pixivへ上げた (2018.4.7) ラブラ⚪︎ブ・ミュー⚪︎の巨大娘ssになります。
地球に隕石が落下して、何かが起こるみたいです。それ以外はμ'sのメンバーが焼肉したり美味しくお食事を楽しんだり....とても平和でほのぼの系のお話です(大嘘)
ーーー
【それは僕たちの蹂躙】
西暦20XX年
アメリカ合衆国、アリゾナ州の砂漠地帯に小さな隕石が落下した。
それは10mにも満たない小さなモノだったが、人類にとってとてつもない悪影響をもたらす存在だったのだ....
調査隊員A「落下地点はここだな?」
調査隊員B「はい、そのようです」
調査隊員A「活発な積乱雲が近づいているよだ、この辺は竜巻の被害で有名だからサンプルを採取したらとっとと帰るぞ」
調査隊員B「了解!」
ゴゴゴゴゴゴゴ....ギェエエエエエエ!!!
調査隊員A「なんだアレは!!!」
調査本部長「おい調査隊員A、その付近で不自然な揺れを観測したんだが何か異常は起きていないか?」
調査本部隊員A「部長!原因は分かりませんが通信が途絶えました....」
調査本部長「何っ?!」
それから、世界の各地でゴ◯ラと姿カタチのそっくりな100mを越える怪獣が地面を割って頻繁に現れるようになった。
どうやら、あの隕石から地殻に潜り込んで世界中に散らばって繁殖し、ある程度大きくなったら唐突に地面から出てくるようだったのだ....
アレが現れる度に街が破壊される。それだけではなく、奴らは複数で現れることもあり人類を襲って食べてしまう。
隕石が落下して1週間が経ったある日、 欧州の某国の都市では、怪獣が一度に3体現れて半日足らずで街を壊滅、住人のほとんどをたいらげてしまったという。
残念ながら、奴らを倒す手立ては見つかっていない。あらゆるミサイルや兵器を駆使しても良い結果は得られず、再び地面や海中に逃がしてしまうのだった。
怪獣の数は日に日に増え、この状況が続くと一年以内に人類滅亡、との研究結果が発表された。
ーー某研究施設
研究員A「こ、これは....奴らを倒すのに使えそうだな!」
研究員A「カヨチンという物質が使えるのか、どこで取れるんだ??なになに、小泉花陽という少女から検出された物質」
研究員B「なんでこんなデータがここにあるんです?」
研究員A「新生児の時に身体の成分を調べるんだが....全国の病院からそのデータが集められてここにも提供されるんだ。何かに使えるかもしれないからな」
研究員B「最近のAIってスゲぇ!こんなのまで分析してくれるんですね!」
ーー数日後
研究員A「小泉花陽だけでなく、ほかの8人の女子高生からもカヨチンが検出されたぞ」
研究員A「カヨチン検出器を全国に配備したが彼女含め9人にしか検出されなかった」
研究員B「カヨチンは、睡眠時に小泉さんから体外に大量放出され、同年代の少女達はそれを浴びると体内に蓄積する性質がある」
研究員A「調べた情報によると、彼女らは同じ部活で合宿をやったりして一緒に寝ることも多かったようだ」
研究員B「それでほかの8人の身体にもカヨチンの成分が循環していると」
研究員B「そんなことまで調べたんすか....」
研究員A「少女達には申し訳ないが、とっ捕まえてカヨチンを抽出、怪獣の駆除に使おう!」
研究員C「新しい被害情報です!日本で初、奴らによる被害が観測されました。場所は大阪で5体の怪獣が出現し被害甚大、だそうです....」
研究員A「予断を許さない状況だな....彼女たちを捕獲する部隊を立ち上げるぞ!」
ーー音ノ木坂学院アイドル研究部部室
バタン!
花陽「ダレカタスケテー!」
ガタッ!!!タッタッタッタッ!!!
