に一斉攻撃だ、全勢力を駆使して徹底的にやれ」
 
「了解!米軍と協力して徹底的にやります」
 
「総理!まだ住民の避難がまったく進んでいません!」
 
「むしろ大混雑で動けない状況になっている箇所もあります」
 
総理「分かってる。しかし、このまま奴を放っておけばこの国どころか世界に被害を及ぼしかねないだろ!」
 
総理「私としてもこの街を犠牲にはしたくなかった....」
 
「総理!ヘリまで案内します。どうぞこちらへ」
 
同時刻・東京上空ーーー
 
「女子高生の格好した宇宙人がターゲットかぁ....気がすすまんな」
 
「うひょー、でけえなおい」

「ってか、メチャクチャ可愛い」

「ふえええ、見た目的に攻撃しにく過ぎる」
 
「あんなデカさで攻撃なんて効くのか??」
 
穂乃果「うわっ?!何?」
 
穂乃果は、スカートに無数の火の光が付いては消え、煙になっていく様子に気がついた。
 
穂乃果「ほほう。これが地球人さんたちの攻撃かな?」
 
穂乃果「まあ、いっかー!反撃はあとでも。全然痛くないし気にしなーい気にしなーい♪」
 
穂乃果は攻撃されていることを物ともせず、東京の街を歩き続けた。
 
ずしぃいいいいいいん!ずしぃいいいいいいいん!
 
ズザァアアアアアアア.....
 
踏み潰された場所は、次々に更地と化していった。

穂乃果は笑いがとまらなかった。自分の一連の作戦がうまくいったことと同時に、この惑星の最新鋭であろう兵器が次々と自分の身に向けられているのに傷すらつかず、痛みもまったく感じないのだった。

小人の惑星を蹂躙している時のこの優越感、無敵感、これがものすごくたまらないわけで。

穂乃果「つまり今穂乃果は、この惑星の頂点に立っているってことだよねっ!」 

穂乃果「この惑星の人々は誰も穂乃果を倒せない....逆らえない.....フフフ」

穂乃果が腕を振って歩いていると、彼女をめがけて発射されたミサイルのいくつかが跳ね返えされた。
 
「東京は危険なので、とりあえず大阪に臨時政府を立ち上げます。この後の予定は....」
 
「総理!流れ弾がヘリに向かってきています!」
 
総理「おお。ミサイル君。さっさとあの小娘を懲らしめてくれ。そうだ。あの娘だ。」
 
総理「君のくるところはこっちじゃないぞ。早くあっちへ行きなさドガァアアアアアアアン!!!!!!!!!

総理が乗っていたヘリーチカ、爆発四散ッ!

絵里「認められないわァ....」

穂乃果「あっ、これは!総理さんが言ってた東京ス○イツリーかな??」(スマホ取り出し)
 
穂乃果「やっぱりそうだ〜!」
 
ゴォオオオオオオオ....
 
穂乃果「えいっ!って、簡単に取れちゃった....」
 
穂乃果はス○イツリーをつまみあげると、手のひらに乗っけた。
 
穂乃果「す、すごーい!さすがこの国で一番高い建物なだけあるねっ!」
 
手のひらに乗ったスカイツリーをスマホで撮影すると、その写真を海未に送った。
 
じゃーん!みてみて、東京ス○イツリーだって!よくできてるでしょー?穂乃果感動しちゃったよ〜〜
 
海未「まったく、穂乃果はまた小人さんの星で悪さして....」
 
海未「私も小人さん目線で穂乃果が街を蹂躙する姿を堪能したいものです」ニヘラァ
 
自○隊と米軍が猛攻撃しているはずなのに攻撃は一切効いていない....それどころか、攻撃を無視して街で遊ぶ穂乃果。
 
空を見上げるほどの巨大なビルやタワーも、この街も....彼女にとっては足元にある小さな玩具でしかなかった。
 
穂乃果「このツリーどうしようかなぁ....そうだ!食べちゃおうかな??どんな味がするんだろ」
 
穂乃果 (パクッ)
 
穂乃果「おおおお!!美味しい〜!」
 
そう、惑星オトノキザカの住人は、地球の建物を消化できてしまうのだった....
 
穂乃果「つまり、このビルたちも....じゅるり」
 
穂乃果「少しだけ食べて、あとは全部持ち帰ろうかな〜!」
 
どうでもいい情報だが、惑星オトノキザカでは、JKが持ち帰った小人の街やビルなどはプレミアが付いてとても高く売れるらしい....
 
穂乃果は惑星オトノキザカへと帰っていった。更地と化した、かつては大都市だった場所を残してーーー

ーーー数日後 惑星オトノキザカ

穂乃果「みんな〜、今日練習終わったあとステーキ食べに行かない??うちの近所に有名なおみせがあって!もちろん穂乃果の奢りで♪」

にこ「す、ステーキって結構するんじゃないの?!」

穂乃果「へーきへーき!臨時収入が入ったからね!」

花陽「うわぁ〜!あのお店のステーキ有名だし一度食べて見たかったんだよね〜〜!」

凛「テンションあがるにゃー!」

希「練習後のステーキ、最高やね!」

絵里「ハラショー!練習張り切っちゃうんだから♪」

真姫「私もあそこのステーキならいいわよ、そ、その....結構好きだし」

凛「あっ、真姫ちゃん珍しく素直だにゃ〜!」

ことり「ステーキ♪ステーキ♪嬉しいなぁ〜〜」ぷわぷわ

海未「」
 
みなさんも他の惑星の人から会いに行きますって言われたら十分注意しましょうね!
 
もしかすると....それは私たちの街を蹂躙するためにやって来る恐ろしい巨大娘かもしれないですから。

おしまい