花陽以外「??!!!!」
花陽が入ってくると同時に、部室が謎の武装した集団に包囲された。
真姫「どうやって入ってきたのよ....」
ーー数時間後
絵里「な、なによこれ!」
穂乃果「穂乃果達、変なガラスケースの中に入れられてるけどこれから何されるんだろう....」
ことり「いやぁぁああ....こわいよ〜〜」
海未「」
希「脱出する手段はなさそうやね....」
花陽「た、タスケテーーー!!!」
捕獲部隊「9人無事に捕獲、ガラスケースに挿入し実験の準備は整いました!」
研究員A「ご苦労!休憩室にご馳走が用意してある、みんなで食べていってくれ」
研究員A「カヨチン成分増強剤と放射性物質をケースの中に注入するぞ」
研究員たちとμ'sは隔離された場所にいるので直接会話することはないのだった。
凛「あれ?なんか変な風が入ってくるにゃ」
真姫「みんな!それを吸っちゃダメよ!!」
絵里「も、もう手遅れよ....」
希「特になにも変わらないけどー?」
研究員B 「次はカヨチン成分からさらに能力引き出すために高圧電流刺激、火炎放射、毒ガス注入を行います。」
研究員C「随分エグいことやりますね」
研究員A「AIによるとこれをやることによってカヨチン成分の性能が十分に発揮されるらしいんだ。人類の存続がかかっているんだし仕方ない!」
研究員B「今更だけどAIに頼ってこんな人類滅亡が絡む事案の対策を進めていって大丈夫なのか??」
絵里「うわぁあああああああ!!!痛い痛い!やめてえええ!」
凛「熱い、熱いにゃーー!!!やだーー!!!ここから出してよー!」
穂乃果「く、苦しい!!!死んじゃうよおおおお!!!」
花陽「ぎゃあぁあああああああ!!!」
数十分に渡り、激しい刺激の入力が進められた....苦しみのあまりに気絶するメンバーもいた。
海未「ぐふっ....あれ?おかしいですね。あんな大量の炎を浴びたのに身体に傷すら付いてませんね」
ことり「海未ちゃん!今も炎浴びせられてるよ??」
凛「こんなの全然痛くないよ〜」
研究員A「あのガラスケースの中の酸素全部抜いたハズなのに生きているだと??」
絵里「このガラスケース叩いたら割れそうじゃない?」
真姫「エリー何言ってるの?厚さ5㎝はありそうだしたぶん無理ね」
研究員A「これは一体どういうことだ??」
研究員B 「カヨチン成分を保有する彼女たちに放射線や火炎放射、その他強烈な刺激を加えると爆発的に生存本能や身体能力が覚醒する模様です....」
研究員C「つまり、生きるためなら手段を選ばない、と....」
穂乃果「全員生きてこの場所から抜け出すよ。可能性ある限り、穂乃果は絶対に諦めない!」
ことり「えいっ♡」
バキバキバキバキバキバキ!!!
真姫「えっ....」
希「スピリチュアルやね....」
絵里「ハラショー!私も出たい!」
バキバキバキバキバキバキ
海未「全員脱出できたみたいでよかったです!」
海未「といっても、この部屋からどうやって出ましょうか....」
穂乃果「海未ちゃん!壁は壊せるもの、倒せるものだよ!きっと私達なら....」
9人「せーのっ!」
ドガァアアアアアアン!!!
にこ「う、嘘....体当たりしただけで壊せちゃうなんて」
希「こんな脆い作りの部屋にウチらを閉じ込めるなんて、きっとおバカさん達の仕業やろねぇ」
希「お仕置きが必要やね」ニヤリ
捕獲部隊「そこまでだ!!!」
ライフルを用いて、彼女達に攻撃が加えられた....しかし、効果はないに等しかった。
ことり「あはは、希ちゃんやりすぎだよ〜」
希「ちょっとやり過ぎちゃったかな〜」
希のわしわしで身体を砕かれ、10人いた捕獲部隊の隊員は戦闘不能になってしまった。
研究員A「ちくしょう!この研究施設から出れないぞ!」
研究員B「きっと本部がこの施設は危険と判断し、この施設にロックをかけたんですよ。開閉は全部本部のコンピュータ制御ですから、こちらのアクセスを拒否されている以上は無理です....」
研究員A「本部から当施設に彼女らを駆逐する特殊部隊を送り込むとの通達があった。こちらの出してくれという要求は無視された....くそぅ!」
研究員C「捕獲部隊の最新鋭のライフル銃が無効だったんですよ....あの部隊も兵器も世界屈指のエリート集団のはずなのに」
研究員C「それを考慮すると特殊部隊も彼女達に簡単に潰されてしまうのは明白です、むしろこの施設は1mある鉄の壁と屋根に覆われていて簡単には脱出できないはずです」
研究員B「つまり、このままこの施設に閉じ込めたままにする方が安全であると」
研究員A「彼女達は怪獣より危険かもしれないからな、絶対に外に出してはならない....」
本部「特殊部隊が到着。これより施設の施錠を解除する」
研究員A「や、やめろ!待て!開けるな、開けないでくれ、頼む!」
研究員C「ダメです、こちらの発言はすべてブロックされています....」
絵里「こんにちは!あなた達だぁれ?こんなところで何やってるのかしら。」キッ
研究員達「ひいぃいいいい!!!」
海未「彼女達は怪獣より危険?その彼女たちって私たちのことですかね、ほかに女性はいないですものね」ギロリ
真姫「ビリビリとか炎とか....よくもこの真姫ちゃんの身体にあんな酷いことしてくれたわね」
凛「おじさん達を縄で縛って逃げられないようにしたよー!」
花陽「ありがとう、凛ちゃん」ニコッ
ズゴッバキバキッドスッ....
凛「か、かよちんやり過ぎだにゃ〜、もう動かなくなっちゃったよ??」
希「あちゃー、ウチらが手をくだすまでもなかったか!」
穂乃果「みてみてー!扉空いてるよー!」
絵里「助かったわ。わざわざ扉壊さなくても出られるのね!」
すると、扉の向こうからは無数の火薬や兵器が飛んできた。爆風に巻き込まれる9人
凛「ちょっと目線が高くなったにゃ〜」
真姫「凛、ちょっとじゃないわ!だいぶよ」
花陽「うわ〜!ちっちゃいね〜、下に戦車とか兵隊さんがたくさんいるよ〜!」ニコニコ
グシャグシャバキバキバキ
笑顔で特殊部隊を踏み潰す花陽。
絵里「可愛い花陽の笑顔がこんなにドス黒く恐ろしいモノに見えたのは初めてよ....」
凛「凛はこっちのかよちんも大好きにゃ〜♡」ダキッ
花陽「凛ちゃん苦しいよぉ〜」
特殊部隊の攻撃を喰らい、その爆風をエネルギーとして吸収、100倍サイズに巨大化したμ'sのメンバー達。
9人が少し歩くと市街地に。しかし、そこには100mを越える巨大な怪獣が5体もいた。奴らは街を破壊し、人を貪っていた....
花陽「あの怪獣、美味しそう....」
絵里「私も同感よ花陽。あんな見た目はグロテスクなのに今すぐかぶりつきたいくらい美味しそうに見えるのは気のせいかしら?」
凛「いっくにゃ〜!」
花陽「」ガシッ
怪獣「グワァアアアアアアア!!!」
花陽に触られただけで、怪獣は気絶してしまった。研究員達が狙っていたカヨチンの成分は怪獣にとって猛毒なので、その成分が身体中に充満している花陽に触られると怪獣は身動きが取れなくなってしまうのだった。
花陽「いっただっきまーす!!!」
人類の兵器では歯が立たず、人を喰ってしまう怪獣....その怪獣を襲って貪るように食べる少女達、、、その光景を見た人々は恐ろしさのあまり立てなくなってしまったという....
怪獣は必死に逃げ回るが、結局は少女達に捕まって餌食にされてしまうのだ。その間に街が次々と破壊されていく。
カヨチンの成分は、怪獣に対する貪食作用が強烈で、それを体内に宿しているμ'sのメンバーは、怪獣を見つけ次第瞬時に襲いかかる性質を兼ね備えていた。
怪獣を食べ続けて数日後、エネルギーを蓄え続けたμ'sのメンバー達は20000倍にまで巨大化した。それでも怪獣は地下からたくさん湧いてくる。
怪獣は人を食べて成長する....μ'sのメンバーはその怪獣を食べてしまう....つまりμ'sのメンバーが怪獣を育てるために必要なのは....おっと。口が滑ってしまったようだ。
希「さーて、この街がいいかな?無傷みたいだし!」ニヤニヤ
200mを越えるビルがたくさん立ち並ぶ巨大なメトロポリス。だが、その街は数分後に終焉を迎えることになる....
ゴゴゴゴゴゴゴ....
絵里「希ー!こんな感じでいいかしら??」
絵里は、深さ300mほどの溝を指で掘った。直径は10㎞、彼女達にとっては50㎝ほどの大きさの円だ。
その過程で、無数の建物が絵里の指にすり潰された....
人類はおろか、この溝の深さだと怪獣も脱出できないのだった。
もはや街は逃げ場のない処刑場と化してしまった。
希「ほな、怪獣入れるでー!」
希、にこ、絵里はポケットから大量の生きた怪獣を出すと、巨大な溝に囲まれてしまった街の中に放り込んだ。
希「にこっち、例のアレ、お願いな!」
にこ「このスーパーアイドルにこにーに任せなさい!にっこにっこに〜♡」
にこが目からビームを放出し、瞬時に街は炎に包まれた。
街を炭火がわりにして、怪獣の焼肉を楽しむのだ。
希「えりち、あ〜ん♡こんがり焼けた怪獣さんの尻尾は格別よね〜」
にこ「見た目はキツイけど、この味はクセになり過ぎてやめられないわね〜〜」
絵里「やっぱり街が炭火がわりだと怪獣の香りも引き立って最高よね〜!」
希「そういえばにこっち、最近怪獣ゲームは真姫ちゃんとやってないの??」
にこ「やりたいけどにこたちが大きくなり過ぎちゃってできないのよね〜」
絵里「怪獣を2人で口に咥えてどっちがたくさん食べれるかっていう某ポッ◯ーゲームみたいなアレよね!」
希「怪獣も大きくて1㎝くらいだもんね、でも最近1日に5000匹とかザラに取れるから当分食料は大丈夫やね♪」
ーーその頃ニューヨーク
「うわぁああああ!!!悪魔だぁあああ!!!逃げろー!!!」
怪獣たち「グワァアアアアアアア!」(悲鳴)
ズシィイイイイイン!!!
花陽「ふふふ、怪獣さんも小人さん達も、み〜んな逃がしませんよ??」
花陽が10㎞上空から街を見下ろす。超巨大な影に街が覆われる。地上にいた人々は、もうこの世の終わりだと思い込み、大半が逃げるのをやめていた。
舌を地面に垂らすと、200mを越える巨大なビルも、人々も、無数の怪獣たちも、み〜んな花陽の餌食になってしまった。
花陽「」ムシャムシャゴックン
凛「かよち〜ん!あっちでも怪獣たくさん捕まえたよー!」
真姫「ほかのところのよりも脂身がのってて美味しいのよ!見つけた真姫ちゃんに感謝してよね」
凛「真姫ちゃん偉いにゃ〜」ダキッ
真姫「ちょっと凛、苦しいわよ〜」
ことり「美味しそうな怪獣さんたちですねぇ〜、ことりのおやつにしちゃうぞー!!!」
怪獣たち「ギャアアアアアア!!!」
海未「うわっ?!」ブチッ
海未「なぜなのですー?!!!怪獣を口に入れようとするといつも潰れてしまうんです....」
穂乃果「海未ちゃん力加えすぎだよー、ホラ!穂乃果があーんしてあげる!」
海未「ほ、穂乃果がくれた怪獣さん、お、美味しいです///」
穂乃果「ありがと海未ちゃん♡」ダキッ
海未「街が、人々がたくさんこちらを見ているのに、壊しちゃいけないはずなのに....」ドキドキ
ズドドドドド....ペロペロ
海未「美味しいです....街も怪獣さんたちも、、、みんな私の舌を癒してくれます///」
海未「もうやめられませんね....」
おしまい